ぐるっと流山 流山市ゆうゆう大学 令和7年度第1回合同講演会

このページの情報をXでポストできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1050376  更新日 令和7年6月9日

印刷大きな文字で印刷

講演中の古田先生

 令和7年5月12日(月曜日)、デジタル遺品を考える会代表の古田雄介さんを講師にお招きし、「流山市ゆうゆう大学令和7年度第1回合同講演会」が文化会館で開催されました。古田さんは、大学卒業後、建設会社や葬儀会社を経て雑誌記者となり、2010年からデジタル遺品や故人サイトの取材を始め、死生やデジタルをテーマに多数の記事を執筆しています。2017年「ここが知りたい! デジタル遺品」を出版。その後「デジタル遺品を考える会」を設立し、デジタル遺品、終活に関する相談や執筆・講演活動を行っています。

講演中の古田先生

 ゆうゆう大学では『スマホの中身も「遺品」です デジタル遺品の探し方・しまいかた、残しかた』というテーマで今回の合同講演会を企画しました。講演では、まずパソコンやスマホといったデジタル機器とそれらを活用した様々なサービスと、利用者が亡くなった場合どのようなものがデジタル遺品となるのかについて説明があり、その上で、個人の残した資産や情報をいかに残された者に円滑に引き継いでいくかについて、実際のトラブル事例を紹介しながら説明がありました。

スマホのスペアキーの画像

 最後に、デジタル終活として「スマホのスペアキー」の紹介がありました。「スマホのスペアキー」は、デジタル機器本体、各種アプリケーション、サブスクリプション契約、決済サービス、SNSアカウントなどのIDやパスワードを記録しておくものです。これにより、個人のデジタル機器内に残されたデジタル遺品を遺族が円滑に解約・継承できることになります。

講演中の古田先生

 ゆうゆう大学の学生の世代では、デジタル機器を利用していても、その操作能力は各人各様であり、まだまだ紙などのアナログな媒体に頼らざるを得ない方もいる中での古田先生の講演でした。「普段からばくぜんと不安に思っていたテーマについて、注意事項を聞くことができ、有意義だった」「高齢者の我々は、現実的におこり得る問題で、これからも色々勉強しなければならない」などの感想が寄せられました。

ご意見をお聞かせください

このページに問題点はありましたか?
(複数回答可)


このページに関するお問い合わせ

生涯学習部 公民館
〒270-0176 流山市加1丁目16番地の2 流山市文化会館
電話:04-7158-3462 ファクス:04-7158-3442
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。