ぐるっと流山 里親家庭の思いが詰まった絵本「であってかぞく」が発行

このページの情報をXでポストできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1051595  更新日 令和7年10月17日

印刷大きな文字で印刷

集合写真

 令和7年10月1日、特別養子縁組をした両親らと暮らす県内に在住のNOA(ノア)さん(8)を中心に制作された絵本「であってかぞく」が発行されました。この絵本は、ノアさんが考えたストーリーに、市内在住のにじみ絵講師・作家として活動する宗像美由紀さん、ノアさんと同様に家族となった妹のMARIN(マリン)さん(6)、そしてノアさんの3人で描いたイラストを合わせて制作されました。宗像さんは「「であってかぞく」の制作にあたりましては、ノアさんとマリンさんと一緒に、分かりやすく、伝わりやすく、を意識して描きました」とイラスト制作を振り返りました。

ステージイベント

 同月13日には、流山おおたかの森駅南口の森のまち広場で開催された「みっけフェスタ2025autumn」において、「NOAとMARINのほんやさん」のブースで絵本が販売されるとともに、ノアさんとマリンさんによるステージイベントも開催されました。
 ステージイベントでは、小学生の二人が体の半分以上が隠れる大きさのイラストボードを使った「であってかぞく」の読み聞かせを披露。読み終えた時には、会場は盛大な拍手に包まれました。

ノアさん、マリンさん

 ノアさんは、この絵本をどういう人に読んでほしいかという質問に「里親さんのお家で暮らすこどもがいることを知ってもらいたくて絵本を作りました。自分たちと同じくらいの子に読んでもらいたいです。また、自分たちと同じく里親さんのお家で暮らしている子にも読んでもらいたいです。その子たちのモヤモヤが晴れて、自分だけじゃないと思ってほしいです」と答えました。また、マリンさんからも「みんなが里親の制度を知ってくれると嬉しいです」とお話がありました。

であってかぞく表紙

 二人の母親のあかねさんは「以前、娘が友達に両親が里親であることを話した際、娘は友達から「かわいそう」と心配されたそうです。その時から娘の中には里親制度をみんなに知ってもらいたいという気持ちが芽生えたと思います。その後、家族で海外へ行った際、里親家庭に対しての理解が進んでいると感じ、日本でも同じように、里親家庭への理解が進んで欲しいと考えるようになりました。ぜひ、里子や養子のみなさんが、当たり前のように自分の家族のことを周囲に話せる環境・周囲の理解が進んでいくように、多くの方にこの絵本を読んでもらえると大変嬉しく思います」と発行のきっかけとなった体験や絵本に込めた願いを語りました。

ミッケフェスタ様子

 里親月間である10月に合わせ発行された、里親家庭の思いが詰まった絵本「であってかぞく」は、1,100円(税込)で、流山おおたかの森駅下のこかげテラス内にある、スキルのセレクトショップ「mikke!」で11月末まで販売中。オンラインでも購入できます(オンラインの場合は別途送料がかかります)。
 売り上げは、ノアさんの希望で、里親会で実施する里子のみなさんのためのイベントに使われます。

ご意見をお聞かせください

このページに問題点はありましたか?
(複数回答可)


このページに関するお問い合わせ

子ども家庭部 子ども家庭課
〒270-0192 流山市平和台1丁目1番地の1 第2庁舎2階
電話:04-7150-6082 ファクス:04-7158-6696
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。