ぐるっと流山　北部公民館　布ぞうり作り

　梅雨の合間の平成29年6月2日（金曜日）・16日（金曜日）、北部公民館で「布ぞうり作り」の講座が開催されました。前回に続き、今回も定員10人と少人数だったため、参加者の中には「4回目のチャレンジでやっと申し込みができました」と話す方もいました。
　ぞうりの材料として古布切れを持参してもらいましたが、材料を切る作業に時間が掛かるため、公民館が事前に何色かの色を組み合わせ、ロープを添えたキットも希望者にお配りしました。
 

　全員に材料が渡ったところで、先生の号令で足の親指にロープを掛けるところから始まりました。色布を長く切った紐を編んでいく工程は、形ができていくので楽しい工程ですが、あまりきつく編んでもいけないなど、説明書だけでは十分説明しきれないところもあり、講師のアドバイスを受けながら、皆さん黙々と編んでいきます。

　長さが20センチ程度になると定規で寸法を測ります。好みのサイズに達したらまとめる工程に入ります。編み終わった先端をまとめて縦のロープを手前に引くと見事に長い楕円形ができあがります。
　鼻緒をつけ、ぞうりの裏にはみ出た紐や余分なロープを切って形を整えれば完成です。できあがって履ける状態になると皆さんのお顔が自然にほころびます。不要なTシャツが役立つぞうりになるのですからうれしいですよね。作品を並べると皆さん早速「品評会」の始まりです。
 

　布の組み合わせは参加者の自由ですが、皆さんの色彩感覚はすばらしく、どれも色とりどりの個性豊かな作品となりました。
　今後も北部公民館では「布ぞうり作り」の講座を開催する予定です。ぜひ、ご参加ください。