ぐるっと流山 流山市合唱連盟設立30周年記念演奏会

令和8年6月28日(日曜日)、文化会館で流山市合唱連盟(流山市文化協会コーラス部)主催の「流山市合唱連盟設立30周年記念演奏会」が開催されました。
合唱連盟には現在14団体が所属しており、本演奏会は合唱連盟の総力を結集させての開催となりました。
演奏会は3部構成となっており、井崎市長からの祝辞が寄せられた後、第1ステージが開演しました。

第1ステージ「合唱連盟の歴史を辿るアラカルト」では、合唱連盟が大切に歌いつないできた4曲、「流山市民の歌」「空だった」「ほらね、」「リフレイン」が披露されました。
本演奏会の実行委員長である宇田川吾郎さんの指揮に合わせて、今回の演奏会のために結成された記念合唱団による「流山市民の歌」が披露された後、宇田川実行委員長から開催に当たりご協力いただいた関係各位の皆様へのお礼の挨拶がありました。

流山少年少女合唱団も加わり披露された「空だった」は、流山市合唱連盟設立10周年記念事業として作曲された作品で、「流山市民の歌」と並んで合唱連盟が毎年開催する合唱祭で披露してきた歴史のある1曲です。
その後2曲続けて披露された「ほらね、」「リフレイン」においても、混声合唱団の美しい歌声が響きわたり、合唱連盟のこれまでの歴史を感じることができるステージでした。

第2ステージは、流山少年少女合唱団による招待演奏で、童声(女声)合唱組曲「あめつちのうた」が披露されました。同曲は、「空のうた」「樹のうた」「風のうた」「水のうた」の4曲で構成されており、多くの合唱団で愛唱されている作品です。
今回の演奏では、ピアノに加え、合唱連盟の初代理事長でもある指揮者の唐沢昌伸氏(現 合唱連盟顧問)が考案した、「パイプオルガン風」キーボードが用いられました。

流山少年少女合唱団の伸びやかで生き生きとした歌声に、来場者からは大きな拍手が寄せられました。合唱団児童によるユーモアあふれる挨拶に会場が和んだ後、アンコールに応えて、やなせたかし氏作詞の1曲「ありがとう野菜」が披露されました。私たちの糧となってくれる野菜に対する感謝を親しみやすい歌詞とテンポの良いメロディーで表現した同曲を元気いっぱいに歌う合唱団の児童生徒たちの姿を見て、会場は温かい笑顔に包まれていました。

第3ステージでは、本演奏会のために創作された新作組曲「混声合唱とピアノのためのラプソディ 流山 ふるさとの呼ぶ声」が初披露されました。同組曲は、流山に伝わる6つの民話をモチーフにして作られた、「ながれやま縁起」、「龍の棲む沼」、「ねぼう観音」、「波斯(ペルシャ)の馬」、「ビン小僧がつかまった」、「おおたかの空」の6曲で構成されており、演奏時間が40分にもわたる大作です。

「ねぼう観音」は、酒盛りに夢中になった観音さまが夜更け頃に眠ってしまい、天上会議に寝坊する様子をコミカルに描いた1曲です。「ビン小僧がつかまった」は、ミュージカル風で江戸活劇を観ているようなテンポの良い曲調、「おおたかの空」は、オオタカが大空を悠々と飛んでいる様子を連想させるような、優雅で壮大なメロディーが特徴の1曲です。それぞれに個性がある6曲を記念合唱団が豊かな表現力で歌い上げ、聴きごたえのある組曲となっていました。

演奏終了後、同組曲の構成・作曲を担当した作曲家の猪間道明先生がステージに上がると、来場者からはこの日一番の拍手が寄せられました。最後に、アンコールとして「流山市民の歌」を会場全体で合唱した後、合唱連盟の原洋子理事長から改めて来場者と関係各位の皆様へのお礼の挨拶と、合唱連盟の今後の活動として、流山市文化祭での催し「第34回流山市合唱祭」の案内があり、演奏会は終演となりました。

来場者からは、「本当に素晴らしい演奏会でした。ふるさと流山の良さを感じるひとときとなりました。」「出演者の皆さんの美しく生き生きとした歌声に心が洗われる思いでした」などの声がありました。
本演奏会は「流山市市制施行60周年記念事業」にも位置付けられており、市も開催の協力を行ったものです。
本演奏会の様子は、およそ1カ月後に動画共有サイト「YouTube」にて一般公開される予定です。
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