ぐるっと流山 利根運河周辺の庚申塔巡り(R7秋)

令和7年10月17日(金曜日)、利根運河交流館主催の、学芸員と歩く利根運河「利根運河周辺の庚申塔巡り」が開催されました。
7基の庚申塔(こうしんとう)がある西深井の浄観寺に集合し、市立博物館学芸員の案内で、三社大神や浅間神社(西深井)、路傍の庚申塔など8カ所25基を見学しました。

庚申(かのえさる)の日は60日に一度、年に6回あり、開催日はちょうどその前日にあたりました。庚申塔は中国の道教「三尸(さんし)の説」に由来し、江戸時代に長寿や延命を願って行った「庚申講」の記念塔で、様々な形をした三猿や邪鬼、青面金剛などが掘られ、江戸時代のアートとも言われています。

利根運河近くの東深井・西深井地区は、流山市内で一番庚申塔が多い地区で、浄観寺参道にある珍しい線刻の猿田彦大神像の庚申塔など、1体1体説明を聞きながら見学しました。参加者からは「庚申塔の細部にわたる解説がよい」「場所が確認できて良かった」などと好評でした。

ほかにも、千葉県指定文化財の安蒜家板石塔婆(板碑)も見学し、最後に富士塚のある浅間神社で解散しました。
利根運河交流館では、庚申塔MAPをはじめ、散策MAPを各種作成し、同館と運河駅ギャラリ-で配布していますので、ぜひご活用ください。また、今後も「冬の野鳥観察会」など、四季折々の利根運河を楽しむ様々な散策ツアーの開催を予定しています。
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