ぐるっと流山 公園のようなバリアフリーコンサート おおたかの森ミュージックパーク

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ページ番号1022224  更新日 令和1年7月18日

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写真:おおたかの森ミュージックパークの様子

 令和元年7月14日(日曜日)、おおたかの森センターで障害のある方も楽しめるバリアフリーコンサートが開催されました。今回は、社会福祉協議会の後援を得て、第9回流山ジャズフェスティバルの一環として開催され、約80人が生演奏や歌を楽しみました。出演は、ドラム・パーカッショニストの本間修治さんとピアニストの石川容子さんによるユニット『マカロンズ』。ご家族で楽しめるように、クラシックだけでなくアニメメドレーやジャズなどさまざまなジャンルの曲が披露されました。

写真:会場の様子

 知的・発達障害、精神障害、身体障害などの特性で、普段は「コンサートに行きにくい」と思われている方にも楽しんでいただけるように、会場にはさまざまな工夫を凝らしました。演奏中の出入りも自由で、休憩所も用意しました。また、開演に先立っての解説では、手話通訳や絵による情報も加えました。

写真:マカロンズ演奏の様子

 初めての試みで手探りの部分もありましたが「公園はいろいろな人が集まり、みんなが楽しめる場所。そんな空間になれば」とスタッフ全員で考え、障害のある方はもちろん、保護者の皆さんにもリラックスしていただけるようなコンサートを企画しました。特に座席に関しては、通常のいす席に加え、ストレッチャー型も可能な車いす席をはじめ、マットや座布団を敷いたフラット席、磁気ループ席の4種類を用意し、その方の障害に合わせて選べるように配慮しました。

写真:コンサートの様子

 フラット席を選んだ参加者は、まるで公園に敷いたレジャーシートの上で音楽を聴いているようにリラックスしていました。柏特別支援学校に通う大沢明莉ちゃん(9歳)とご家族は、「こうした機会をもっと増やしてほしい」と感想を聞かせてくれました。6歳の自閉症のお子さんと参加した保護者は、「おおたかの森センターのフェイスブックを見て参加しました。こうした機会を通して、大きな声を出してしまう子どもたちのことを理解してもらえたら」と話してくれました。

写真:フィナーレの様子

 今回のコンサートを企画したおおたかの森センターでは、アート体験プログラム「アートの中をタンケンだ!! 」を昨年からシリーズで開催しています。同プログラムは、アーティストの水内貴英さんが天井から布を張り巡らせ、不思議な空間をつくり、参加者がさまざまなものを吊るしたり、触れたり、切ったりする作品がある空間と、アーティストとのふれあいを楽しむ企画で毎回好評を博しています。お問い合わせは、おおたかの森センター(電話04-7159-7031)まで。

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