平成28年流山市議会第2回定例会

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ページ番号1009755  更新日 平成29年9月15日

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提案理由の説明に先立ちまして、市政に関する諸般の報告を申し上げます。
人口の動静及び財政状況については、お配りした資料により、報告に代えさせていただきます。

はじめに、市制施行50周年記念事業・健康都市連合日本支部大会の開催について申し上げます。
本市が加盟している健康都市連合日本支部の大会を7月26日、27日の2日間、キッコーマン アリーナで開催いたします。
本年度は、本市が平成19年に健康都市宣言を行ってから10年が経過する節目の年となります。
全国から加盟都市や市民団体等のご参加をいただき、健康的な市民生活を支える都市環境及び健康増進に係わる事例発表や、尾張旭市、大和市、大府市の各市長と私によるパネルディスカッションを行うとともに、企業、大学、NPOなどの出展ブースやパネル展示など設け、大会を盛り上げ、本市の健康都市づくりに努めてまいります。

次に、相馬市への職員派遣について申し上げます。
姉妹都市である相馬市の復興支援のため、「災害時の応援に関する協定書」に基づき、引き続き、相馬市へ職員を1名派遣しています。
今年度は、相馬市土木課で復興道路の設計、監督業務にあたっています。

次に、LED防犯灯一括整備・管理事業について申し上げます。
昨年10月から行ってきました市内防犯灯のLED化については、既存の蛍光灯などの防犯灯をLEDへ交換する工事が3月末に終了し、既にLED化されていたものも含め、市内防犯灯1万5,833灯がLED化されました。
民間による省エネルギー化事業、いわゆるESCO(エスコ)事業により、これまで、自治会で負担していた防犯灯の新規設置や、電気料金等の費用負担は、今年度から市が行ってまいります。

次に、総合防災訓練の実施について申し上げます。
平成28年度総合防災訓練については8月28日、日曜日に、おおたかの森小・中学校において実施します。
災害発生時に、各自一斉にその場で身を守る行動訓練、いわゆるシェイクアウト訓練を、防災行政無線の訓練放送に合わせて市内全域で行うほか、市民の皆様方が参加できる救助訓練や初期消火訓練、関係機関による救助や救急搬送などの各種訓練を予定しています。
多くの市民の皆様にご参加いただく総合防災訓練の実施により、地域間の一層の連携強化を図り、災害に強いまちづくりを進めてまいります。

次に、年金生活者等支援臨時福祉給付金等の給付について申し上げます。
所得の少ない高齢者を支援するため、国による暫定的な措置として、年金生活者等臨時福祉給付金3万円を支給します。
4月末に、対象となる方々へ申請書を送付しており、申請の受付けは8月9日までとなっています。
また、障害・遺族年金受給者への臨時福祉給付金3万円と、平成28年度臨時福祉給付金3千円については、7月下旬に対象者へ申請書を送付します。

次に、高齢者等市内移動支援バスのルート変更について申し上げます。
千葉愛友会記念病院が運行している「市役所ルート」は現在、南流山駅から平和台駅、市役所付近を巡回して病院へ向かって運行していますが、今年10月1日から病院と南流山駅北口を往復するルートに変更となります。
また、5月に流山セントラルパーク駅東口に開業した東葛病院と現在、新規ルートの開設に向けて、協議を進めています。

次に、子育て応援マンション認定制度について申し上げます。
子育て期の居住に適した仕様のほか、総住戸数200戸以上のマンションにおいては認可保育所を、総住戸数200戸未満のマンションにおいては子育て支援施設を備えた集合住宅を市が「子育て応援マンション」として認定し、ホームページなどで公表することによって、子育てにやさしい住環境の形成を図ってまいります。
今年4月から制度を開始し、現在のところ申請のあった 「おおたかの森 ザ フォレストレジデンス」を子育て応援マンションとして認定しました。
今後も、既設のマンションをはじめ、建設中及び建設が見込まれるマンションで、子育て応援マンションを認定できるよう、マンション管理組合及びマンション建設業者へ周知するとともに庁内関係部署で連携し、同制度を推進してまいります。

次に、商店街空き店舗活用事業等補助金制度を活用した創業支援事業について申し上げます。
商店街空き店舗活用事業等補助金を活用した「Trist(トリスト)」というワーキングスペースが5月11日、南流山に誕生しました。
この施設は、子育て中の母親が多様な働き方ができる場所であり、都内の上場企業などのサテライトオフィスを誘致するなど、地域の雇用が創出されることを期待しています。

次に、市制施行50周年・第40回流山花火大会の開催について申し上げます。
流山の夜空を七色の光が彩る夏の風物詩「流山花火大会」が今年で40回目を迎え、8月20日、土曜日に開催されます。
市制施行50周年を祝う記念大会となる今回は、好評のスカイミュージカルを一層充実させるとともに、昨年同様、三郷市と同日に開催し、両市合わせて約1万4千発の花火が打ち上げられます。

次に、東京電力株式会社に対する損害賠償請求について申し上げます。
東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う放射能対策の損害賠償請求については、東京電力株式会社との一部合意により、今年4月に3億3,192万4,344円が入金されました。
損害賠償請求額総額12億416万8,119円に対し、約81%、9億7,252万7,191円を回収できました。
未払い分2億3,164万928円について、引き続き同社に対し強く支払いを求めてまいります。

次に、建築物の高さに関する都市計画の変更について申し上げます。
開発の進む本市では、周囲の街並みとかけ離れた高層の建物が建築されることで、建物の圧迫感による良好な景観の喪失や、周辺の住環境に及ぼす影響など、住環境の悪化が懸念されます。
そこで市では、今年8月中を目途に、建築物の高さの制限を設ける都市計画法に基づく高度地区の変更を行い、良質な住環境づくりに努めてまいります。

次に、国土交通省交通政策審議会の新たな答申について申し上げます。
国土交通省 交通政策審議会から4月20日、「東京圏における今後の都市鉄道の在り方について」の答申が出され、国際競争力の強化に資する事業の一つとして「つくばエクスプレスの東京駅延伸」が位置付けられました。
今後は、沿線自治体と連携し、一日も早い東京駅延伸の実現に向けた検討を進めてまいります。

次に、熊本地震に対する職員の派遣について申し上げます。
熊本地震による被災建築物について「応急危険度判定」を実施するため4月25日から29日まで、本市から建築住宅課の職員2名を派遣しました。26、27日は熊本市内各所、28日は益城町広崎地区で判定作業を行っていました。
また、今回の熊本地震で被災され、居住継続が困難な方に対して、無償で提供する市営住宅を6戸確保し、入居申し込みを受け付けています。
熊本地震による被災地の一日も早い復興を祈念申し上げます。

次に、つくばエクスプレス沿線土地区画整理事業について申し上げます。
UR都市機構が施行する新市街地地区の、平成27年度末の事業費ベースの進捗率は約92%となっています。
東武アーバンパークラインの下を通過する都市軸道路整備については、3月末までに掘削工事がすべて完了し、4月からコンクリート工事に着手しています。
平成28年度末の工事完了を目指し、全域で整備が進められています。

千葉県が施行する運動公園周辺地区の、平成27年度末の事業費ベースの進捗率は約47%となっています。
去る3月26日、千葉県は地区内及び地区に隣接する自治会の方々を対象に、区画整理事業の進捗等について説明会を開催しました。121名の方が出席され、幹線道路の早期整備に対する要望や、今後整備を進めていく区域の方々からは、早期の着手を望む声が多く寄せられました。
課題の解決や権利者との合意形成に向け、今後とも千葉県と連携し、平成34年度末の工事完了を目指してまいります。

同じく千葉県が施行する木地区の、平成27年度末の事業費ベースの進捗率は約90%となっています。
地区内の整備を進める一方で、地区界の道路整備については、松戸市民との合意形成を図るため、千葉県や松戸市と連携しながら進めてまいります。
また、地域の方々から要望のありました南流山中学校南側道路と都市計画道路3・4・35号木流山線との交差点の安全対策については、通学する児童、生徒等の安全を図るため、車止めや横断歩道が設置されました。
平成30年度末の工事完了を目指し、全域で整備が進められています。

市が施行する西平井・鰭ケ崎地区の、平成27年度末の事業費ベースの進捗率は約90%となっています。
6月には、今年度第1期の保留地販売を予定しており、事業費確保に努めてまいります。
事業計画の最終年度である平成28年度末の工事完了を目指し、全域で整備を進めていますが、工事完了後に行う換地処分の事務手続きを行うため、事業期間の延伸等の変更を行います。
同じく市が施行する鰭ケ崎・思井地区の、平成27年度末の事業費ベースの進捗率は約60%となっています。
事業計画の最終年度である平成28年度は、事業期間の延伸等の変更を行い、平成29年度末の工事完了を目指し、全域で整備を進めています。
三本松陸橋については、拡幅工事を行うため、三本松地区方面へ向かう一方通行の道路を4月20日から交互通行とし、平成29年度の三本松陸橋開通に向けた工事を進めています。
また、本年度から新たに保留地販売を開始し、事業費確保に努めてまいります。

次に、第12回流山オープンガーデンの開催結果について申し上げます。
5月15日から17日まで、ながれやまガーデニングクラブ花恋人主催による第12回流山オープンガーデンが開催されました。
今年は市内31か所でお庭を公開しました。
昨年に引き続き、webマップを、飲食店情報を含めて市ホームページ上に公開し、来訪者への案内を充実させました。
また、東武鉄道株式会社のご協力により、江戸川台駅の改札前に開催期間中、案内所を開設し、大変好評を博しました。
天候に恵まれない日があったにも関わらず、全国から多数の方々が来訪され、花や緑で彩られた数々のお庭を楽しまれました。

次に、都市計画道路3・3・28号中駒木線の一部開通について申し上げます。
都市計画道路3・3・28号中駒木線について、新市街地地区境と、県道 豊四季停車場高田原線を結ぶ146mの区間が3月31日に開通し、流山おおたかの森地区と駒木地区の交通利便性が向上しました。

次に、流山市出身者のリオデジャネイロオリンピック出場の決定について申し上げます。
第92回日本選手権水泳競技大会200メートル個人メドレーで優勝し、リオデジャネイロ オリンピック水泳日本代表となられた流山市在住で、東部中学校出身の寺村美穂選手が4月21日に、市役所を表敬訪問されました。
市民の皆様からの激励メッセージを贈るとともに、寺村選手の活躍の勇姿を市民の皆様が一体となって応援できるよう、オリンピック開催の8月上旬にキッコーマン アリーナでパブリックビューイングの開催を予定しています。

次に、市制施行50周年記念事業・夏期巡回ラジオ体操の実施について申し上げます。
市制施行50周年記念事業の一環として、NHKラジオ放送「夏期巡回ラジオ体操」の収録を7月21日に、市総合運動公園野球場で実施いたします。当日は1,000名の市民の皆様の参加を募る予定です。

次に、流山市汚水適正処理構想の見直しについて申し上げます。
平成15年に策定した「流山市汚水適正処理構想」について見直しを行い、6月中に公表いたします。
市全体を対象に、より経済的、効率的な汚水処理施設の整備を推進するため、これまでの下水道計画区域を見直し、市街化区域は下水道計画区域とし、市街化調整区域は一部を除き、合併浄化槽計画区域としました。
平成36年度末の下水道整備の完了を目指してまいります。

次に、消防団サポート店制度の開始について申し上げます。
消防団への支援に賛同する市内48の飲食店等で5月1日から、消防団員及び同居する家族の物品購入代金や飲食代について、独自のサービスを提供する消防団員サポート店制度を開始しました。
賛同する店舗には表示証を配付しており、表示証が掲示されている48店舗で、消防団員が団員証を提示すると割引サービスなどの優遇措置が受けられます。
同制度の推奨とともに、消防団の加入促進に引き続き努めてまいります。
 

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