ぐるっと流山 舞台ワークショップ

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ページ番号1022600  更新日 令和1年8月23日

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写真:舞台ワークショップの様子

 令和元年8月16日(金曜日)~18日(日曜日)、文化会館で舞台ワークショップが行われ、延べ170人の高校生が舞台技術を学びました。千葉県高等学校文化連盟専門部第一地区と文化会館が連携して開催するこの舞台ワークショップは、平成23年から始まり今年で9回目となります。
 今回は、流山高校、流山おおたかの森高校、東葛飾高校、県立柏高校、柏中央高校、柏の葉高校、野田中央高校、流通経済大学付属柏高校の8校の演劇部が参加しました。

写真:舞台監督班のワークの様子

 参加者は舞台監督、大道具、照明、音響、演技、脚本の各班に分かれて、それぞれワークショップに挑みました。
 舞台監督班は、ホールスタッフの諸橋さんから、「綱元を操作する時には、周りに声をかけること」「操作している間は幕から目を離さないこと」など安全な舞台運営について説明を受けていました。
 大道具班は、大・中・小の異なる大きさのボックスを作成しました。寸法を測って切ったベニヤ板や木材を組み立て、ペンキで色を付けました。役者が上に乗れるほど大きいボックスもあり、協力しながら作業を進めていました。

写真:照明班のワークの様子

 照明班はホールスタッフの山崎さんから、仕込み図の見方や当たり取り、調光卓の操作方法などを学びました。参加した高校生からは、「同じ色でも明るさや周りの明暗、ライト1つで雰囲気が変わることが分かった」と感想がありました。 
 音響班は、ホールスタッフの大橋さんの指導のもと、「舞台ワークの音」をテーマに音響作品作りを行いました。演技の練習の声、大道具を作る際のノコギリの音、セミの鳴き声などを録音し、音楽に合わせて編集し作品を作りました。最終日には作品をホールで披露し、参加者全員で鑑賞しました。

写真:演技班のワークの様子

 演技班は演劇部顧問の先生が講師となり、指導を受けました。柔軟体操から始まり、ゲーム形式の発声練習や、「だるまさんがころんだ」などの準備運動を行いました。配役が決まってからは自分のセリフや動きを覚えるとともに、演技や演出のアイデアを出し合っていました。

写真:脚本班のワークの様子

 脚本班は、流山市在住のシナリオライター青木健生さんを講師に迎え、脚本を書く上でのポイントなどを学びました。一度書いた脚本を青木さんのアドバイスをもとに書き直し、一人ひとりがオリジナルの脚本を書きあげました。参加した高校生からは、「プロの方に自分の書いた脚本を評価していただいて、たくさんのことを学べた。今回学んだことを、学校に持ち帰って部活全体で共有したい」と感想がありました。

写真:成果発表の様子

 最終日には、成果発表がありました。A、B、Cの3つのグループに分かれ、演技、音響、照明等各班で学んだ成果を発表しました。今回は宮沢賢治の童話「どんぐりと山猫」を基に、各グループが作品を作りました。現代の高校に舞台を移したり、作者の宮沢賢治を語り手にしたり、ダンスを入れてみたりと、それぞれ独自の解釈を加えていました。
 今回のワークショップの成果発表の場として、10月12日(土曜日)・13日(日曜日)に文化会館で千葉県演劇第一地区秋季発表会が開催される予定です。

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