ぐるっと流山 森の図書館科学教室 理科大生とラビリンスボックス、紙コプターを作ろう!

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ページ番号1022629  更新日 令和1年8月28日

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写真:イベント開催の様子

 令和元年8月17日(土曜日)、森の図書館で科学教室「理科大生とラビリンスボックス、紙コプターを作ろう!」が開催されました。この科学教室は、平成24年から森の図書館と東京理科大学ものづくりサークルCreateの共催で毎年夏休み期間に開催されているイベントです。午前は箱の形をした万華鏡のラビリンスボックス作り、午後は紙コプターと、1日2回に分けて工作を行いました。当日は2回の教室合わせて幼児から小学校3年生までの44人が参加しました。

写真:ものづくりサークルの様子

 ものづくりサークルCreateは、「作りたいものをみつける発想力、作りたいものを作るための技術をみんなで磨いていこう!」をモットーに、大学で実践しながら身に付けた知識をものづくりに活かす活動をしています。平成22年に野田キャンパスを活動拠点として設立され、メンバーでものづくりや企業訪問、見学を行う傍ら、森の図書館やおおたかの森センターなどで子ども向けイベントを開催してきました。この日は、さまざまな学科で学んでいる5人のメンバーが講師を務めます。

写真:ラビリンスボックス作りの様子

 午前のラビリンスボックス作りでは、6枚のミラー板を使います。3枚は模様が入っているもの、もう3枚は角を1カ所切り落としたミラー板です。初めに、模様が入っているミラー板の模様の上から、油性ペンを使って色を塗ります。皆さん、思い思いの色を塗っていました。講師から「色の塗り方によって見え方が変わります」という説明があると、単色ではなく、カラフルやグラデーションに塗っている子もいました。色を塗り終えたら、ミラー板の間に少し隙間ができるようにミラー同士を貼り付けていきます。この作業は、子どもたちだけでは難しく、大人に手伝ってもらいながら行いました。

写真:ミラー版を組み立てる様子

 最後に貼り付けたミラー板を組み合わせ、さいころの形になれば完成です。出来上がったラビリンスボックスをのぞくと、子どもたちからは「すごい!」「きれいに見える」という声が上がりました。講師が「他の子の作品と交換して見てみましょう」と言うと、色の見え方を楽しそうに確認していました。また、窓の光が差し込む方向に作品を向ける親子もいて、「こっちの方がきれいに見える」との声もありました。

写真:紙コプター作りの様子

 午後は紙コプター作りです。最初に、厚紙でできたプロペラの羽をそれぞれ折り、飛びやすいように調節します。次に筒状の厚紙に竹串や糸を通してふたをし、土台を作ります。「糸を通すのが楽しい」とうれしそうに作業している女の子もいました。好きなマスキングテープを選び、土台を固定したら、モーターとなる部品を講師にグルーガンで付けてもらいます。最後にプロペラを付けたら完成です。

写真:完成時の様子

 完成した紙コプターを友達同士や兄弟でどちらが遠くまで飛ばせるか競争したり、「せーの」と声を掛け、同時に飛ばして楽しんでいました。「こんなに上手に飛ばせるとは思わなかった」「帰ったらプロペラに色を塗り、シールを貼ってもっとかわいくします」などの感想があり、今回のイベントも大盛況のうちに幕を下ろしました。

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