ぐるっと流山 第68回流山市文化祭 (伝統芸能まつり)
令和5年11月18日(土曜日)、生涯学習センター(流山エルズ)で「第68回流山市文化祭」の一環として、流山市文化協会伝統芸能部による「伝統芸能まつり」が開催されました。
受付では、色とりどりの衣装に身を包んだ各団体の出演者が来場者をにぎやかに迎えていました。
今回のプログラムは、安来節愛好会による「どじょうすくい・銭太鼓」、流山西馬音内会による「西馬音内盆踊り」、おおたかの森お囃子会による「祭り囃子(ばやし)・神楽」、芳泉会による「江戸芸かっぽれ踊り」、流山三線同好会ちばんちゅによる「沖縄古典舞踊・沖縄民謡」、流山万作の会による「万作踊り」で、日ごろの練習の成果が次々に披露されました。
安来節愛好会による「どじょうすくい」は、面白い動きながらも、本当に川でどじょうを捕まえているかのようなしぐさで会場を沸かせ、「銭太鼓」では、きらびやかな衣装に身を包んだ2人が息の合った演奏を披露しました。
流山西馬音内会による「西馬音内盆踊り」は秋田県の盆踊りで、徳島県の「阿波踊り」と岐阜県の「郡上踊り」と並ぶ日本三大盆踊りの一つです。ゆっくりとした「音頭」と回転する動きが入る「がんけ」が披露されました。
おおたかの森お囃子会による「祭り囃子(ばやし)・神楽」では、太鼓や笛、鉦(かね)などの演奏のほか、獅子舞が登場し、お囃子に合わせて激しく踊ったり、獅子の頭で投げられた物を食べてみせたり、ひょっとことの掛け合いで、会場を大いに沸かせました。
芳泉会による「江戸芸かっぽれ踊り」では、ねじり鉢巻きに、そろいの衣装で2人の踊り手が登場し、4曲を披露しました。かっぽれ踊りは200年の歴史がある江戸の伝統芸です。
流山三線同好会ちばんちゅによる「沖縄古典舞踊・沖縄民謡」では、古典舞踊の踊りと三線の音色、また沖縄らしい節回しの民謡が、ゆったりとした時間を演出していました。沖縄の空気に包まれたかのような会場では、歌に合わせて自然と手拍子が沸き起こり、観客は楽しそうに終始笑顔で聴き入っていました。
トリを飾ったのは、流山万作の会による「万作踊り」です。念仏踊りをルーツに持つ万作踊りは、収穫の豊じょうを祝うために作られたといいます。踊り手がそろいの鮮やかな着物を身にまとい、時には手ぬぐいや輝く扇子などの小道具を使って次々と披露される踊りに、観客は体を揺らし楽しんでいました。
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