平成28年流山市議会第4回定例会
提案理由の説明に先立ちまして、市政に関する諸般の報告を申し上げます。
人口の動静及び財政状況については、お配りした資料により、報告に代えさせていただきます。
はじめに、市制施行50周年記念式典の開催について申し上げます。
本市は昭和42年1月1日、千葉県下20番目に市制を施行し、平成29年1月1日に市制施行50周年の節目を迎えます。
市制施行から半世紀を祝うにあたり、平成29年1月21日に文化会館で市制施行50周年記念式典を挙行いたします。
式典では、流山市名誉市民 故 後藤純男氏への名誉市民推戴式、並びに50周年記念市政功労者の表彰を行うほか、50年間の市の歴史を振り返る記念ビデオの上映などを行います。
次に、首都圏駅PR広告について申し上げます。
首都圏における、流山市ブランドの確立を目的としたPRポスター「母になるなら、流山市。」を11月14日から20日まで、JR線及び東京メトロ、小田急線の首都圏主要駅に掲出いたしました。
また、14日から27日まで、東京メトロ千代田線及び半蔵門線で車内窓上ワイド広告を掲出しております。
次に、木地区における字の区域及び名称について申し上げます。
木地区における、土地区画整理事業の換地処分に合わせて実施する字の区域及び名称の変更について、本年3月に設置した「流山市行政区域制度審議会」から、去る10月3日に答申書が提出されました。
答申は、字の境界については、道路等の恒久的な施設等を字界とし、区域については、字の飛び地が生じることのない形状とするとともに、土地区画整理事業の計画人口及び面積の均衡を図ることとし、木及び南流山と言う、住民に慣れ親しまれた字名を基本とすることという内容でした。
今後、この答申内容を尊重し、平成29年第3回定例会への上程に向け、手続きを進めてまいります。
次に、市制施行50周年記念事業 市民まつりの開催結果について申し上げます。
10月30日に生涯学習センター流山エルズをメイン会場として、第38回市民まつりと市民健康まつりが同時に開催されました。当日は肌寒い天候ではありましたが、3万3千人の方々にお越しいただき、会場は大いに賑わいました。
姉妹都市・友好都市物産展では、各都市の名産物を、例年より多く出品いただき、会場を埋め尽くす長蛇の列が出来、人気メニューは、昼過ぎには完売するほどの盛況ぶりでした。
市民まつりの開催にあたり、多くの市内事業所や自治会の皆様方の協賛、そして多くのボランティアの皆様方にご協力いただきましたことを、この場をお借りして深謝申し上げます。
次に、臨時福祉給付金の給付について申し上げます。
消費税率の引き上げによる影響を緩和するため、低所得者世帯へ国からの暫定的・臨時的な措置として昨年度に引き続き「臨時福祉給付金」が給付されます。
「平成28年度臨時福祉給付金」については、11月15日に申請の受付を終了し、1人あたり3,000円を10月末までに、14,842人に給付いたしました。
また、臨時福祉給付金の対象者で障害基礎年金や遺族基礎年金の受給者に対する「障害・遺族年金受給者向け給付金」については、同じく11月15日に申請の受付を終了し、1人あたり30,000円を10月末までに449人に給付いたしました。
いずれも、9月から随時支給し、12月下旬までにすべての給付を終了する予定です。
平成27年度臨時福祉給付金の支給対象者で、平成29年3月31日までに、65歳以上になられる方を対象とする「高齢者向け給付金」については、去る8月9日に申請の受付を終了し、1人あたり30,000円を10月末までに10,897人に給付いたしました。
次に、民生委員・児童委員の一斉改選について申し上げます。
現在の民生委員・児童委員の任期が、11月30日で満了となり、一斉改選となります。
次回の任期は、平成28年12月1日から平成31年11月30日までの3年間で、153名の民生委員・児童委員が、平成28年12月1日付けで厚生労働大臣から委嘱されます。
次に、おおたかの森ファミリーサポートセンターの開設について申し上げます。
流山おおたかの森駅東口に江戸川台駅前に続いて市内2か所目となるファミリーサポートセンターが11月15日にオープンいたしました。運営法人は、江戸川台駅前と同じく、NPO法人ユー・アイネットです。
子育て世代の多い、おおたかの森地区にも窓口を設けたことで、利便性の向上と会員数の増加を図り、より一層、子育てに優しいまちづくりを推進してまいります。
次に、小規模保育事業所の開園について申し上げます。
南流山地区に去る10月1日、定員19名の小規模保育事業所「オハナゆめキッズハウス」が開園いたしました。
小規模保育事業所については、待機児童の解消を図るため、認可保育所とともに整備を推進し、市内4か所目となります。
さらに来年4月1日の開園に向け、おおたかの森地区に1か所の小規模保育事業所の整備を進めています。
次に、幼児教育支援センター附属幼稚園への太陽光発電設備の寄贈について申し上げます。
幼児教育支援センター附属幼稚園に去る9月11日、太陽電池容量3.24KWの太陽光発電設備とポータブル蓄電池が設置されました。
NPO法人「そらべあ基金」が行う「そらべあスマイルプロジェクト」により寄贈を受けたもので、平常時の発電のほか、災害時の非常用電源、また、子ども達の環境教育にも役立ててまいります。
次に、つくばエクスプレス沿線土地区画整理事業について申し上げます。
UR都市機構が施行する新市街地地区では、平成28年度末の工事完了を目指し整備が進められていますが、一部の地区で整備が遅れていることから、市はUR都市機構に、工事完成まで責任を持って整備するよう申し入れております。
なお、工事の完了時期が明確になった時点で、UR都市機構と協力し、地権者をはじめ、市民の皆様方にお知らせしてまいります。
流山おおたかの森駅西口では、駅前広場や宅地整備に伴い、移転が必要となる、桜調温工業株式会社と合意形成が図れ、平成29年1月に、移転先での建築工事が着手されます。
また、都市計画道路3・2・25号下花輪駒木線、通称、都市軸道路の整備に伴い、移転が必要な流山自動車学校の土地所有者と建物の権利者との合意形成が図れたことから、移転先において、1階が店舗で、屋上に教習コースを配置した建築工事が、12月から本格的に着手されます。
さらに、ベルク流山おおたかの森店前の都市軸道路と都市計画道路3・5・22号東深井市野谷線との交差点には、多くの方々から要望の寄せられていた信号機が、平成29年3月末に設置される予定です。
千葉県が施行する運動公園周辺地区では、平成29年度末の供用を目指し、地区の骨格となる幹線道路の整備を進めており、都市計画道路3・3・2号新川南流山線では、流山セントラルパーク駅西口駅前線から北側約200m区間において、道路築造工事に着手しております。
また、中交差点では、埋蔵文化財調査が完了し、交差点改良工事に着手いたしました。
都市計画道路3・3・28号中駒木線では、宮園団地から東葛病院までの区間の埋蔵文化財調査を平成29年1月から実施し、調査終了後、道路築造工事に着手いたします。
同じく千葉県が施行する木地区では、木1号公園南側を江戸川方向に延びる12m道路において、主要地方道松戸野田線との交差点と、準用河川神明堀沿いの通学路として利用されている交差点の2か所で、平成29年3月末に信号機が設置される予定です。
流山市が施行する西平井・鰭ケ崎地区では、保留地の販売を平成27年度からの継続販売分と平成28年度第1期販売分を完売いたしました。
鰭ケ崎・思井地区では、6月に販売した第1期販売分、6区画の内、2区画で申し込みがありました。
また、11月19日から27日まで第2期販売として、西平井・鰭ケ崎地区で1区画、鰭ケ崎・思井地区で2区画を販売しております。
次に、旧市民総合体育館の解体と跡地利用について申し上げます。
旧市民総合体育館の解体工事が10月末に終了いたしました。
跡地には、駐車場と広場を整備することとし、広場には、防災施設として災害時に必要な災害トイレや、かまどベンチ、防災パーゴラ、災害用井戸及びソーラー外灯を設置しております。
なお、駐車場は、平成29年4月を目途に供用を開始し、芝生の養生が必要な広場については、平成29年4月下旬を目途に、供用を開始いたします。
次に、平成29年成人式の開催について申し上げます。
今回からキッコーマン アリーナを会場として、平成29年1月8日に流山市成人式を開催いたします。
今回の新成人は男女合わせて1,436名で、企画から運営まで、32名の実行委員による手づくりで行います。
次に、市制施行50周年記念 後藤純男回顧展の開催について申し上げます。
平成29年1月22日から2月21日まで、市制施行50周年記念事業として、生涯学習センター流山エルズにおいて、流山市名誉市民第1号である日本画家 故 後藤純男氏の展覧会「後藤純男回顧展」を開催いたします。
去る10月18日に逝去された、後藤純男氏の足跡を偲び、同氏の作品32点を展覧いたします。
11月18日から、文化会館や各公民館、南流山センター及びおおたかの森センター、博物館、森の図書館、生涯学習センターをはじめ、イープラスにおいて前売券の販売を開始しております。
次に、新川耕地スポーツフィールドの移転整備について申し上げます。
下花輪地区に整備中の新川耕地スポーツフィールドについては、去る9月28日から北千葉浄水場内に仮置きしている土砂の受け入れを開始し、盛土造成工事を進めております。
10月末時点の工事進捗率は18%で、平成29年2月末に造成工事を完了する予定であり、平成30年4月の使用開始を目指します。
次に、市制施行50周年記念 宝くじふるさとワクワク劇場の開催について申し上げます。
文化会館で宝くじふるさとワクワク劇場を、12月17日に開催いたします。落語家 桂米助氏を始め、テレビ等で活躍する多くの芸人が出演するほか、赤城保存会の伝統芸能の披露や、市民の出演なども予定しております。
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