ぐるっと流山 第406回サロンコンサート
令和4年11月25日(金曜日)、文化会館で第406回サロンコンサートが開催されました。「悲劇のヒロインたち 不朽のオペラアリア 」と題した、ソプラノとピアノによるコンサートです。
この日は、「ピアノのための10の小品」 より「 モンタギュー家とキャプレット家」、「カプレーティ家とモンテッキ家」 より「 ああ、幾度か」、「トスカ」 より「 歌に生き恋に生き」、「ラ・ボエーム」 より 「私の名はミミ」、「椿姫」 より「 乾杯の歌」、「椿姫」 より 「さようなら過ぎ去った日よ」の全6曲が披露されました。
最初に披露された「 モンタギュー家とキャプレット家」は、誰もが一度は耳にしたことがある名曲ではないでしょうか。ピアノ独奏で、シェークスピアによる悲劇「ロメオとジュリエット」に基づき2つの家の対立が描かれています。軽やかなメロディーの中に、ずっしりとした低音の音色が会場に響き渡りました。
3曲目に披露された「歌に生き恋に生き」は、歌姫のトスカが絶望と悲しみの中で、過酷な運命を訴える曲です。感情を込めて歌う姿に、思わず感情移入してしまうほど、観客は終始魅了されました。ピアノの調べに乗せて美しく響くソプラノの歌声は圧巻でした。
5曲目に披露された「 乾杯の歌」は、人生の喜びと儚さを高らかに歌う曲です。ピアノの軽快なリズムから始まり、曲の終盤は二人のソプラノによって盛り上がりを見せ、観客は圧倒されました。
最後に演奏された「さようなら過ぎ去った日よ」では、観客は悲痛な思いを訴えかけるような様子に目が釘付けになり、曲が終わると盛大な拍手を送っていました。
来場された方からは、「ソプラノの圧倒的な歌声に興奮し、きれいな音色のピアノ演奏にとても癒されました。演奏が聴けて良かったです」と喜びの声が聞かれました。
次回のコンサートは、12月16日(金曜日)、12時15分から12時45分まで、文化会館で開催予定です。「大河ドラマ・幕末から維新 新しい時を求めて 」と題してお送りします。入場は無料ですので、ぜひご鑑賞ください。
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