ぐるっと流山　平和大使広島派遣報告会

　令和元年8月20日（火曜日）、市役所で平和大使広島派遣報告会が行われました。報告会では、平和大使を代表して秋谷陽向さん（東深井小学校6年）から井崎市長へ、田内あかねさん（向小金小6年）から後田教育長へ、広島での体験や感想をまとめた作文集を手渡しました。
　公募によって市内小学校から集まった30人の平和大使は、8月5日、6日に広島を訪れ、平和の大切さを学び後世に伝え続けるため、平和記念公園へ千羽鶴の献納や平和祈念式典への参列、平和記念資料館の見学、被爆体験伝承者の講話会などを体験しました。

　報告会では、平和大使と井崎市長、後田教育長との懇談が行われました。井崎市長から平和大使として広島に訪れた感想を大使たちに質問すると、田内さんは「現実にあったとは思えないほど衝撃的な写真や被爆体験の話を聞いてとても怖くなりました。平和を願う気持ちを広げていくために、広島での経験を伝えていきます」と話していました。

　一人ひとりが広島への派遣を通じて感じた平和への想いを報告すると、井崎市長から「さまざまな問題を抱える世の中で、戦争が解決手段の1つににならないようにしなければなりません。皆さんも、どうすれば戦争がなくなるか、ぜひ考えてみてください」と言葉があり、後田教育長は「今回の経験で得たことを忘れずに、皆さんが経験したことをより多くの方に広めてください」と平和大使に話しました。平和大使がまとめた作文集は、市内の全公立小・中学校に配布するほか、公民館や図書館、市役所情報公開コーナーなどでご覧になれます。平和大使たちの想いをきっかけに、改めて平和について考えてみませんか。