ぐるっと流山　流山市介護の仕事フェア2022

　令和4年10月22日（土曜日）、流山市生涯学習センター（流山エルズ）で「流山市介護の仕事フェア2022」が開催され、当日は、約50人の方々が参加しました。特別養護老人ホームで奮闘する介護福祉士の姿を描いた映画「ケアニン～こころに咲く花」の上映会もあり、「とても感動した」と涙を流している参加者もいました。

　就職相談会では、市内に介護事業所を有する17の法人が参加し、来場者の介護の仕事に関する相談を受けていました。初めはどこに行くべきか迷っている参加者もいましたが、ブースに入ると和やかに相談されていました。参加者の中には、今回の相談会で事業所への見学が決まったと嬉しそうに話してくださる参加者もいました。

　「VR認知症体験会」では、VRゴーグルを装着し、認知症体験を行いました。家族に認知症状がある参加者は「まだらに出る認知症状に戸惑い、受け入れることが難しいのですが、今日の体験でとても勉強になりました。今後の介護に活かしていきたいです」と話していました。また、福祉系高校に通う参加者からは、「授業で認知症について学ぶことはあったが、実際に体験したことでより認知症の方が感じている恐怖感を理解することができました」と話してくれました。

　「介護に活かす安全・安楽な体の動かし方」では、介護のプロを講師に招き、ベッドからの起き上がりなどの介助のコツを学びました。参加者からも、「自己流になってしまって困っていたので、プロの技術を伝授していただき大変ためになりました」などの声が聞けました。今後も介護支援課では介護の仕事を志す方や、実際に介護に携わっていらっしゃる方に役立つイベントや口座を開催していきます。