ぐるっと流山 流山をA・RU・KU 赤城神社本殿見学と流山本町の七福神をめぐる(R5年秋)
令和5年11月19日(日曜日)、流山おおたかの森駅前観光情報センター主催の「流山をA・RU・KU 赤城神社本殿内見学と流山本町の七福神をめぐる」ツアーが開催されました。秋晴れのもと、流山本町の平和台駅入口バス停から、赤城神社、長流寺、流山寺を徒歩で巡りました。
初めに、大きなしめ縄が目を引く赤城神社を見学しました。不浄なものをさえぎるといわれる大しめ縄を1年ごとに新しく作り替えて神社入口に掲げる「大しめ縄行事」は、市指定無形民俗文化財です。また、赤城神社一帯を取り巻く社叢林(しゃそうりん)は、市の指定記念物に、赤城神社本殿は、市の指定有形文化財に指定されています。
本殿内の見学では、参加者全員が先に参拝をして拝殿内にあがり、奥の本殿の極めて精緻な彫刻を見学しました。本殿は、浮彫りの打ち出の小槌や茶巾などのおめでたい柄で飾られていました。
普段は扉が閉められており、拝殿内の一般公開は行っていませんが、今回は特別に許可を得て間近で見学することができました。市立博物館の学芸員からは、赤城神社の歴史や、本殿、拝殿が大変貴重な江戸時代の建造物であることなど、詳しい説明を聞きました。赤城神社総代からは、歴史に加え、これらの文化財をいかに守り、将来につなげていくかというお話を伺い、参加者は大変興味深く聞いていました。
長流寺では馬頭観音や恵比寿様を見学し、江戸時代に力持ちで有名だった船頭さんのお話や新選組にまつわるお話を聞きながら、境内を楽しく散策しました。流山寺では、大黒天様や禅宗のお寺に見られる特徴などの説明を受け、初めて聞くことばかりで参加者は熱心に耳を傾けていました。流山七福神の台紙に二つのスタンプを押すと、「市内にある他の流山七福神も巡りたい」という声もあがりました。
今回のツアーでは、NPO法人流山史跡ガイドの会の方々にご同行いただき、随所で流山にまつわるたくさんの解説を聞くことができました。参加者からは、「流山について詳しい説明が聞けて良かった」、「地元の歴史に興味がわいた」などの感想を頂きました。
流山おおたかの森駅前観光情報センター主催の「流山をA・RU・KU」では、今後も流山の魅力を発見するツアーを企画していきます。まだまだ知らない流山を探しに出かけてみませんか。
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