平成25年流山市議会第4回定例会

このページの情報をXでポストできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1009765  更新日 平成29年9月15日

印刷大きな文字で印刷

提案理由の説明に先立ちまして、市政に関する諸般の報告を申し上げます。
 人口の動静及び財政状況については、お配りした資料により、報告に代えさせていただきます。

はじめに「第8回マニフェスト大賞「最優秀賞」の受賞」について申し上げます。
11月1日、優れた政策を提言し、実行した地方の首長や議会などを表彰する「第8回マニフェスト大賞」の授賞式が都内で行われ、本市が応募した行政と議会が共同でオープンデータを推進する取り組みが、「最優秀ネット選挙・コミュニケーション戦略賞」を受賞しました。
今回の受賞は、過去最多となる1,537団体2,108件の応募の中から、行政と議会の双方がオープンデータを共同で推進している本市の画期的な取り組みが評価されたものです。
その取り組みの1つとして、11月10日には、市と市議会のオープンデータを利用した「流山市WEBアプリコンテスト」を開催しました。
コンテスト当日は、全32件の応募作品の中から、1次審査を通過した3部門13件のプレゼンテーションがあり、アイデア部門で2作品、プログラミング部門で1作品が最優秀賞を受賞しました。
今後も、市民の利便性の向上に向けて着実にオープンデータに取り組んでまいります。

次に「ファシリティマネジメント施策の推進」について申し上げます。
ファシリティマネジメント施策の一環として実施する、地域福祉センターの空調、照明LED化及び風呂改修工事などを一括で行うESCO事業では、10月15日に京和ガス株式会社を優先交渉権者に選定しました。今後詳細な協議を重ね、来年秋から工事を開始し、平成27年4月からの稼働を予定しています。
また、市内の中学校8校に空調設備を導入する支援業務については、11月5日に明豊ファシリティワークス株式会社を事業者として選定しました。現在、事業者と詳細な協議を重ねており、出来るかぎり早い時期に空調設備が設置できるよう努力してまいります。

次に「人口17万人の到達」について申し上げます。
外国人を含む本市の常住人口は、11月1日現在、16万9,208人となっており、間もなく17万人に到達します。
本市では、現在、毎月200人前後の人口増加が続いているため、このまま順調に推移した場合、来年2月から3月頃に常住人口が17万人に到達するものと見込んでおり、この節目を記念して、「17万人到達日予想クイズ」を実施します。詳細については、12月1日号の「広報ながれやま」及び市ホームページで市民の皆様に広く周知してまいります。

次に「第35回流山市民まつり」について申し上げます。
10月27日、総合運動公園を会場に、市民まつり実行委員会主催による市民まつりと市民健康まつりが開催されました。今年は、従来の姉妹・友好都市の物産展などに加え、新たな試みとして、ステージ関係の催しを地元ケーブルテレビとタイアップして構成し、市民による音楽やダンスの出演などの模様を同時放映いたしました。また、来場者の利便性を図るため、宅配業者による配達サービスや荷物の一時預かり所が開設され、秋晴れのなか、昨年を大きく上回る3万3千人の来場者で賑わいました。
企画や準備、ご協賛に参加をいただいた市内事業者や自治会、関係団体、姉妹・友好都市の皆様、最後の片づけまでお手伝いをいただいた学生ボランティアの皆様、そして、多くの関係者の皆様にこの場をお借りして厚くお礼申し上げます。

次に「総合防災訓練の実施結果」について申し上げます。
10月20日、総合運動公園陸上競技場で、平成25年度流山市総合防災訓練を実施しました。今年度の訓練は、行政機関や民間の関係機関との連携を重視し、被害情報の収集から消防活動、救助救急活動及び応急復旧活動といった災害時における一連の対応を訓練いたしました。
当日は、あいにくの雨にもかかわらず関係機関、自治会をはじめとする市民の皆様合わせて630名余りの参加をいただきました。悪天候の中ご協力いただきました皆様にこの場を借りて厚くお礼申し上げます。

次に「防災関係団体との情報交換会」について申し上げます。
12月14日、市リサイクルプラザで、本市の防災会議委員、自主防災組織の方々など、防災に関係する団体及び個人が一堂に会し、行政と市民が協働して防災に取り組むための情報・意見交換会を開催します。今後も、このような取り組みをはじめ、本市が目指す災害に強いまちづくりを実践してまいります。
なお、11月14日に実施を予定しておりました独立行政法人防災科学技術研究所との共同研究の一環であります「官民協働危機管理クラウドシステム」の実証実験については、システム開発の都合により中止する事態となり、議会をはじめ、関係者の皆様に大変ご迷惑をおかけいたしました。この場を借りてお詫び申し上げます。 
今後、同クラウドシステムの実証実験については、庁内の既存システムとの調整を図りながら、防災科学技術研究所と十分協議を重ねてまいります。

次に「流山市災害医療対策会議の進捗状況」について申し上げます。
10月31日、市役所委員会室で、今年度2回目となる「流山市災害医療対策会議」を開催しました。この会議は、本年8月、地域の関係機関が平常時から災害時の医療救護活動の体制整備を図るために、医療機関や警察、消防など地域の関係機関が協議する場として設置したものです。
今回の会議では、委員の災害医療に対する共通認識を図るため、市から防災計画の概要と大地震の被害想定の説明を行い、災害時の医療救護活動マニュアル作りに着手致しました。
救護所の設置や各病院の役割などについて活発な意見交換も行われ、今後、災害時に関係機関が円滑な救護活動ができるよう定期的に議論を重ね、今年度中のマニュアル完成を目指してまいります。

次に「東京電力株式会社に対する損害賠償請求」について申し上げます。
東京電力株式会社から、溶融飛灰薬剤処理装置設置工事費分6,000万円、溶融飛灰保管置場の整地及び遮蔽壁(しゃへいへき)設置工事費分1,344万円、放射性廃棄物処理に係る人件費等920万4,926円、合計で8,264万4,926円について、11月25日に入金がありました。 
これにより、東京電力株式会社に対する平成23年度分の損害賠償請求額2億1,155万9,428円に対し、1億7,887万3,606円が支払われました。
また、平成24年度分については、現時点で、2億8,372万5,494円を請求していますが、11月22日に学校給食等放射能検査費用178万5,751円の入金がありました。残りの未払い分については、東京電力株式会社で現在も審査中です。
これにより、平成23年度分及び24年度分の損害賠償請求総額4億9,528万4,922円に対して、支払い額は、1億8,065万9,357円となりました。
今後も未払い分を含め、現時点で合意に達していない費用についても早期に対応するよう強く要請してまいります。

次に「指定廃棄物の最終処分場の選定」について申し上げます。
指定廃棄物の最終処分場の選定については、現在、国が主催する市町村長会議で協議を重ねています。
しかし、当初国が示したスケジュールより大幅に遅れており、未だに具体的な候補地等の情報やスケジュールが示されておりません。
今後、松戸市、柏市、流山市、我孫子市、印西市の5市で環境省へ赴き、今回で3回目となる石原環境大臣あての「指定廃棄物の最終処分場に係る緊急要望書」を提出したいと考えております。

次に「つくばエクスプレス沿線整備事業」について申し上げます。
UR都市機構が施行する新市街地地区では、流山おおたかの森駅東口と東初石・江戸川台東地域を結ぶ都市計画道路「江戸川台・駒木線」が10月2日に開通しました。これにより、周辺生活道路への車両進入が抑制されるとともに、既成市街地との道路ネットワークの向上が期待されます。
また、流山おおたかの森駅北口都市広場及び初石方面から駅へのアクセス道路となる東武鉄道沿いの歩行者専用道路については、用地の確保が整ったことから、来年3月末の完成を目指して工事が進められています。
千葉県が施行する、運動公園周辺地区では、流山セントラルパーク駅東口の南側街区に移転する東京勤労者医療会「東葛病院」が、平成27年12月の完成を目指し、来年1月に建築工事に着手する予定です。
同じく千葉県が施行する木地区では、区画整理地内の中心を通る都市計画道路3・4・31号「木・南流山線」の本年度末の供用開始に向け、信号機設置などの交通安全対策について、流山警察署並びに千葉県警察本部と協議を行いながら整備が進められています。
また、地区の西側、江戸川に隣接し、千葉県住宅供給公社へ換地予定の集合住宅用地約2haについては、来年度末の完成を目指し10月末から整備が始められたところです。
市が施行する西平井・鰭ヶ崎地区では、保留地販売に鋭意努力しており、これまでに31区画の契約を行い、本年度の当初予算10億円の歳入が確保出来ることとなりました。引き続き、事業資金の確保に向け、保留地の完売に努力してまいります。
鰭ケ崎・思井地区では、10月16日に鰭ヶ崎調整池築造工事の説明会を開催し、22名の参加を頂きました。11月初旬から工事に着手しており、平成27年5月の完成を目指してまいります。
また、仮換地については、現在、換地設計を進めており、来年1月に土地区画整理審議会に諮ったのち、地権者の皆様に説明を行ってまいります。

次に「下水道事業の公営企業法への移行準備」について申し上げます。
水道事業と下水道事業の更なる市民サービスの向上や経営の効率化を図るため、二つの組織の統合準備を開始します。平成26年度から下水道2課が水道庁舎に移転し、これまでの官公庁会計方式から企業会計方式を行う公営企業法への移行準備を進め、平成27年4月の統合を目指してまいります。

次に「小中学校併設校建設事業」について申し上げます。
(仮称)新市街地地区小中学校併設校建設については、今月12日に安全祈願祭が執り行われ、工事に着手しました。
また、小中学校併設校用地取得事業については、財源となる社会資本整備総合交付金23億1,568万円を昨日、歳入いたしました。
今後は、工期中の安全を最優先し、平成27年2月末の完成、4月の開校を目指してまいります。

次に「生涯学習センターにおけるESCO事業及び有料広告事業の実施」について申し上げます。
本年9月に着工した、生涯学習センターの空調設備の全面更新及び照明のLED化工事を一括で行うESCO事業が今月21日に終了しました。この事業により、年間約600万円の経費の削減が見込まれると同時に、センター利用の皆様に一層の快適性を提供することが可能となりました。また、同施設では、有料広告事業として、新たに電子掲示板を設置し、実施事業や施設の案内を開始しました。
今後も、市民の皆様に、より一層施設を利用頂けるサービスの向上に努めてまいります。

次に「平成26年成人式」について申し上げます。
平成26年1月12日、市文化会館で流山市成人式を開催します。
今回成人を迎えられる方々は、男女合わせて1,407人で、企画から運営まで、各出身中学校の代表32名が実行委員となり、手づくりの成人式を開催します。

次に「南消防署建設事業」について申し上げます。
平成24年10月に着工した南消防署庁舎の建設については、建物全体の外壁、床等が完成し、平成26年1月の完成を目指し、現在、内装工事を行っております。完成後は、備品の納入、仮庁舎からの移転等を踏まえ、2月中旬に開署式を開催する予定です。
 

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

ご意見をお聞かせください

このページに問題点はありましたか?
(複数回答可)


このページに関するお問い合わせ

総合政策部 秘書広報課
〒270-0192 流山市平和台1丁目1番地の1 第1庁舎3階
電話:04-7150-6063 ファクス:04-7150-0111
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。