ぐるっと流山 ユニセフ平和教室

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ページ番号1020105  更新日 平成30年11月28日

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写真:講師の鮫田さん

 平成30年11月26日(月曜日)、長崎小学校と小山小学校で5年生を対象に「ユニセフ平和教室」を実施しました。今回は、千葉県ユニセフ協会の福本さん、鮫田さんを講師に迎え、ユニセフの活動や世界の子どもたちについてのお話しがありました。

写真:講師の鮫田さん2

 最初に、DVD「ユニセフと地球のともだち」を視聴し、栄養不良によって5歳に満たないで亡くなる子どもたちが多くいることや予防接種が受けられないこと、学校に行けずに働いている子どもがいることを知り、児童たちは驚いていました。日本では当たり前のことが、世界では当たり前ではなく、そのような中で苦しみながら生きている子どもたちがたくさんいることを児童たちは学びました。

写真:講義に聞き入る児童たち

 次に、鮫田さんから水の大切さの説明がありました。水は人間にとって欠くことのできないものですが、全世界の人口約75億人のうち、池の水などの未処理水を使用しなければならない人が1億5千万人もいること、約8億人は外で用を足していることを知り、自分たちがいかに幸せであるかを実感したようでした。

写真:地雷のサンプル

 続いて、ネパールで子どもたちが水を汲むのに使っている水がめを実際に使い、水汲みの大変さを体験しました。水を入れると、重さは約15キロにもなり、児童たちからは、「子どもではとても持ち運べない重さ」などの声が上がりました。福本さんからは、レプリカの地雷を用いた、さまざまな種類の対人地雷の説明がありました。地雷は、安価なものだと1個100円くらいで作れ、まだ世界には約5千万個埋まっており、今も70分に1人の割合で地雷を踏まれている現状があります。

写真:講座の感想を話す児童

 被害に遭うのは子どもが多く、被害にあった子どもたちは後遺症を負って生きている話を聞き、児童たちは地雷の残酷さを感じていました。平和教室を終えた児童からは、「地雷がこんなに簡単に作られて多くの子どもたちが被害に遭っていることを知り、簡単に作られない平和な世界になれるように呼び掛けたい。」などの意見が出てきました。
 市では今後も、さまざまな形で平和について学ぶ機会を設けていきたいと考えています。

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