ぐるっと流山 再就職・転職応援講座 もう一度チャレンジ! 働きたいアナタのための再就職・転職講座

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ページ番号1051626  更新日 令和7年10月20日

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講座の様子

 令和7年10月2日(木曜日)、南流山センターで「再就職・転職応援講座 もう一度チャレンジ! 働きたいあなたのための再就職・転職講座」が開催されました。講師には、特定非営利活動法人ジェンダー平等Labota理事長であり、キャリアコンサルタントの岡智子さんをお迎えし、11名の市民が参加しました。
 講座では、再就職・転職に向けたさまざまなお話を伺いました。まずは「マインド」「スキル」「サポート」の3つの観点から講義があり、「就職とは、良い仕事と良い人のマッチングである」との説明がありました。
 講師が「良い仕事とはどんな仕事ですか?」と参加者に問いかけると、「自分の都合で働ける仕事」「やりたいことができる仕事」「良好な人間関係がある職場」など、参加者それぞれ異なる答えが返ってきました。企業側も「良い人材」を求める際、土日勤務が可能な人、Excelが使える人、長時間勤務ができる人など、求める条件は企業によって異なります。双方の希望がうまくマッチしないと、良い再就職にはつながらないというお話でした。

受講者に語り掛ける様子

 続いて、これまでの仕事を振り返る自己分析のワークを行いました。地域活動やPTA役員、アルバイトなどもキャリアの一部とされ、自己分析では「これまで何をしてきたか」「何ができるか」を振り返り、自分の強みを知ることが重要であること、また、「何がしたいか」を考えることも大切で、賃金だけでなく、今後の人生をどう過ごしたいかという視点も必要だと話されました。
 その後は、働く条件の整理と応募先の探し方についての説明がありました。仕事内容や扱う商品・サービス、働き方、勤務条件、職場環境、通勤時間などの条件は、環境によって変化することもあるとのことです。現在、求人情報の多くはインターネット上にありますが、企業の公式ホームページでも募集している場合があるため、気になる企業のホームページを確認することが勧められました。インターネット以外にも、紙媒体の求人誌や広報誌、公的機関のハローワーク、マザーズハローワーク、東京しごとセンターなども活用できます。また、以前の職場の同僚や取引先など、人的ネットワークを通じて情報を得ることも可能です。
 履歴書と職務経歴書の書き方についても、具体的な説明がありました。最近では、手書きだけでなく、インターネットからダウンロードできる様式も多く、ITスキルをアピールする手段として活用できます。書類作成の際は、自分が伝えたいことではなく、相手が知りたいことを、分かりやすく相手目線で書くことが重要です。一貫性を持たせ、数字や具体的なエピソードを交えると効果的です。
 面接のポイントについても説明がありました。面接に進んだ時点で一次審査は通過しているため、自信を持って臨むことが大切です。時間厳守、挨拶、身だしなみなど、基本的なマナーを守ることが求められます。応答では、簡潔に話すこと、語尾までしっかり話すことで好印象につながります。
最近増えているオンライン面接については、通信環境の事前確認や、スマートフォンではなくパソコンの使用が推奨されました。参加者からは、カメラの位置やライトの使い方など、実体験に基づくアドバイスも共有されました。
 面接でよく聞かれる質問への対応についても触れられました。志望動機やこれまでの経歴、長所・短所などを聞かれた際、短所だけを話して終わらないようにすることがポイントです。残業に関する質問には、「まったくできない」と答えるのではなく、「一週間前に連絡をもらえれば対応可能です」「在宅で対応できる場合は可能です」など、代替案を用意しておくと良いとのことでした。

受講者が挙手する様子

 質疑応答では、実践的な質問が数多く挙がり、講師から一つ一つ、対応や答え方のアドバイスなどがありました。講座後のアンケートでは「職務経歴書を書いたことがなかったので知ることができて良かった」、「実践的なことを知ることができた」など、参考になったという感想を多くいただきました。

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