ぐるっと流山 初石公民館「思井の森・中(なか)の史跡巡り」
令和7年5月12日(月曜日)、初石公民館で「思井の森・中(なか)の史跡巡り」が開催されました。郷土史研究家の石井義宣さんを講師に迎え、流山セントラルパーク駅から、思井の森、熊野神社、耳だれ地蔵、愛染堂、飯田藤村子の句碑を約2時間半で巡りました。
流山セントラルパーク駅から10分歩くと思井の森に入ります。そして、講師から思井村の歴史とそこに暮らした人々の説明がありました。水戸藩徳川家の御鷹場であったことで、いろいろな制約が当時の村人たちを苦しめていたようです。
思井の森を抜け、宮園のバス通りに沿って歩く途中で熊野神社へ登る道があります。昔は道が5本あり、その1つがとても急で「屁振坂(へっぷりさが)」と呼ばれていたこと、また1つは、つくばエクスプレスの建設工事で消失したと説明がありました。思井福祉会館近くの細い道が、現在残された唯一の参道で、うっそうとした竹林の先にある熊野神社の鳥居正面に向かう傾斜の大きい階段をのぼりました。
熊野神社では八木郷発祥伝説について、熊野三山に詣でた中(なか)村郷の者が、持ち返った連尺の中にあった椎の実を植えたところ、八本の幹に分かれて育ち八木の地名の由来となったと説明がありました。また、熊野神社には12基の庚申塔など多くの石造物があり、参加者は熱心にその説明を聞いていました。
熊野神社の後、耳だれ地蔵、愛染堂、飯田藤村子の句碑を見学し、無事に流山セントラルパーク駅へ戻りました。
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