ぐるっと流山 中学生のための吹奏楽ワーク

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ページ番号1022711  更新日 令和1年9月3日

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写真:吹奏楽ワークの様子

 令和元年8月27日(火曜日)・28日(水曜日)の2日間、文化会館で「中学生のための吹奏楽ワーク」が開催されました。このワークショップは、吹奏楽を学んでいる中学生の音楽スキルの向上と交流を目的に開催しており、今年は市内中学校の吹奏楽部員約370人が参加しました。今回は柏市立柏高校吹奏楽部約150人による楽器別の講習会と演奏会が行われました。27日は北部・西初石・常盤松・東深井・八木中の5校が、28日は南部・南流山・東部・おおたかの森中の4校が参加しました。

写真:ワークショップの様子

 ワークショップは、柏高校吹奏楽部顧問の北村先生による基礎合奏から始まりました。まずは、大きな声で笑う練習です。「アハハ」と大きな声を出して笑うことによって、腹筋が鍛えられるそうです。中学生も高校生と一緒に大きな声で笑い、会場が笑い声で包まれました。続いて、風邪予防にも効果があるという「あいうべ体操」です。正しい口の形を意識しながら「あ・い・う・べ」と声に出すことで、口呼吸から鼻呼吸になるそうです。ピアノで弾いた音をドレミで歌う「聴音」の練習、楽器を吹くときの口の形を意識する「アンブシュア・チェック」、コラールの合奏など、柏高校の練習法を約1時間にわたり学びました。

写真:星条旗よ永遠なれ演奏の様子

 今回の練習曲は「星条旗よ永遠なれ」「オールド・スコティッシュ・メロディー」「宝島」の3曲です。Aグループ、Bグループに分かれ、楽器パートごとの練習と柏高校との合同合奏を交互に行いました。
 パート別の練習では、高校生による指導の下、自己紹介をしてお互いに打ち解けてから練習が始まりました。中学生は、高校生の指使いや音の出し方を間近で見ながら、同じフレーズを何度も繰り返し練習していました。

写真:北村先生による指導の様子

 合同演奏では、柏高校吹奏楽部顧問の北村先生と宮本先生の指導を受けました。「「星条旗よ永遠なれ」は行進曲なので、前に進む推進力を表現する」や、「音楽は緊張と弛緩のメリハリが大切」など、曲の表現についてもアドバイスをもらいました。「宝島」は曲の途中でサックスパートが舞台前方に出てくる、手拍子をするなどの振り付けのある曲です。中学生は演奏しながらの振り付けに戸惑っている様子でしたが、近くの高校生のまねをしながら練習していました。

写真:成果発表の様子

 ワークショップの最後に、グループごとに成果発表を行いました。相手のグループが発表している時は客席で鑑賞しました。音の強弱やリズムなど、当日学んだことを意識しながら演奏していました。講師を務めた柏高校吹奏楽部による演奏もあり、「パプリカ」や「YMCA」など歌やダンスを交えた演奏を、中学生たちは熱心に聴いていました。参加した中学生からは、「演奏しづらい箇所を、演奏できるように工夫して教えてもらえてうれしかった」「曲によって演奏の仕方や音の出し方を変えている点を見習いたい」「改めて基礎から練習をして演奏の質を上げたい」などの感想がありました。

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