ぐるっと流山　流山子どもミュージカル第14回公演「夜空の虹」

　7月30日（日曜日）、文化会館で流山子どもミュージカルの第14回公演「夜空の虹」が上演されました。同公演は流山子どもミュージカルが毎年行っている定期公演で、この日は、午前の部、午後の部合わせておよそ1,100人の来場者が、団員の子どもたちが1年間の練習して作り上げてきた、心温まるストーリーの本格的な舞台を楽しみました。

　今回の演目は、児童劇団「大きな夢」のオリジナルミュージカルである「夜空の虹」。やさしさ・勇気・思いやりがテーマのミュージカルです。あるお屋敷に集められた、世界各国からたくさんの人形たちのところにやってきた、粘土人形のアンナ。新入りでつらい思いをするアンナと、屋根裏に住むねずみのムームの間に広がる、切なくてやさしい心の物語を描きます。

　現在、同団体には、市内のほか、松戸市や柏市などの6歳から13歳の小中学生26人が在籍。毎週金曜日に生涯学習センター（流山エルズ）などで稽古を重ねています。初心者で始めた団員も、今回のステージには17人いたそうです。本番を控え、緊張のあまり夜眠れなかったり、熱を出してしまったりした子もいたそうでしたが、当日の舞台では今までの練習の成果を存分に披露していました。堂々とした演技に、会場からも温かい拍手が送られていました。

　同団体では、8月4日（金曜日）にはミュージカル体験会を予定。今回上演された「夜空の虹」のワンシーンを題材に、イギリスやアメリカでダンスを学んだ講師から本格的なダンス指導や歌唱・演技指導を受けます。体験の最後には、実際に舞台の上で歌って踊ることができます。参加費は無料。参加申し込みや入団に関するお問い合わせはnagareyamakm.info@gmail.comまで。