ぐるっと流山　第68回流山市文化祭（邦楽三曲演奏会）

　令和5年11月5日（日曜日）、スターツおおたかの森ホールで「第68回流山市文化祭」の一環として、「邦楽三曲演奏会」が開催されました。主催の流山市文化協会邦楽三曲部（流山市邦楽三曲会）は、箏や三絃、尺八の職格者の集まりで、定期演奏会の開催や市内の小学校での鑑賞・体験教室などを実施し、邦楽の理解と普及に努めています。

　オープニングは「日本のうたメドレー」として、「お猿のかごや」、「うさぎ」など誰もが知っている童謡が演奏されると、会場内では楽しそうに口ずさむ方もいて、和やかな雰囲気に包まれました。
　続いて、「たなばたさま」、「チューリップ」を本日が初舞台となる子どもたちが披露。幼稚園や保育園で習っている童謡をお稽古してきたそうで、小さい体で一生懸命に弾くほほ笑ましい姿に、会場からは惜しみない拍手が送られました。

　第45回となる今年の邦楽三曲演奏会は、会員や会員社中のお弟子さんなど総勢86人の奏者が集い、箏曲を代表する格調の高い名曲「六段の調」や流通経済大学付属柏高校・中学校箏曲部有志による「鷹」、NHKの朝ドラの主題歌になった、あいみょんの「愛の花」など、ジャンルや年代、流派を超えて多彩な演奏が披露され、和楽器の美しい響きに観客は魅了されていました。

　流山市文化祭は11月19日（日曜日）まで開催しており、芸能発表や各種行事、作品展などが行われています。ぜひ、足をお運びください。　　
　文化祭についてのお問い合わせは生涯学習課（電話04-7150-6106）まで。
　※文化祭の詳細については下記ホームページをご覧ください。