常磐新線部会 

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ページ番号1007355  更新日 平成29年9月15日

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検討結果報告

 こんなまちに住みたいね。

常磐新線部会の様子を撮った写真

1.テーマに対する基本的認識

市民の素朴な意見(第2回ワークショップにて)

新市街地

  • スウェーデンのリンシェーピンモデルのような福祉のまちを目指す。
  • 住みたい、住み易い街として、どのような都市基盤を整備したらよいのか。
  • 何を最初に取り上げたらよいのか考える。
  • 市全体の機能、価値を考えた上での市街地整備の方向性(新線周辺整備)を出す。
  • 運動公園駅を観光駅にする(ハイキングコース、etc.)人を寄せて収入UP。
  • 地権者と共存できる集合住宅づくり(定期借地権付とか、つくば方式共同住宅)を考える。
  • 新市街地駅付近にアウトレットモールの建設(自治体誘致型)
  • 様々なノウハウを持った大手企業を核とする大型店(地元商店も含む)を誘致して若者を呼び寄せると共に生活の利便性を高める。
  • 住民の意見、ニーズにあった事業を(利用されない公園、建物がないように)行う。

まちづくり

  • 流山市の個性と特徴を生かしたまちづくり
  • 埼玉(三郷、八潮)茨城(守谷等)柏と違った街づくり
  • 新線周辺のまちづくりを流山市全体の問題として考える。
  • 新線周辺と流山市全体の価値を高めていく。
  • 市の核(中心点)の分散化旧流山市街・南流山
  • 新市街地
  • 地域の水環境を保全する。
  • 新線と下水道整備
  • 流山の水と緑を生かしたまちづくり
  • 安全なまちづくりが何よりも大切
  • 防災力を高める街づくり
  • 住み続けられるまちづくり(人は快適で利便性の良い街に住みたい。)
  • 空が広く見えるまち(電柱の無いスッキリとした街に住みたい。)

流山のイメージアップ

  • 常磐新線のネーミング魅力ある名前例「学園都市線」
  • 流山市内の新駅名は仮称とのことであるが、他都市に比べ良いと思う。
  • 流山の顔となる駅を作るべき(新市街地駅、運動公園駅は流山の顔となります。)
  • 流山らしい新しい街づくり(常磐新線沿線整備は流山市の顔となる街にしてほしい。)

道路交通

  • 新駅とバス、路線網充実(道路整備)
  • 流山電鉄の野田への乗入れ。(市内交通の改善と併せて斜面緑地の保全に寄与する)
  • 交通を考え、駅前まで車を入れない。(環境にも地元商店にも良い。)
  • 駅前広場の地下に駐車場を作る。
  • 幹線道路の歩道は、なるべく広く必ず付ける。(省エネの自転車にもやさしく。)
  • 常磐新線の経営を助けるための道路網の充実
  • 流山橋の常時渋滞の解消法を考える。(常磐新線、都市計画道路でもっとひどくなるかも、)
  • 沢山の車だけが通過する道路でなく、人にやさしく、公害のないように

環境

  • 市野谷の森を守る。
  • 地域の水環境と水道の関係
  • きれいな川(小川)噴水など作って(水辺は人に良いマイナスイオンが沢山あるといいます。)
  • 流山の良いところの自然、緑、土を出来るだけ残してほしい。(ビオトープ、ネットワークづくり)
  • 省エネ住宅を推進環境にやさしい町づくり

財政

  • 金のかからない方法を模索する。
  • ソフト面など。魅力
  • 特色づくりにつながる。
  • 国からの財政支援
  • 具体性
  • 現実性がなければいけない。
  • 市民が要求を出し、優先順位をつけるべき。
  • 市民が評価するプロセスを組み込むべき。
  • 現在の財政難
  • 将来予測を踏まえた状態で、考えなければなら

基本課題(積極的な情報の提供)

  • 現在でも、常磐新線は必要か。必要ならどう利用するのか。
  • 市の人口密度
  • 配置など、今後の動向は、木69ヘクタール 、西平井・鰭ケ崎52ヘクタール 、運動公園232ヘクタール 、新市街地297ヘクタール
  • 常磐新線プロジェクトと市の都市計画との同じ点と違う点
  • なぜ、新市街地が核か、南流山は?
  • 積極的な情報の提供
  • 都市計画の策定や変更など「住民の提案権」制度の条例化。

2.盛り込むべき基本的な視点

グループの意見をまとめると、流山の特色を出す他市と違ったまちづくり。

新市街地(4つの地区)

  • まちのイメージをふくらませて
  • 福祉(少子化)を中心に若者が集まるまち:2世帯住宅
  • 大型店と地元商店との共生
  • 新線との関連・住宅の問題:地権者との合意
  • エリアをどのように開発するのか?
  • 緑税の軽減斜面林を大切に!!

事業

  • 事業者はどんなイメージか。
    「核として街づくり」
    良好な住環境:木地区、西平井・鰭ケ崎地区
    駅を核:運動公園周辺地区、新市街地地区(木でつくる流山運動公園 駅など)
  • 市民の意思が事業者に伝わる。
  • 各地区の連携を考える。

道路交通

  • 道路交通をうまく利用することが必要。
  • 流山その他の所でも捨てたものじゃない。:交通網を作る。(うまい交通アクセスをつなげていければいいな。)
  • 流山電鉄の乗降客が減るので工夫が必要だ。

商業

  • 現在では、チョットした買物は大抵柏(松戸)の大型店かデパートで済ますのが一般的。
  • しかし、柏のステーションモール専門店街は消費者ニーズが反映されていない。
  • 流山の住宅地付近の個人商店もスーパーに勝てない。
  • 柏の商圏との重複
  • 顧客の取り合いをどう克服し、差別化を図っていくのか。
  • アメ横、築地のような特色が出せないか。
  • 近くに東大キャンパスがあるが、うまく利用できないか。(学生の街など)
  • 地元商店街を地域サービスの場として位置付ける。これが商店街の生きる道である。
  • 高齢化社会への対応。(車と自転車で行けることが必要):整備すること
  • 環境に配慮した産業を根付かせる。(イメージアップ財政につながる)

流山のイメージアップ

  • 住んでいる人が、気持ちいいのが伝わる。
  • 運動公園駅はスポーツのまち
  • 地域の価値常磐新線は流山を売り出す最大のチャンス
  • プラスイメージ
    柴又といえは「寅さん」全国に通じる。:流山の寅さんを発掘して、TVドラマの舞台となる。
    日本で第1号になるもの:日本一を目指そう。

いろんな世代により住み方が変わる。

  • 工夫が大事:税が安定する。
  • 「マンション」から「戸建て」から「マンション」

様々な世代が入れるような工夫が必要

  • 同じような世代が近くに住んでいたほうが住みやすい。
  • 世代による住み方に対応した住宅
  • 若者と高齢者が共存できる街
  • 世代のニーズに合わせた買いかえや、住みかえが、容易にできる仕組み
  • 環境づくり。

財政

  • 金のかからない方法を模索する。
  • ソフト面など。魅力
  • 特色づくりにつながる。
  • 国からの財政支援
  • 具体性
  • 現実性がなければいけない。
  • 市民が要求を出し、優先順位をつけるべき。
  • 市民が評価するプロセスを組み込むべき。
  • 現在の財政難
  • 将来予測を踏まえた状態で、考えなければなら

情報公開

  • 財政問題に関する積極的情報公開をして欲しい。市民ができることは、声を(ワークショップなどを通して)行政に伝えることである。
  • 基礎的な情報が市民に入ってこない。

3.こんなまちに住みたいね

 僕の家は、常磐新線ができてとっても便利になったからと、東京から引っ越してきました。

 今朝お母さんは、妹を駅前の保育所に預けると、お父さんと一緒に出掛けていきました。

 駅の近くには、地域の人達が協力して作ったショッピングセンターや、大型店のショッピングモール等があって、日常生活には極めて便利である上、バリアフリーの道路網がしっかりと作られ、公共施設・文化施設などは勿論、徒歩圏内に医療・福祉施設も完備しているので、安心して住めるまちです。

 また、駅の近くには立派な「運動公園」を持っているし、江戸川沿いのサイクリングロードや、水と緑に恵まれた史跡や公園なども多く、とても健康的なところです。

 お父さんの話では、僕たちがもう少し大きくなったら、江戸川台の戸建て住宅に住むおじいちやんおばあちやんには、お年寄りの暮らしやすいここに住んでもらい、僕たちはそちらへ移り住んで、庭に草花や家庭菜園などを作って暮らすのが夢なんだそうです。その頃になれば、人口も増えて、市内の循環バスも15分おきぐらいに発着しているだろうから、様子を見に行ったり、遊びに行き来することも楽に出来るとのことです。

 この前おじいちやんが自慢していました。「このまちは、おじちやん達市民が市の人と一緒になって、君達のために、この近辺では珍しいワークショップという手法で作ったんだ。そのお陰で今でも、広々とした大空には「おおたか」が舞い、小川や池にはメダカやトンボ、蛍も住んでいるんだぞ」と。

4.基本構想全体への意見

 こんなまちに住みたいね。

 流山市は「魅力あるまちづくり」を目指すべきである。

 まちは、いろいろな人々が住み合い、生活することで成り立つ。常磐新線沿線整備による新しい流山に、人々が「住みたい」あるいは「住み続けたい」まちであるためには、流山の資産である自然・歴史・文化・環境を活用しながら、新しい「流山の特色」を引き出す「魅力あるまち」としなければならない。

 例えば「魅力あるまちづくり」を一番表現できるのが、常磐新線の新駅であろう。これら「駅」は流山の大きな資産である。行政サ-ビス機能、託児・育児機能の外にも、まちの展望台として、交流の場としての空間演出が望まれる。
駅は、人々が集うコミュニティの重要な核として、こんなまちに住みたいね!と言われたい。

 こんなニーズを背負って、これからの20年のビジョンを打ち出すこの基本構想は、財政への健全な危機意識を持ちつつ、短期的な経済環境との格闘を乗り越え、その背後から来る新しい時代への対応を形づくるという歴史的認識を持つべきであろう。

開催記録

 4つの地域から集まった常磐新線沿線整備に熱い思いを寄せる市民です。

 流山の新しいまちづくりを各々の胸に秘め、ワークショップに参加しました。

  • 第1回ワークショップ
    平成11年5月29日(土曜日) 午前10時から午後4時まで
    場所:市役所
    内容:全体会、テーマ別にグループ分け(22名)
  • 第2回ワークショップ
    平成11年6月5日(土曜日) 午前10時から午後4時まで
    場所:市役所
    内容:テーマについての検討(18名)
  • 第3回ワークショップ
    平成11年6月12日(土曜日) 午後1時から午後4時30分まで
    場所:文化会館
    内容:テーマについての検討(18名)
  • 起草委員会
    平成11年6月16日(水曜日) 午後7時から午後9時20分まで
    場所:市役所
    内容:報告書の作成(有志)(7名)
  • 編集会議
    平成11年6月19日(土曜日) 午後1時から午後5時まで
    場所:初石公民館内容:報告書の内容を検討(有志)(8名)
  • 第4回ワークショップ
    平成11年6月27日(日曜日) 午後1時から午後3時30分まで
    場所:初石公民館
    内容:全体会

常磐新線部会のメンバー(敬称略)

北部地域(5名)

リーダー:藤井俊行

メンバー:廣瀬道夫、一寸木賢祐、柏熊智朗、窪田幸一郎

中部地域(5名)

サブリーダー:上野清司

メンバー:宮原昭三、稲山晃、宮田久、宮本弘衛

東部地域(5名)

メンバー:国井透、宇佐見富美子、布本順一、恩田つめ、鈴木一郎

南部地域(5名)

メンバー:鶴巻宏市(発表者)、藤下米吉、岩谷美代子、池田博俊、曽我部玲

運営委員(3名)

小瀧康男、伊藤昌男、岩佐吉記

事務局

増田恒夫、宮本晴朗

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