ぐるっと流山 第47回『私の思い』~中学生の主張~千葉県大会におおぐろの森中学校の生徒が出場

令和7年9月15日(月・祝)、蘇我コミュニティーセンターで「第47回『私の思い』~中学生の主張~千葉県大会」が開催され、千葉県内の中学校から応募された925点の中から選ばれた12名の生徒が、自分の思いを一人ひとりの言葉で力強く発表しました。
おおぐろの森中学校から3年生の松尾さんが出場し、全体の最後となる12番目の発表で緊張感が漂う中、堂々とした姿で自分の思いを会場に届けました。

松尾さんは、『私を救った嫌いな自分』というテーマで、自分自身について悩み、乗り越えた経験から、「自分自身を認め、自分らしく前向きに生きること」を主張しました。
「全てを完璧にこなさなくても、頑張っている自分を認め、「私はこう思う、こうしたい」ということがあったら人に伝え、「自分」も「相手」も大切にしながら人と関わることができるようになりました。」
その言葉からは、自分のことを認めたことで得た強さと、松尾さんのどこまでも他人のことを想う優しさが伝わってきました。
自分の思いを他者に伝えることは決して簡単ではありませんが、自分の思いを誰かに伝えようとする勇気とその思いを言葉にする力、そして自分の思いを言葉に乗せて表現する力が求められます。発表者の皆さんは、そのすべてを備えた、心に残る素晴らしい発表をしました。

【要約】
私は、学校に行けないほど自分を嫌い、何をしてもネガティブに考えてしまう時期がありました。支えてくれる両親に申し訳なく思い、自分を責め続けて苦しんでいました。しかし、そんな中でも懸命に支えてくれる両親の姿を目の当たりにしたことで、「私は変わりたい。」「こんな自分から抜け出したい。」という思いが膨らみ、匿名で相談できるサイトに勇気を出して悩みを打ち明けました。

すると、「あなたは毎日頑張っているし、よく気持ちがわかるよ。」「辛いのは自分なのに、周りのことまで考えているあなたは優しいね。」と私がかけてほしかった優しい言葉ばかりが返ってきて、心が軽くなりました。その経験を通して、完璧を求めすぎることや、人に気を使いすぎる自分が、心を疲れさせていたことに気づきました。私は、完璧でなくても自分を認め、自分の気持ちを大切にしながら人と関わることを意識するようになりました。これからも落ち込むことがあっても、過去の自分を思い出し、「自分らしく」前向きに生きていきたいと思います。
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