ぐるっと流山 流山市ゆうゆう大学 令和6年度第3回合同講演会

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ページ番号1049473  更新日 令和7年4月3日

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料理について解説する斗鬼先生

 令和7年3月10日(月曜日)、文化会館ホールで「流山市ゆうゆう大学 令和6年度第3回合同講演会」が開催されました。講師は、NHK「チコちゃんに叱られる」など多数のメディアに出演の、江戸川大学名誉教授 斗鬼正一先生。文化人類学研究の立場から「なぜ人間は料理するのか?―食から人間というナゾを読み解く」と題して講演をしていただきました。

斗鬼先生が講演する様子

 講演会では、同じ食べ物でも民族により食べ方も違うこと、食のマナー文化の違い、また相対的見方、絶対的に「正しい」食のマナーはないなど、大変分かりやすく面白く話していただきました。特に参加者の興味を引いたのは「ゲテモノ」の話です。日本でも蚕の蛹(さなぎ)や蜂の子を食べる地方もありますが、蛇や犬を食べる国もあるなどの話に、会場からは時折驚きの声も聞かれ、日本では当然と思っている常識が世界では通用しないことがあることも知りました。

参加者が講演を聞き入る様子

 参加者の方々からは、「文化の違いを楽しむこと」「多様な価値観を理解すること」「相対的に物事を考えること」など、多文化を受け入れることの大切さを学んだという感想が寄せられました。自分だけの物差しではなく、相対的な見方が大切であり、異文化を取り入れ、何事にも適応できる「しなやかな生き方」を目指す気づきを得ることができました。

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