ぐるっと流山　令和7年度第2回家庭教育講座

　令和7年11月15日（土曜日）、流山市文化会館ホールに「株式会社あにもる」代表取締役の市川正喜さんを講師にお招きし、「夢を声に出して話そう　～夢はどうしたらかなう？～」のテーマで「令和7年度第2回家庭教育講座」が開催されました。流山市内29小中学校の保護者と児童・生徒、市内に在住する一般の方々44名が参加しました。

　市川さんは流山市の出身で、子どもの頃からの夢であった動物園の経営を実現し、「まちの動物園」の名で移動動物園を各地で開催しています。子どもの頃には誰もが将来の夢を持っていたはずですが、いつの間にか忘れてしまっているのが、現実ではないでしょうか。市川さんは、夢を周りの人に話すことにより常に自分の将来を意識し、結果的に夢の実現につなげられたとのことでした。

　講演後は、駐車場に開設された「まちの動物園」で、ウサギ、モルモット、ヤギ、カピバラとのふれあいと餌やりを体験しました。天候にもめぐまれ、秋の青空の下、思う存分動物との触れ合いを楽しむことができ、こどもたちも大いに楽しめたようでした。その後、動物クイズを行い、正解・不正解に一喜一憂しながらも、最後には動物シールが全員に配られ、市川さんに子どもたちからお礼の挨拶をして締めくくりました。

　参加した方々からは、「夢を持つことの大切さに改めて気づかされた」「動物に対する愛情を感じた」などの意見を寄せられました。子どもの参加者からは、「将来の夢について考えてみようと思った」「獣医になろうと思った」などの感想がありました。子どもの将来の夢について、親子で話し合う良い機会にしていただきたいです。
　次回の家庭教育講座は、令和8年2月21日（土曜日）に国立病院機構久里浜医療センターの北湯口先生を講師にお迎えし、こどものネットやスマホゲーム依存についてお話しいただく予定です。