ぐるっと流山 子どもアート交流企画

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ページ番号1019064  更新日 平成30年7月27日

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紙コップで巨大彫刻をつくろう

写真:挨拶する教育長

 平成30年7月24日(火曜日)、おおたかの森センターで子どもアート交流企画「紙コップで巨大彫刻をつくろう」が行われました。この催しは、アートのワークショップを通じて姉妹都市交流を行おうと企画され、当日は公募による流山市の小学生約30人と、石川県能登町の5・6年生30人が協力して紙コップで巨大彫刻を作り上げました。当日は、運営のお手伝いとして地域のボランティアの方にもお手伝いいただきました。

写真:説明する講師の柳原さん

 はじめに、後田教育長から「待ちに待った能登町と流山市の子ども達が交流する日です。一緒に作業することでより一層友だちになれると思います。今日は柳原絵夢さんのもとめずらしい紙コップの彫刻をつくります」と挨拶がありました。続いて能登町の児童を代表して柳田小学校の田尻菜々さんが「流山市は能登町とは違うけど、いろいろ良いところがあると思います。今日は、交流し、学習し、楽しみたいと思います」と挨拶しました。

写真:輪になって作業の準備

 講師は、女子美術大学芸術学部美術学科の非常勤講師を務めた経歴を持ち、現在美術作家を志す若手作家による一般社団法人アプリュスの代表である彫刻家の柳原絵夢さん。「今日、大事なのは協力することです。協力することで一人では出来ないことも出来るようになります」と説明があると、早速子どもたち一人一人に約100個の紙コップが渡されます。

写真:組み立て作業開始

 まず、手渡された紙コップの束を近くにいるお友達同士で繋げていき、最後に大きな一つの輪を子ども達みんなが持っていた紙コップで作りました。続いては、10段のピラミッドを作りました。作っていると思わぬタイミングで紙コップが崩れることもしばしば。崩れてしまい悔しがる子、奇跡的に別の形になり喜ぶ子など、柳原さんのアドバイスのもと、はさみやのりを使わず紙コップだけで、真剣に楽しみながらワークショップを通じて、子どもたちが交流を深め、笑顔が会場中に溢れていました。

写真:作業の終盤に取り組む子どもたち

 最後に約1万2千個の紙コップを使い、子ども達みんなが力を合わせて自由に塀、タワー、ピラミッドなどの大きな作品を作っていきました。作品が完成すると、参加した子ども達が作った紙コップの彫刻に囲まれ記念撮影をしました。紙コップという身近な素材を、時には積み上げ、時には並べることで得も言われぬ素敵で巨大な作品が作られ、おおたかの森センターが不思議なアート空間になりました。初めて会ったお友達ともワークショップを通じて、協力し、楽しい時間を過ごすことができました。

写真:完成作品との記念撮影

 宇出津小学校の嶋垣由愛さんが「たくさんの人と仲良くなれました。流山市の人と協力できて良かったです。能登町にも是非来てください」と挨拶しました。アンケートには「ピラミッドを作って楽しかったです」「崩れた時も面白かった」「お友達と一緒にタワーを作って楽しかった」などのコメントが寄せられました。

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