南部地域 ワークショップ市民版検討集
1.南部地区の概要
(1) 現状の認識
南部地域は、昭和26年の3か町村合併前の旧流山町に該当する地域である。そして江戸川の水運、醸造を中心に江戸時代から発展してきた流山の市街地、大正5年に開通した軽便流山鉄道を基礎とする馬橋と流山間を結ぶ総武流山電鉄の平和台、鰭ヶ崎の駅を中心に発展してきた地域、そして昭和46年開通のJR武蔵野線南流山駅を中心に発展してきた地域が含まれる。これらの地域は江戸川に近く、南側は松戸市との境界線に接し、また、江戸川を挟んで三郷市に接する。
この地域は以前は醸造の街、また農作地帯であったが、現在では工場も移転し、宅地化が進んでいることから住宅地域といえる。学園地区としては、東洋学園大学が鰭ヶ崎地区にある。商業としては各駅の周辺に小規模な店舗が存在している状態であったが、平成5年に大型小売店舗イトーヨーカドーが平和台にでき、商業圏が変化している。
公共交通機関は鉄道として総武流山電鉄、 JR武蔵野線、路線バスとして京成バスがある。また、平成17年の開通を目標とする常磐新線が着工されている。道路は東西には流山市から三郷市に抜けられる唯一の県道29号草加流山(白井流山(280))線、南北には常磐高速道路の流山インターチェンジへ向かう県道5号松戸野田線が通っている。これらの道路の交点となる流山8丁目の交差点は、国道6号線の柏市寄りの松戸、あるいは新松戸から首都高の三郷インターチェンジに抜けられる唯一の道路であり、慢性的な交通渋滞を生じている。

(2) 変化
人の流れ、物の流れは街に大きな変化を与える。南部地域に影響するものとして、松戸市幸谷に建設中の八ヶ崎と新松戸を結ぶ道路、常磐新線、そして都市計画決定は未了であるが三輪野山に建設を検討されている江戸川をまたぐ新橋がある。
幸谷の道路(八ヶ崎の市場、20世紀の森、八柱霊園隣の県道51号線を結ぶ)が完成すると、新松戸から国道6号に北小金や馬橋の市街地を経由しないで抜けられることになる。これにより、これまで国道6号から新松戸に入る整備された道路がないことが大型車両の流入を制限してきたのが、この道路の完成とともに国道6号から流山橋へ車両交通量が増大することが予測される(図2)。
平成17年の開通を目標に平成10年に着工された常磐新線の新駅がJR南流山駅に隣接する形で建設される。常磐新線の建設に伴い、県住宅公社により木地区の区画整理事業と住宅の建設が予定され、この地区で将来7,000名の住民の増加が予測される。また、流山市により、西平井、鰭ヶ崎地区の再開発も予定されており、現在の南流山周辺への人口流入も考慮すると数万人の人口増が生じよう。(図3)
三輪野山の新橋は国道6号を結ぶ道路とともに、検討されている。これが計画決定されてから建設までには10年以上の歳月がかかることから直ぐにではないが、将来に対して大きな影響を与える要素となりえよう。
以上より南部地域は大きな変化に晒されているといえる。
2.タウンウォッチング
1.流山北小学校区




2.流山小学校区






3.鰭ヶ崎小学校区




4.南流山小学校区




3.現状・課題の整理
流山北小学校区
道路・交通
- 新たに作られた道路でも交通事故が 発生 (加台区画整備地区内交差点、 計画の悪さ)
- 新たに整備された地区でも道路に段差があり、車椅子が利用出来ない
- 幹線道路であるが狭い道幅 (柳家前の交差点、大型車の左折が困難かつ信号待ちの歩行者が危険)
- 流山警察署前の道路が広いのにるのに歩道が無い(車がスピードを出しており歩行者・自転車が非常に危険)
- 流山新橋の建設計画があるが、これに連携を取る周辺道路の整備が心配
土地利用と防災
- 経営状況の良くない畑が放置され荒れ地になっている(市民農園用地等で有効利用できないのか、土に触れ合う場所の提供)
- 江戸川の堤防は大洪水が発生しても本当に大丈夫なのか?
緑・アメニティー環境
- 一部では美しいけやき並木が実現(加台で実現、効率的な維持管理方法の検討、通りに名前をつける)
- 市野谷の森(オオタカの森)の保全と憩いの場として有効活用
- 今上落し(農業用水路)へ生活排水が流入汚れている(下水道の整備)
- 近年恒常化しつつある渇水対策(雨水等の利用方法の検討)
- 江戸川土手、河川敷の有効活用(花壇、東屋、ベンチの設置、旧船着 き場を再現、水上バスの運行)
暮らし・コミュニティ
- リサイクル社会の推進 (生ごみの堆肥化、総合的対策の検討)
流山小学校区
道路・交通
- 流山街道を単なる通過道路でなくする為の検討が必要(流山5丁目交差点)
- 流山4丁目平和台駅前交差点の交通渋滞の対策が必要
- 生活道路の抜け道渋滞(流山9丁目西平井柳田団地先交差点、西平井大創建設前交差点、西平井から柳田団地へ抜ける道)を解消してほしい。
- 都市計画道路が未完成な状態である
- 南北へ抜ける道の整備(流山9丁目柳田団地前、西平井西平井保育園前、西平井と思井の間)をしてほしい。
土地利用と防災
- 跡地利用(流山3丁目キッコーマン、流山9丁目市営住宅柳田団地跡地、平和台3丁目京成ストアー跡、平和台1丁目流山郵便局跡)の検討を
- 再開発(流山4丁目平和台駅前)要
- 施設、住宅計画(西平井浄水場、平和台2丁目流山ケアセンター周辺)の情報開示を。
暮らし・コミュニティ
- 2世3世が帰ってくる街に(平和台4丁目平和台団地、流山市全般)
鰭ヶ崎小学校区
道路・交通
- 歩道段差の解消が必要(特に南流山駅道路、流山白井線)
- 鰭ヶ崎区域の狭い道路(4メートル幅)のU字溝の蓋を整備して歩行の安全の確保をしたい。
- 南流山駅のガード下には冠水表示のみではなく歩行の信号が必要
- 南流山駅前の街灯が暗いため街灯の整備を
- 南流山駅の上り線側に防音壁が必要
土地利用と防災
- 住居用途地域の変更または住宅街の建物高さ制限(鰭ヶ崎の雷神社付近では、住宅街に7階建てマンションが建ち始めた)をしてほしい。
- 南流山駅の整備(新線開発に伴う整備)が必要。
- 遊休農地の公園化活用を検討してはどうか(鰭ヶ崎区域には、地域のお祭りができる場所がない)
緑・アメニティー環境
- 坂川の土手を河川公園にしたらどうか。建設省の了解が必要か。
- 計画的に街路樹を植えて環境の整備をしたい(鰭ヶ崎交差点より新松戸側の流山白井線、東洋学園大学前)
- 鰭ヶ崎歩道橋は小学生の通学時の利用しかなく、有効でない。
- 公共施設の維持管理に配慮が必要(色の統一または規制)
暮らし・コミュニティ
- 高齢者対策(例えば家事補助、自治会館の有効利用)
- 図書館の活性化利用(休館日が多い、閉館時間が早い)
- 古い住宅地域の活性化対策(鰭ヶ崎区域では、子どもの数が減り始め高齢者が多くなっている。)
- 住居表示整備(鰭ヶ崎地区ではいまだに大字区域あり、番地が飛び地)南流山小学校区
南流山小学校区
道路・交通
- 横断歩道表示(南流山3丁目かまたクリニック前、南流山3丁目マツヤ電気前)、歩道設置(南流山3丁目武蔵野線隣、南流山駅前公園から未渡ビル)が要
- 高齢者・障害者への未配慮(改修した歩道に段差(南流山2丁目中央管工前)、既設歩道の段差(南流山駅前道路と神明堀の交差付近))
土地利用と防災
- 常磐新線による人口増加への対応要
- 南流山駅西口整備を
- 南流山駅と新駅連絡の地下化を
- 南流山駅前道路の神明堀から木の交差付近を防犯対策として照明を
- 防犯、防火のため、私有地の雑草対策が必要。
緑・アメニティー環境
- 神明堀周辺の悪臭対策として下水道本管設置地区における接続推進を
- 南流山駅西口広場の有効利用要
- 街路樹の上の電線地中化がはかれないか(南流山駅前通り)
- 中央公園の管理不足(池の汚濁)
- 流山木香取神社の緑の保存
暮らし・コミュニティ
- 南流山センターに保健センター支所の設置が新生児をもった母親のために必要。
- 江戸川河川敷の活用(木を植えたい)
- 南流山中学校給食室換気扇の騒音対策が何度、頼んでもなされない。
松戸野田線により東西に町分断
- 利用の少ない歩道橋(木交差点)
- 生活道路の抜け道化。南流山7丁目、8丁目、南流山幼稚園脇などに対して何らかの対策が必要。
- 交通渋滞(流山橋、流山8丁目の交差点、流山街道)の解消が必要。
- 南流山地区から市役所への公共交通機関整備をしてほしい。
4.重点課題の整理
交通問題
慢性的な交通渋滞の解消
長期計画としての整合性:高い
対処方法:早期取組必要
地区:流山小区
生活道路への通過交通の流入抑制と南北道路の整備
長期計画としての整合性:高い
対処方法:早期取組必要
地区:流山小区
生活道路を安全なものとするために流山橋の整備を行う
長期計画としての整合性:高い
対処方法:早期取組必要
南地区:流山小区
子ども達を守る為に新松戸側の道路整備を行う。
長期計画としての整合性:高い
対処方法:早期取組必要
南地区:流山小区
常磐新線開通に伴い新市街地と旧市街地との道路網の整備
長期計画としての整合性:高い
対処方法:(交通問題との関連)
地区:流山北小区
流山市街地と南流山を結ぶ公共交通の不足。
対処方法:(交通問題との関連)
生活環境
家庭雑排水が混入する用水を清流化する
長期計画としての整合性:高い
対処方法:早期取組必要
地区:流山小区
各家庭の下水道化による神明堀の環境改善。
長期計画としての整合性:高い
対処方法:早期取組必要
南地区:流山小区
リサイクル社会を目指してはどうか
地区:流山北小区
防災対策
災害時の安全確保と飲料水・食糧の備蓄
長期計画としての整合性:高い
対処方法:早期取組必要
地区:流山小区
常磐新線
工場・公共施設・量販店などの跡地利用のゆくえは大きな影響を及ぼす
長期計画としての整合性:高い
対処方法:早期取組必要
地区:流山小区
市としての土地利用計画が後手に回らないようにする
長期計画としての整合性:高い
対処方法:早期取組必要
地区:流山小区
住居用途地域整備
長期計画としての整合性:高い
対処方法:早期取組必要
地区:鰭ヶ崎小区
新線開発に伴う南流山駅周辺の整備
長期計画としての整合性:高い
対処方法:早期取組必要
地区:鰭ヶ崎小区
南流山駅前南口整備(新線に伴う地下連絡通路・駐輪場)
長期計画としての整合性:高い
対処方法:早期取組必要
南地区:流山小区
常磐新線に伴う新市街地との調和
長期計画としての整合性:高い
対処方法:早期取組必要
南地区:流山小区
高齢化社会
高齢社会に対応したまちづくり
長期計画としての整合性:高い
対処方法:早期取組必要
地区:流山北小区
高齢化対策
長期計画としての整合性:高い
対処方法:早期取組必要
地区:鰭ヶ崎小区
歩道の段差解消
長期計画としての整合性:高い
対処方法:早期取組必要
地区:鰭ヶ崎小区
高齢者・障害者一般の人が歩きやすい道路環境整備
長期計画としての整合性:高い
対処方法:早期取組必要
南地区:流山小区
環境資源
街路樹を増やし、道路の名前を並木の名称にしてはどうか。
地区:流山北小区
市野谷の森近郊を、採算がとれず畑作をやめた農地から借上げて市民農園にしてはどうか。
地区:流山北小区
江戸川土手を整備して観光資源にしてはどうか
地区:流山北小区
流山広小路・加村河岸一帯の歴史的環境の整備
地区:流山小区
加村河岸の復元と江戸川の舟運復活
地区:流山小区
下総台地周縁部の谷津田景観の保全
地区:流山小区
観光・文化資源を生かして活性化をはかる
地区:流山小区
緑化整備
地区:鰭ヶ崎小区
公共施設維持管理整備
地区:鰭ヶ崎小区
江戸川河川敷環境の更なる整備
南地区:流山小区
その他
遊休公共施設の有効利用
地区:鰭ヶ崎小区
市の財政状況を考えて、文化財の発掘調査は止めたらどうか
地区:流山北小区
南流山地区保険センター支所の設置
長期計画としての整合性:高い
南地区:流山小区
南流山中学校の給食施設に伴う騒音対策(注)
対処方法:早期取組必要
南地区:流山小区
地域内の防犯灯の整備
南地区:流山小区
違法駐車対策
南地区:流山小区
(注)10年来、陳情しているのに関わらず、対策が施されてこなかった。
各地区の重点課題を南部地域としてまとめるにあたり
各地区からあげられた重点課題を似たものでグルーピングしてまとめたものである。その順番は、私たちの生命、生活に多大な影響を与える事項を上位に持ってきた。
なお、その他の項目には、10年来、市に改善を依頼しているにも関わらず対応がなされないことから、地区の重要課題としてあげざるを得なかった事項も含まれる。これについては、市の誠意ある対処を信じて省いた。
地域別ワークショップ(南部地域)重点課題のまとめ
重点課題をまとめる際の議論を含めて、南部地域の重点課題として次の内容にまとめられた。
1.道路環境の整備
- 幹線道路の未整備な状況として次の問題が有り、住民の生命の危険を生じている。
- 流山市街地と南部地区を結ぶ南北に抜ける道路がない。
- 流山橋の慢性的渋滞によって生活道路へ自動車が侵入して住民の生活を脅かす。また、幹線道路で死亡事故も多発。
- 新松戸から松戸野田線へ抜ける幹線道路がないため、幼稚園の前の農道が抜け道化して危険。
2.生活環境の整備及び美化
- 臭い、振動、騒音の発生により、生活環境の快適性が脅かされる。
- 各家庭への下水道普及率が低いため、生活水が直接、神明堀に流れ込み、悪臭を放つ。
- 鉄道、自動車による振動、騒音の発生(特にJR武蔵野線付近)
- リサイクル社会への対応。
3.防災対策(安全な都市づくり)
- 火災、水害、震災に強い街づくり、また、これらの災害に対する備えの拡充。例えば重点公園や学校の空き教室の防災倉庫化、市としての防災備蓄品の整備。
4.常磐新線に対応した都市計画
- 数万名の住民の増加が予想される南部地域に対して都市計画上の環境整備。
- 計画駅周辺の整備。(駐輪場の整備、常磐新線と武蔵野線の地下通路による連絡、駅周辺の商業地区の計画的な整備。(東京とつくば市の中央にあることから、知識集約型産業の誘致等。))
- 既存の南流山地域と整合性の取れた都市計画。
5.高齢者・障害者が暮らしやすい都市環境の整備
- 高齢者・障害者の視点によるソフト、ハード面の整備がなされていない。
- 新しく歩道の整備をしても数センチメートルの段差をつけてしまう。(車椅子の障害。技術基準整備要)
- 公共設備の階段の手摺の設置がない、駅のエスカレータ設置等。
- 介護サービスの拡充など。
6.流山市が持つ「環境資源」の有効活用
- 緑の環境、歴史のある建造物、江戸川などをその周囲の地域と調和させて、住民に愛される街作り、あるいは観光資源等としての利用を行なう。
5.地域としての重点課題の20年後の方向性・将来像
本ワークショップはタウンウオッチングからスタートし、その中で地域の課題を抽出して将来像に結び付けるという運営委員会のシナリオで進められていた。しかし、各地区が共通に抱えている課題の認識、そしてこれらの対策を具体的な文言で長期構想に反映して欲しいという強い要望から「地域の重点課題」を提示した。そして、これらが改善される過程を「20年後の方向性」とし、「地域の将来像」をまとめた。
重点課題「道路環境の整備」
その将来の方向性・将来像
幹線道路が整備され、生活道路内に渋滞をかわそうとする自動車が侵入しない状況を作り出すのが、20年後の姿である。特に流山8丁目の交差点の渋滞は、松戸市幸谷の道路整備とともにひどくなることが明白であり、早急な対策を要する。また、新橋が計画されているが、これにより別の生活道路が抜け道化して住民の生命を脅かすような状況にならないように対処する必要がある。流山橋の整備、松戸寄りの新橋の検討等を含めて早期に総合的な観点で行なう必要がある。
自動車と住民との分離を前提とした住民を中心とした道路環境整備。
重点課題「生活環境の整備及び美化」
その将来の方向性・将来像
下水道については、各家庭の下水道接続を進め、神明堀から悪臭が立たなくするのが20年後の姿である。これは江戸川への生活排水の流出をなくし、ひいてはその流域全体の環境の改善につながる。
鉄道の振動、騒音対策の将来の方向としては線路の盛土の部分の利用を含めて総合的に対処する必要がある。自動車による振動、騒音に対するものは道路環境の整備に関連し、渋滞の解消は排気ガスの面でも道路環境の整備の効果は大きい。20年後の姿としては現在より改善されている状況が望まれる。
リサイクル社会への将来の方向は市がしっかりしたポリシーをもち、これに対する行政活動(情報開示)を行ない、これによって市民が環境への影響が少ない住まい方を心がけるようになることである。
重点課題「防災対策(安全な都市づくり)」
その将来の方向性・将来像
「防災対策そのもの」と「災害が起きた後の対策」の2つの面での対策をとっていくのが将来の方向である。具体的には前者に対して災害が懸念される場所の情報開示(延焼を起こしやすい地域、水害が生じる場所等)とそれに対する対策(類焼を防ぐための緑地帯などの整備)が講じられ、後者に対しては、災害の発生直後、市民が正しく行動して自らその生命を守ることを支援するための情報提供、そしてその後、市が円滑に災害対策をとるための拠点設備の整備が行われることが想定される。
重点課題「常磐新線に対応した都市計画」
その将来の方向性・将来像
常磐新線の開通に伴う住民の増加に対しても街としての機能が破綻しないための整備(周辺道路、公共施設、南流山駅周辺の好ましい利用方法等)をなすのが今後の方向であり、これが結実するのが20年後の姿である。
重点課題「高齢者・障害者が暮らしやすい都市環境の整備」
その将来の方向性・将来像
今後の方向として道路、公共施設等の公共的な環境の整備、介護サービスなどのソフトウェアの面での整備を行い、高齢者・障害者が生活しやすい街となっているのが、20年後の姿である。→南部地域は平坦な場所が多いことからハードウェアの整備については、施工基準を整備することで現在からでも実施できる。
重点課題「流山市が持つ「環境資源」の有効活用」
その将来の方向性・将来像
今後の方向として緑の環境(森、江戸川等)、歴史のある建造物が維持・保存、そしてそこへ向かう歩道などの整備がされ、これらが市民に広く知られるようになり、また、近隣からこれらを楽しむ人たちが集まってくることにより、流山に住むことが誇りとされるようになるのが20年後の姿である。
6.まとめ
本報告は短期間でスケジュールに追われた中でまとめたものであり、個々には見落としている課題が多いと考えられる。しかしながら、道路環境の整備、生活環境の整備等、市民の生活の基盤となることから方向性は間違っていないと確信する。
本ワークショップの結果が「次期長期構想策定」に反映され、市当局と市民の信頼関係が深まることを期待する。
検討メンバー
流山北小区
吉田清、木村貴美子、永元としえ、藤下米吉、中川弘、前田弘、斎藤菊恵、 大竹和子、榊原松子、岩谷美代子、門脇甫、小野勉(運営委員)
流山小区
田辺玲子、渡辺好裕、浅井敏道、鶴巻宏市、大川原繁八、金山春一、藤井隆、金巻賢治、野口英生、西原亮一、阪本和子、廣保正、加藤貴美子、池田博俊、藤原信一郎(運営委員)、吉田洋一(運営委員)
鰭ヶ崎小区
上藤安松、鎗田富士男、鈴木英之、荒井孝之、宮原久子、津治啓雅、前田祥三、佐々木ふみ子、山崎修平、釣哲郎(運営委員)
南流山小区
藤代千代子、飯島勇三、柿崎正治、市川誠、宮原哲也(運営委員)
事務局
加藤正夫、鈴木洋子、福吉恭一
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