ぐるっと流山 子ども人形劇鑑賞会
令和7年6月11日(水曜日)、生涯学習センター(流山エルズ)で「子ども人形劇鑑賞会」が開催されました。15組42人の親子が参加し、「人形劇団タップ」の皆さんが人形劇に加えて、エプロンシアターやボードビルなどを披露しました。市内を拠点に約45年間活動している人形劇団タップは、手作りの人形を使った人形劇など、子どもたちに人気の公演を多く行っている劇団です。
初めに披露されたのは、エプロンシアター。キツネがパン屋を訪れてパンを買おうとしますが、店主にお金が木の葉だと見破られてしまいます。子どもたちは、木の葉のお金をひっくり返すとお札になる仕掛けに声を上げて驚き、パンの種類を当てるなぞなぞに、「メロンパン!」「サンドイッチ!」と大喜びで参加していました。
次に披露されたのは、ボードビル「夢のパレード」。陽気な音楽に合わせて人形たちが踊ります。子どもたちは、リズムに合わせて踊る人形たちに目を輝かせ、お花やいもむしが登場すると歓声を上げていました。会場からは自然と手拍子が起こり、音楽に合わせて楽しそうに体を揺らす様子も見られるなど、とても盛り上がりました。
最後は、人形劇「泣いた赤鬼」。村人と仲良くなりたい赤鬼ですが、怖がられてしまいます。見かねた親友の青鬼が、「自分が大暴れするから赤鬼は村人を守ってくれ」と作戦を提案します。おかげで赤鬼は村人と仲良くなることができましたが、気付いたときには青鬼が村を去ってしまっていた、というお話です。親友のために自分を犠牲にした青鬼の行動から、思いやりを学ぶことができたのではないでしょうか。
人形劇が終わると、人形たちのお見送り。写真を撮影したり、ハイタッチしたりと笑顔でお別れし、鑑賞会は大盛況のうちに幕を下ろしました。
来場された方々からは、「すごくリアルで楽しめました。プロの技ですね」「とても楽しい時間でした。子どもたちも夢中になって観ていました。来年もあれば友達を誘ってまた参加したいです」などの声が寄せられました。
登場した人形や小道具、セットの数々は、細部までこだわって手作りされたものです。人形劇団タップ代表・鈴木法子さんは、「子どもたちの笑顔は励みになります。生の触れ合いを大切に、これからも活動を継続していきたい」と話してくださいました。「子ども人形劇鑑賞会」は、来年度も開催する予定です。ぜひ、ご参加ください。
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