ぐるっと流山　第67回流山市文化祭（邦楽三曲演奏会、写真部・華道部・手工芸部作品展）

　 令和4年11月13日（日曜日）、流山市文化会館で「邦楽三曲演奏会」が開催されました。
 　主催の流山市邦楽三曲会（流山市文化協会邦楽三曲部）は流山市内や近郊で箏や三絃、尺八を教授する団体です。

　流山市邦楽三曲会が創立45周年を迎える今年は、「曙菅垣」や「平和の山河」など14の曲目が披露されました。箏や尺八、三絃や十七絃の伝統的な楽器が登場し、古典的な曲はもちろんテンポの速い曲など、来場者は多彩な邦楽の演奏を楽しみました。

　同じ流山市文化協会に所属する洋舞部のメンバーが箏の演奏に臨んだ「春風の刻」は、さまざまな変化が起きる春をイメージし、爽やかな風、穏やかな風、寒さが残る激しく強い風をその曲調で表現した曲です。
　演奏に参加した洋舞部の女性は、「半年くらい練習をしました。うまく弾くことができてよかったです」と朗らかに話してくれました。

　また、11月19日（土曜日）から22日（火曜日）まで、生涯学習センター（流山エルズ）で写真展、華道展、手工芸展が開催されました。展示会場には多くの来場者が訪れ、出品された作品の数々を興味深く鑑賞していました。

　写真展の会場には、個々の部員がそれぞれの感性と目線で捉えた自由作品18点と、「雲」をテーマに撮影した課題作品18点の写真が展示されました。
　華道展の会場には、発泡ブロックを組み込んで生けた迫力のある作品や、10種類以上の花材を組み合わせた色鮮やかな作品など13点の作品が展示され、来場者の目を楽しませていました。

　手工芸展の会場には、洋裁・和裁・編み物・和紙絵・刺しゅう・リボンアートフラワー・蔓工芸・ちりめん細工など、ジャンルもさまざまな作品が約60点展示されました。会場を訪れた方々は、丁寧に作られた作品を熱心に鑑賞していました。