ぐるっと流山 初石公民館 史跡巡り 野々下・長崎を歩く

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ページ番号1052048  更新日 令和7年11月27日

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史跡巡り

 令和7年11月17日(月曜日)、初石公民館で史跡巡り「野々下・長崎を歩く」が開催されました。郷土史研究家の石井義宣さんを講師に迎え、流山セントラルパーク駅から、浄蓮寺、春山寺、天形星神社、四重の野馬土手跡を3時間ほどで巡りました。
 浄蓮寺に向かう途中、諏訪道の水切り場について説明がありました。布施から流山まで馬の背で鰻を運び、複数の水切り場で、弱った鰻に水を与え元気にさせていたとのことです。昔から鰻は高価で大切にされていたことがわかります。

史跡巡り

 浄蓮寺は、寛永8年創設と伝わる日蓮宗の寺院です。江戸時代中期以降に、眼病平癒に霊験あらたかな日朝上人を奉安し「野々下の日朝さま」として江戸市中からも信徒の参拝を受けたと説明がありました。そして、本堂内で江戸時代から保管されている多くの絵馬を見せていただきました。ほとんどの絵馬は眼病平癒を感謝して奉納された絵馬で、当時流山にいた絵師たちがこの絵馬を描いていたとのことです。

史跡巡り

 春山寺は、天文年間(1532~55年)の創建で本尊は十一面観音の曹洞宗の寺です。福徳円満の神である、流山七福神の布袋尊を祀っています。布袋尊は、中国唐代の僧で大きな布袋を担いでお布施を集めたことから「布袋和尚」と呼ばれました。隣の厄除け大師と併せて拝むと厄除け福徳開運が得られると説明がありました。

史跡巡り

 天形星神社は全国でも唯一の珍しい神社名で、社号の天形星は道教で木星を意味し、疫鬼を退ける神と説明がありました。境内には、小金牧や佐倉牧の新田開発に非常に尽力した旗本の岩本岩見守を祀る岩本大明神があり、小さな社ながら地元の人々に大切に祀られていました。最後に、小金牧で長崎1丁目にのみ残っていた3つの堀と4つの土手から成る四重の野馬土手を見学しましたが、住宅開発で無くなっているとのことです。住宅街を抜け、日光東往還に沿いに豊四季駅へ向かい今回の史跡巡りを終えました。

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