平成27年流山市議会第3回定例会

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ページ番号1009758  更新日 平成29年9月15日

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提案理由の説明に先立ちまして、市政に関する諸般の報告を申し上げます。
人口の動静及び財政状況については、お配りした資料により、報告に代えさせていただきます。

はじめに、「平和施策事業」について申し上げます。
平和施策事業については、今年度も、平和について学び、考え、そして次世代へとつないでいくことを目的に、公募によって選ばれた小学5・6年生20名を平和大使に任命し、8月5、6日に広島へ派遣しました。
平和大使は、被爆者の講話を伺った後、市民の手で束ねられた約23万8千羽の折り鶴を平和記念公園へ献納し、広島平和記念資料館を見学するとともに、8月6日に挙行された平和記念式典に参列しました。
8月18日には、派遣した平和大使による報告会が市役所で開催され、今回の派遣活動をまとめた作文集が提出され、平和への想いが報告されました。
市では、この作文集を広く市民の皆様に閲覧いただけるよう、市議会、市内小中学校、図書館、公民館、生涯学習センターへ配架するとともに、市ホームページへ掲載しました。
また、7月には、広島平和記念資料館から、「サダコと折り鶴ポスター」を拝借して、市役所1階ロビーをはじめ、南流山センター、森の図書館の3か所で平和ポスター展を開催しました。
今後も、平和都市宣言の平和精神を受け継ぎながら、次世代に平和への想いを繋ぐための活動を推進してまいります。

次に、「健康都市推進事業」について申し上げます。
7月28・29日の2日間、愛媛県八幡浜市で、「第11回健康都市連合日本支部総会 並びに 大会」が、健康都市連合日本支部に加盟する全国41市区町の首長及び関係者の参加のもと開催され、本市からは日本支部長である私とともに、健康づくり推進員6名が出席しました。
全国から約600名の参加者のもと、本市から市が進める先進的な健康都市施策である「グリーンチェーン推進・緑化啓発事業」を発表するとともに、健康づくり推進員から、日頃の健康づくりの取り組みについて発表してまいりました。
また、総会では来年度の日本支部総会並びに大会が、7月26・27日に本市で開催されることが全会一致で承認されました。
メイン会場は、新市民総合体育館を予定しています。

次に、「森のナイトカフェの開催結果」について申し上げます。
8月5日から8日までの4日間にわたり、流山おおたかの森駅南口都市広場を会場として「森のナイトカフェ」を開催しました。
今回は水をテーマに、会場でミストや水が噴き出すステージや、ライトアップされた水槽、手漕ぎボートのアトラクションを設置しました。
また、国内で卓球台のトップシェアを誇る株式会社三英のご協力により、2016年リオデジャネイロオリンピック仕様モデルの卓球台を設置しました。
また、プロの卓球選手によるデモンストレーションも行われるなど、多くの来場者が卓球を楽しまれました。
4日間で延べ約4万5千人の来場者が訪れ、真夏の夜を過ごされました。

次に、「流山おおたかの森駅前市有地活用事業」について申し上げます。
流山おおたかの森駅前市有地活用事業の事業者公募については、7月8日に募集要項等を公表したのち、7月23日に申し出のあった13社の企業から本事業に関するヒアリングを行い、多岐にわたるご意見を頂戴しました。
また、7月28日まで受け付けていた募集要項等に関する質問については、「借地契約の方法」や「当該市有地に建設する建物と流山おおたかの森駅自由通路との接続」、「ホールの仕様」、「バンケットの規模」など、196項目の質問があり、回答を市ホームページで公表しました。
今後は11月上旬を目途に優先交渉権者を決定してまいります。

次に、「新川耕地の南地域及び西深井地域の開発」について申し上げます。
新川耕地区域内で都市計画手続きを進めていました「流山インターチェンジ北部物流センター地区」の地区計画については、7月31日付けで、また、「西深井物流施設地区」の地区計画については、8月28日付けで決定告示を行いました。
また、新川耕地スポーツフィールドの移転に伴う、新スポーツフィールド用地については、7月5日から8月31日まで、新川耕地地域を対象に公募したところ、期限までに2件の申し出がありました。
今後、庁内の選定委員会において、10月中頃に移転先候補地を選定する予定です。

次に、「マイナンバー制度の運用開始の準備状況」について申し上げます。
平成28年1月から社会保障をはじめ、税の賦課収納などの分野の行政事務で12桁の個人番号いわゆるマイナンバーの利用が始まります。
マイナンバーは住民票のある全ての個人を対象に10月5日以降、順次、世帯主宛に通知されます。
これにより、市民の皆様の手続きにおいて、住民票などの添付書類の負担が軽減されます。
市では現在、関係条例の制定やセキュリティ対策に万全を期すための準備を進めるとともに、個人番号カードの取得手続や利用方法などについて、広報ながれやまや、市ホームページで市民の皆様への周知に努めております。
また、10月から、市民の皆様からのマイナンバーに関する様々な問い合わせにお答えする電話相談窓口を設置するほか、平成28年1月には「個人番号カード」を交付する特設窓口を設置するよう準備を進めています。

次に、「流山市民まつりの開催」について申し上げます。
「第37回流山市民まつり」は、「流山市民健康まつり」と同時に、10月25日に開催します。
今年も、生涯学習センターをメイン会場に、流山セントラルパーク駅東口までの一帯を会場として、例年好評の姉妹・友好都市の物産展をはじめ、森のグルメレストランや市民団体によるステージショーなどを実施いたします。
駅前ロータリーを、福祉関係団体等による福祉会場と、市民健康まつりの会場とし、駅からの来場者を賑やかにお迎えします。
また、市内外からの物産を多くの方にご利用頂けるよう、例年どおり、宅配業者による荷物の一時預かりや、全国各地への配送サービスを行うなど、利便性や回遊性の向上に努め、主催者である市民まつり実行委員会と連携し、魅力ある市民まつりの開催に向けて準備を進めてまいります。

次に、「LED防犯灯一括整備・管理事業の進捗」について申し上げます。
自治会が設置、管理している防犯灯を市がLED灯に一斉交換し、管理していく「LED防犯灯一括整備管理事業」については、民間による省エネルギー化(ESCO)事業により進めていくため、現在、事業者となる予定の東京センチュリーリース株式会社と現地調査方法などについて協議を進めています。
今後、市内の防犯灯の現地調査を行った上で、同社と本事業の契約を締結し、10月から順次、防犯灯のLED化工事を実施します。
平成28年4月1日からは、市による防犯灯の維持・管理を開始する予定です。

次に、「流山市総合防災訓練の実施結果」について申し上げます。
「平成27年度流山市総合防災訓練」を8月30日に、流山北小学校を会場として、関係機関や市民898名の参加を得て実施しました。
当日は、自助・共助の活動を体験できる訓練やはしご車による救助・消火訓練などを行ったほか、今回、初めて市全域を対象としたシェイクアウト訓練を実施しました。
自治会や消防団などの協力もあり、多くの市民の皆様にご参加いただけましたことを、この場をお借りして御礼申し上げます。

次に、「子育て支援総合窓口『おやこあんしん相談』の開設」について申し上げます。
安心して子育てができるよう、子育てに関する情報提供や相談業務を行う窓口「おやこあんしん相談」を、8月3日から子ども家庭課に設置するとともに、電話で相談に応じる「おやこあんしんダイヤル」を同時に開設しました。
保育士の経験がある子育てコーディネーターが、保育園や幼稚園の入園について情報提供を行い、待機児童の解消に努めるとともに、地域の子育て関連施設についての情報提供や子育てに関する相談に応じ、子育て世帯を支援してまいります。

次に、「第39回流山花火大会の開催結果」について申し上げます。
去る8月22日、江戸川堤において「第39回流山花火大会」が開催されました。
当日は、例年同様、三郷市の花火大会も同日開催され、恒例のスカイミュージカルをはじめ、両市併せて約1万発の花火が打ち上げられました。
晴天にも恵まれ、約16万5千人もの観客が訪れました。
ダイナミックな光と音の共演に、来場者からは大きな歓声と拍手が寄せられ花火大会は盛会のうちに無事終了しました。

次に、「流鉄開業100周年記念事業及び利根運河通水125周年記念事業」について申し上げます。
流鉄開業100周年記念事業については、流山市、松戸市、流鉄等で構成する実行委員会を今年6月30日に設置しました。
9月4・5日には、流山駅に停車した電車の中や駅のホームで、ビールなどの飲食ができる「ビア電車」イベントを実施するほか、9月下旬には、近隣小学生が描いた流鉄に関する絵画を掲出した絵画電車を運行します。
また、9月23日には、記念1日フリー乗車券の販売や、架空都市「流川市」を舞台としたアニメ「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」の声優による一日駅長イベントなどを予定しています。
利根運河通水125周年記念事業については、10月17日に利根運河において記念式典の開催を予定しています。
なお、同日夜には、東京理科大学の学生が中心となって企画・運営する「利根運河シアターナイト2015」が開催されます。

次に、「東京電力株式会社に対する損害賠償請求」について申し上げます。
東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う廃棄物処理費などの損害賠償については、東京電力株式会社との一部合意により、平成23年度分287万2,800円、平成25年度分578万555円が、8月25日に入金されました。
これまでの損害賠償請求総額8億476万4,923円に対する回収率は79.6%で、6億4,060万2,847円が回収できました。
また、同社から平成26年度分の放射能対策にかかる損害賠償請求内容が7月21日付けで示されたことから、同年度に要した廃棄物処理費用をはじめとする放射能対策事業費の請求を9月中に行えるよう事務を進めているところです。

次に、「まちなか森づくりプロジェクト事業」について申し上げます。
平成22年度から実施している、「まちなか森づくりプロジェクト事業」については、一般社団法人千葉県トラック協会から苗木の提供などのご協力により、南流山の「木1号公園」にシイ、タブノキ、シラカシの他、サクラ、ツツジなど合計310本の植樹を10月29日に予定しています。
当日は、環境学習の一環として、南流山小学校4年生の児童や関係者など約150名の参加を予定しており、植樹のほか記念看板の除幕式を行います。
今後も引き続き、市民参加による森づくりを推進してまいります。

次に、「つくばエクスプレス沿線土地区画整理事業」について申し上げます。
UR都市機構が施行する新市街地地区では、平成28年度末の工事完成を目指し、流山おおたかの森駅周辺で整備が進められています。
駅北口では、本格的な造成工事に着手するため、北口と西口を結ぶ東武野田線の既設踏切への道路が変更となることから、案内看板の設置や回覧などで、駅周辺の住民や駅利用者への周知を先月末から図っています。
駅西口では、駅前広場整備に向け、桜調温工業株式会社の工場裏に、暫定広場の整備を進めています。
切り替えを行う際には、利用者の方々に分かりやすい案内を行ってまいります。
駅東口では、東口駅前線と区画道路が交差するアビー株式会社前交差点に、年内に信号機が設置される予定です。
昨年本格的に整備に着手した、広域的な幹線となる都市計画道路3・2・25号下花輪駒木線「都市軸道路」では、東武野田線を地下で横断するための構造物の築造や掘削(くっさく)工事が進められています。
引き続き早期完成に向け、UR都市機構と協議を進めてまいります。

千葉県が施行する運動公園周辺地区では、来年4月にオープンする市民総合体育館へのアクセス道路となる県道柏流山線と都市計画道路3・3・28号中駒木線との交差点で、中駒木線に右折用矢印信号が7月17日に設置され、交差点の安全性の向上と交通集中による渋滞が緩和されました。
流山セントラルパーク駅東口駅前線と都市計画道路3・3・28号中駒木線との交差点では、市民総合体育館や生涯学習センターを利用する歩行者の安全の向上を図るため、年内の信号機設置に向け10月から交差点改良工事に着手します。
同じく千葉県が施行する木地区では、地区を南北に縦断する主要地方道松戸・野田線の拡幅整備が進められており、平成27年度末の工事完了を目指します。

市が施行する、西平井・鰭ヶ崎地区では、第1期の保留地販売として、7月11日から20日まで、13区画を販売し、これまで、7区画に申し込みがありました。
残りの6区画についても、引き続き先着順で販売を行い、早期完売を目指します。
また、第2期の保留地販売については、10月に11区画を販売する予定です。
同じく市施行の、鰭ヶ崎・思井地区では、土地利用の向上及び保留地確保のため、6月26日に事業計画変更の公告を行いました。
また、鰭ケ崎調整池工事については、7月末現在の進捗率は、
90%で、調整池本体の築造が完了し、排水ポンプ設備や電気設備の工事を進めています。

次に、「市民総合体育館建替え事業」について申し上げます。
市民総合体育館建替え事業の8月末時点の進捗率は、約78%です。
メインアリーナは鉄骨工事と、躯体工事が概ね完了しました。
現在、内外装や設備等の工事を行っています。
なお、今年4月から6月までの天候不順により、11月中に予定していた竣工は12月にずれ込む見込みとなりますが、平成28年4月の開館に向けて、引き続き、準備を進めています。

次に、「第44回全国消防救助技術大会の結果報告」について申し上げます。
8月29日に兵庫県神戸市、神戸学院大学ポートアイランドキャンパスで第44回全国消防救助技術大会が開催されました。
この大会は、消防救助隊員が救助技術の正確・迅速・安全を競うもので、チームで出場する「障害突破」の種目では、県大会及び関東大会で第1位となり、4回目となる今回の全国大会では5位入賞となりました。
また、個人種目の「はしご登はん」では、県大会で第1位となり、出場権を得た初の全国大会においてもみごと1位となりました。
今後も災害発生など有事の際に、最新の救助技術と知識を駆使して、市民の生命、身体及び財産を守ることができるよう、更なる救助技術の向上に努めます。
 

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