ぐるっと流山 ゆうゆう大学 令和元年第2回合同講演会

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ページ番号1022373  更新日 令和1年8月1日

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写真:講演会の様子

 令和元年7月23日(火曜日)、文化会館で「ゆうゆう大学第2回合同講演会」が開催されました。公民館が運営している流山市ゆうゆう大学では、一般の方も自由に参加できる合同公開講演会を年3回開催しています。今回は、「雲の名前 空のふしぎ~空の探検家と世界の空を見に行こう! ~」と題し、空の探検家として活躍されている気象予報士・武田康男さんを講師としてお招きしました。

写真:出版本の様子

 武田さんは、第50次南極地域越冬隊員として、昭和基地で観測業務に従事するなど輝かしい経歴をお持ちです。世界中を飛び回って撮影された美しい雲や空、星の写真は多くのファンに愛されています。また、マスメディアにも多く出演し、気象・天文の講演を行うほか、「自分で天気を予報できる本」や「雲の顔」など多くの著書・気象写真集を発行され、自ら厳選した写真を納めた「空の探検記」は、産経児童出版文化賞を受賞しました。

写真:満席の観客の様子

 会場には、ゆうゆう大学の学生のほか、市内外からたくさんの方に足を運んでいただき、来場者数は600人を数えました。夏休み中のお子さんも参加してくれました。文化会館ホールには大きなスクリーンが設置され、武田さんが持ち込んだ4Kプロジェクターで美しい空の映像が映し出されると、会場からは驚きの声や歓声が上がりました。

写真:富士山の様子

 講演の前半は、流山市周辺で観測できるさまざまな気象現象の紹介から始まりました。江戸川の土手などから見える美しい富士山の夕景などが紹介されるたび、会場からは感嘆の声が上がります。流山市は気象観測がしやすく、写真も撮りやすいと説明があり、貴重な撮影スポットの紹介もありました。

写真:オーロラの様子

 後半は、世界の気象現象がテーマでした。普段はなかなか見ることができない写真や動画に、参加者は魅了されていました。「南極での越冬で出会ったペンギンやアザラシたちは、まったく人間を怖がらず、地球上で一番平和で美しい姿だと思った」と話していました。

写真:南極の様子

 幼少期に偶然見た彗星の美しさに心を奪われた武田さんは、100歳になるまでに出会える全ての天体現象を調べ、観測の計画を立てたそうです。講演中にも、2035年に出会えるダイヤモンドリング、2061年に出会えるハレー彗星などが紹介され、会場は笑いの渦に包まれました。「興味や好奇心を持っていれば、感動的な現象を見るチャンスは誰にでもある」と話していました。

写真:講演会後の様子

 次回のゆうゆう大学合同講演会は、令和2年3月18日(水曜日)に開催予定です。パワーコーラス協会理事GONZAさん他のご出演で、講演と音楽鑑賞会を開催します。参加者全員で歌う場も設けていただく予定です。お問い合わせは、文化会館(電話04-7158-3462)まで。

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