ぐるっと流山 森の図書館企画展 見て触って調べよう 身近なユニバーサルデザイン展
平成29年7月31日(月曜日)まで、森の図書館では企画展「見て触って調べよう 身近なユニバーサルデザイン展」を開催中です。平成28年度に障害者差別解消法が施行され、全ての人が障害の有無によって分け隔てられることのない「共生社会」の実現を図書館でも求められています。これをもとに平成28年12月には、森の図書館で障害者と図書館を繋ぐ企画展を開催。多くの方が来場し話題となりました。今回の企画では、全ての人が使いやすいデザイン「ユニバーサルデザイン」に注目し展示が行われています。
ユニバーサルデザインとは何でしょうか。この展示では、そんな基本的な知識を始めとし、8つのテーマをパネルにして、ギャラリーのガラスケース内で展示しています。その他、図書館内の特設展示コーナーでは、「さわれるユニバーサルデザイン」として、私たちの生活に身近なグッズを展示。また、夏休み直前のこの時期に合わせ、小・中学生の自由研究としても役立ててもらおうと、展示に関する図書館資料の紹介や、調べ方案内(パスファインダー)を配布しています。
パネル展示では、家の中で見られるものや、市内の公共施設、千葉県内での取り組み、東京オリンピック・パラリンピックに向けた国の対策を写真や絵で紹介。また、市内を走る鉄道会社に協力いただき、流山おおたかの森駅に注目した鉄道会社の取り組みも写真付きでまとめられています。市のホームページをご覧になったことがある方は、すでにお気づきかもしれません。市のホームページでは、文字サイズを自由に変更できるほか、背景色や文字色を変えるボタンがあります。これも視力が弱い方や色覚異常の方など全ての人に読みやすい工夫がされた、ユニバーサルデザインです。
「さわれるユニバーサルデザイン」コーナーでは、手押し車や多点杖、牛乳パックの切り欠き、ペットボトルのへこみなどを実際に触って確かめることができます。展示をご覧になった方々から、特に注目を集めているのが「多点杖」です。通常の一点で支える杖よりも、四点で支える杖は安定感が違います。また、杖置き場にも困りません。「これはとても良いですね。ぜひ買いたいくらいです」と男性からの声が聞かれました。
各説明文は、分かりやすく易しい言葉が使われているため、小学生のお子さんから大人の方までご覧いただける、夏休みにぴったりの企画展です。森の図書館ギャラリーガラス展示ケースおよび森の図書館内を会場に、7月31日(月曜日)までの、9時30分から20時の間(10日・18日は休館。日・月曜、祝日は17時まで)開催しています。お問い合わせは、森の図書館(電話04-7252-3200)へ。
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