ぐるっと流山 バリアフリー演劇鑑賞会 本番に向けてリハーサルと研修会を開催

このページの情報をXでポストできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1022218  更新日 令和1年7月17日

印刷大きな文字で印刷

7月20日の本番に向け 高校演劇部の皆さんがリハーサル

写真:リハーサルの様子

 令和元年7月13日(土曜日)、文化会館で「バリアフリー演劇鑑賞会」のリハーサルと研修会が開催されました。 今週末の7月20日(土曜日)13時30分から同会館で行われる「バリアフリー演劇鑑賞会」に先立ち企画されたもので、出演される千葉県立流山高校演劇部の皆さんは真剣な表情で照明や音響、字幕を出すタイミング、音声ガイドの内容などをチェックしながら通し稽古に励んでいました。

写真:練習の間のミーティングの様子

 目のご不自由な方のために、最初にストーリーの概略が説明され、台詞の合間には、イヤホンで音声ガイドを聴きながら舞台を楽しめるよう工夫されています。 また、耳のご不自由な方には、台詞や効果音を字幕スーパーで表示します。 ほかにも車いす席や補助犬席なども設けられ、どなたでもお気軽に生の演劇の舞台をお楽しみいただけるよう工夫を凝らしています。

写真:リハーサルのようす

 このバリアフリー演劇鑑賞会は、障害者差別解消法が施行された平成28年度から流山市教育委員会と流山市社会福祉協議会との共催で毎年続けられているものです。 第1回には野田中央高校、柏中央高校が、第2回に柏の葉高校が、第3回目には流山おおたかの森高校の演劇部が上演しています。第4回目となる今回の出演は、昨年、15年ぶりに県大会への出場を果たした千葉県立流山高校演劇部の皆さん。 同高校は、ことし開校50周年の記念すべき年でもあり、開館50周年の流山市文化会館での舞台に力が入っています。

写真:バリアフリーイベントの第一人者・南部充央さんからのアドバイス

 この日は、バリアフリーイベントの第一人者である南部充央さんを関西からお招きし、リハーサルを通して障害のある方々に舞台鑑賞いただくための注意点などをご指導いただきました。 南部さんは、「皆さんの手によって、「かつては、障害の有無で楽しめる舞台が限られていたホールなどもあったらしいよ」と言えるような社会を築いていきましょう」と呼び掛けていらっしゃいました。

写真:リハーサルのようす

 演目は流山高校演劇部3年生の本村優さんの脚本「ベストアンサー~強盗のすゝめ」。シナリオも演出も照明や音響などもすべて高校生の手による舞台です。  とある家に侵入した強盗の和真は、ひとりのおばあちゃんと出会います。和真は強盗だとバレないように行動しますが……。果たして和真は正体を隠すことができるのか。そして第二の強盗も登場して……。高校生らしいドタバタコメディです。おばあちゃんののんびりした語り口が、観る人をほんわかした気持ちにさせてくれます。

写真:リハーサルのようす

 バリアフリー演劇鑑賞会は7月20日(土曜日)13時30分から開演します。申し込み不要、入場無料です。当日は、野田中央高校演劇部の高校生が受付から客席までの案内サポートもします。音声ガイド機器の貸し出しも行い、車いすの方や介助犬を連れた方にはゆったりしたスペースの席を準備しますので、安心してご来場ください。問い合わせは文化会館(電話04-7158-3462、ファクス04-7158-3442)まで。若い感性に触れる機会に、ぜひ、ご来場ください。

ご意見をお聞かせください

このページに問題点はありましたか?
(複数回答可)


このページに関するお問い合わせ

総合政策部 秘書広報課
〒270-0192 流山市平和台1丁目1番地の1 第1庁舎3階
電話:04-7150-6063 ファクス:04-7150-0111
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。