ぐるっと流山　市民ギャラリー　流山市展受賞作品展その1

　令和7年10月3日（金曜日）まで、市役所1階の市民ギャラリーで「流山市展受賞作品展その1」が開催されています。展示されている作品は、さわやかちば県民プラザ（柏市）で7月に開催された「第45回流山市展」の受賞作品です。
　流山市展は、流山市美術家協会主催の絵画・工芸・彫刻などの美術展です。45回目となる今回は、絵画作品101点、工芸・彫刻作品11点、計112点の作品が出品されました。

　今月の展示は、流山市議会議長賞「お祭りにいくよ～」（油彩画・佐久間静志さん）、流山市教育長賞「小径　柏の葉公園」（水彩画・齊藤重幸さん）、流山市美術家協会奨励賞「スイス アルプス」（油彩画・田川智津子さん）、会員奨励賞「雪雲走る七尾線（能登）」（水彩画・前田敬さん）、審査員「彫金 透し彫り クワズイモ」（彫金・俊晶子さん）、審査員「祝旗」（油絵・塚田千枝）の6作品が展示されています。
 

　協会員の金井直美さんは、「今回もバラエティに富んだ作品の数々となりました。市議会議長賞の作品は、子どもの可愛さがとてもよく表現されていて、その点が評価されました。教育長賞の作品は、描写力が非常に優れていて、上手い、の一言でした。」と評価されました。

　会員奨励賞については、「80人いる協会員の中で、4人しか選ばれないだけあって、上手さの光る作品です。災害があった能登ですが、雪雲を抜けた先に明るい未来が待っているかのようなメッセージを感じました」とおっしゃっていました。また、審査員の塚田さんは、自身の作品について、「房総の野島埼灯台をバックに、漁師さんの祝旗（いわいはた）を描きました。大漁祈願や海上の安全を願うために祝い事をする風習に思いを馳せて描きました」と話しました。
 

　受賞作品展は、10月と11月にも開催され、月ごとに作品の展示替えを行います。10月の展示は、6日（月曜日）から31日（金曜日）までの平日、8時30分から17時15分（最終日は16時）まで展示予定です。ぜひ、ご覧ください。