ぐるっと流山　GLP ALFALINK流山8で防災フェアを開催

　令和4年10月8日（土曜日）、GLP ALFALINK流山8で防災フェアが開催されました。このイベントは、日本GLP株式会社が主催し、流山市が後援して実施しました。市は日本GLP株式会社と協定を締結しており、「GLP ALFALINK流山2」と「GLP ALFALINK流山8」は、災害時に緊急的に一時避難できる施設となっています。今回は近隣に住む方などを対象に、避難体験ツアーが行われました。午前の部と午後の部に分かれ、それぞれ20人ほどが参加しました。

　ツアーの前に防災危機管理課から、GLP ALFALINK流山8は江戸川の近くにあるため、まずは川から離れた場所に避難し、避難に十分な時間がない場合に当施設に避難してほしいと説明しました。ツアーは1階から出発し、防災センターなどを見学しながら、避難先の4階まで館内を進みました。避難の様子をイメージするため、1階から2階まで階段で上りました。物流倉庫のため1階分の高さが一般的な建物よりも高いそうで、階段の段数が多いことに驚く参加者もいました。

　避難先の部屋は、普段は従業員用の休憩スペースとして使用しているそうです。防災用品のサンプルが展示されており、子どもたちが床に敷かれたエアーマットの寝心地を確かめる様子も見られました。GLPの担当者からは、展示品を参考に避難の際には必要な食べ物や毛布などは自分で持ってきてほしいと話がありました。ツアー後には屋外で、北消防署による水消火器や起震車などの体験もあり、参加者は楽しみながら防災について学ぶ時間となりました。