平成30年流山市議会第1回定例会

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ページ番号1017436  更新日 平成30年2月15日

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 市政に関する諸般の報告を申し上げます。
 人口の動静及び財政状況については、お配りした資料により、報告に代えさせていただきます。

 はじめに、オランダ文化の理解の醸成に向けた取組みについて申し上げます。
 本市は東京オリンピック・パラリンピックにおいて、オランダのホストタウンとして同代表チームの事前キャンプ地となりました。
 オランダへの市民の関心を高めるため、1月下旬、市内小・中学校の給食において、オランダ料理をメニューに取り入れた給食を提供しました。
 また、利根運河に近接する西深井小学校では、給食時間に市内在住のオランダ人をお招きし、児童との交流を図りました。
 当日は、オランダ食文化の話題等で盛り上がり、児童のオランダへの関心を高めることができました。
 今後もオリンピック・パラリンピック開催へ向け、オランダ文化の理解の醸成に取り組んでまいります。

 次に、特別養護老人ホームの開設について申し上げます。
 高齢者支援計画に基づき、計画的に整備を進めている特別養護老人ホームについて、平成30年4月に社会福祉法人あかぎ万葉が運営する「花のいろ」が中野久木に開設します。
 定員数100名で、空床ベッドを利用したショートステイサービスも提供する予定となっており、現在入居者の募集を行っています。

 次に、ヘルプマークの普及啓発について申し上げます。
 義足や人工関節、妊娠初期の方等、外見からは援助や配慮を必要としていることがわからない方が援助を受けやすくするヘルプマークが、東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け、昨年7月に日本工業規格・JISに認証されました。
 本市ではストラップ型のヘルプマークを作成し、市内在住・在勤者で、ヘルプマークの利用の対象となる方へ、障害者支援課窓口で届出書をご記入いただき無料で配布するとともに、チラシ及びポスターを作成して、ヘルプマークの普及啓発と同マークの理解に努めてまいります。

 次に、医療救護活動マニュアルの策定について申し上げます。
 災害発生時に医療救護活動の体制整備を図るため、流山市医師会等の地域の医療機関や、流山警察、市の災害医療関係部門等をメンバーとする流山市災害医療対策会議において「医療救護活動マニュアル」を策定しました。
 同マニュアルは、地域防災計画に基づき設置される災害救援対策本部が、災害発生時の医療救護活動を円滑に行うための行動指針となり、医療救護班等の派遣体制を整え、災害時に傷病者へ応急処置を行います。

 次に、認可保育所、小規模保育事業所及び認定こども園の整備について申し上げます。
 平成29年度に整備を進めてきました認可保育所「(仮称)市野谷つばさ保育園」、「(仮称)流山さんぴこ保育園」、「(仮称)慶櫻市野谷保育園」、「(仮称)そらまめ保育園おおたかの森」、「(仮称)流山こばと保育園」、「(仮称)アスクおおたかの森保育園」、「(仮称)Kanade(かなで) 流山セントラルパーク保育園」の7園が、4月に開園します。
 小規模保育事業所については昨年10月、おおたかの森地区に1箇所、12月には南流山地区で1箇所開設しました。
 さらに、4月にはおおたかの森地区で新たに8箇所を開設します。
 既設の認可保育所「おおたかの森ナーサリースクール」では、4月に「(仮称)たかさごスクールおおたかの森」と名称を変更し、認定こども園として開設します。
 認可保育所及び、小規模保育事業所、認定こども園を合わせて、平成29年度の整備実績で765人の定員増となり、流山市全体の定員数は5,562人となります。
 引き続き、待機児童の解消に努めてまいります。

 次に、働き方改革に伴う市民等へのテレワーク環境整備の支援について申し上げます。
 市内企業が国庫補助金を受けて、市民にテレワーク環境を提供する事業を実施します。
 市は同企業と賃貸借契約を締結し、南流山3丁目にある旧南消防署1階をシェアサテライトオフィスとして場所を提供し、国が進めている「働き方改革」を実施するため、子育てや介護と仕事の両立がしやすい市民のテレワーク環境整備を側面的に支援してまいります。

 次に、流山ぐりーんバス「松ケ丘・野々下ルート」運行形態の変更について申し上げます。
流山ぐりーんバス「松ヶ丘・野々下ルート」は、現在、始発から3便を除いて流山おおたかの森駅と南柏駅間を30分間隔で運行しています。
 始発から3便については、松ヶ丘地域内と野々下地域内をそれぞれ循環していますが、4月1日から運行ダイヤを変更し、終日、両駅への接続運行を開始します。
 併せて、運行経路の一部区間について、西松ヶ丘地域を運行する経路に変更し、新たにバス停を設置するため、現在、バス事業者が国土交通省関東運輸局に事業計画の変更認可申請を行っています。

 次に、つくばエクスプレス沿線土地区画整理事業について申し上げます。
 UR都市機構が施行する新市街地地区については、平成30年中の工事完成と同年度内の換地処分に向けて、全ての地権者からの合意形成を得るため、市も協力しながら進めています。
 流山おおたかの森西口駅前広場については、広場整備に支障となっていた工場の移転が始まったことから、平成30年中の西口駅前広場の完成に向け、残りの整備を進めてまいります。
 千葉県が施行する運動公園周辺地区については、都市計画道路3・3・28号中駒木線の、東葛病院前交差点から宮園に向かう区間の歩道整備について、今年度末の完成を目指し工事を進めてきましたが、支障となる既設埋設物の移設に時間を要しており、完成が5月末となる予定です。
 今後も、千葉県と協力し、歩行者の安全を確保しながら整備を進めてまいります。
 都市計画道路3・4・5号加市野谷線については、市野谷地先のT字路交差点に信号機が3月末までに設置され、十字路交差点として供用が開始されることから、懸案となっていた児童生徒の安全が確保されます。
 平成30年度から始まる第3期整備に関する今後の進め方については、3月24日に地元説明会の開催を予定しています。
 木地区については、平成30年度末の事業完了に向けて事業を進めてきましたが、一部地権者との合意形成や追加の地盤改良工事等の時間を要していることから、事業期間の延伸及び事業費を増額する事業計画の変更手続きを進めてまいります。
 この変更により、工事完成は平成32年6月末、換地処分は平成33年9月末となる予定です。
 本市が施行する西平井・鰭ケ崎地区については、平成29年度中に工事が完成することから、今後は換地処分に向け、換地計画の作成等の手続きを進めてまいります。
 鰭ケ崎・思井地区については、平成30年夏の工事完成を目指し、造成工事や道路築造工事、測量業務を進め、平成31年度末の換地処分を目指します。
 保留地の販売については、両地区で平成29年度に新たに32区画を販売し、2月14日までに22区画で申込みがありました。
 鰭ケ崎・思井地区で平成30年度に新たに販売する3区画と合わせて13区画の保留地の販売促進に努めてまいります。

 次に、東葛中部地区連合水防団水防演習について申し上げます。
 隔年で松戸市と行っている東葛中部地区連合水防団による水防演習について、平成30年度は、流山市が主催して実施します。
 5月26日、江戸川河川敷グランドに両市の水防団約200名が、土のう作り等、各種演習を行います。
 豪雨による河川の氾濫等に対し、強固な水防体制を構築できるよう取り組んでまいります。

 次に、新スポーツフィールドについて申し上げます。
 下花輪地区で整備中の新スポーツフィールドについては、市の中部に位置し、市内最大規模の屋外スポーツ施設となることから名称を「流山スポーツフィールド」とします。
 4月1日の供用開始にあたり、3月24日、来賓並びに関係者をお招きして竣工式を開催いたします。
 当日は、オープニングイベントとして流山市少年サッカー連盟の子どもたちによる試合を行う予定です。

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