ぐるっと流山　青少年健全育成推進大会

　令和3年11月23日（火曜日）、文化会館で「令和3年度流山市青少年健全育成推進大会」が行われました。この大会は、流山市青少年育成会議（樫村あい子会長）が毎年開催しているもので、市民が青少年の健全な育成に対する理解を深め、その啓発活動を積極的に推進し、次代を担う青少年の健全育成の気運を高めることを目的に行われています。大会当日は、流山おおたかの森高等学校アナウンス映像部2年・大塚日菜香さんと1年・金川ゆうさんの司会で、青少年育成功労団体・功労者と青少年を健全に育てる運動啓発標語・ポスター入選者の表彰式、またアトラクションが行われました。

　永年に渡って青少年の健全育成に尽力された育成功労団体の表彰では、ガールスカウト千葉県連盟第32団、流山市子ども会育成連絡協議会、育成功労者の表彰では、流山市ボーイスカウト・ガールスカウト連絡協議会から高村勝さん、本野由佳さん、神田まり子さん、流山市青少年相談員連絡協議会から相楽真宏さん、伊藤基さん、淺野和世さん、山形牧子さん、流山市少年サッカー連盟から根本清さん、宮内博史さん、宮川和也さん、鈴木康司さん、佐藤嘉則さん、飯高謙次さん、流山市少年野球連盟から田中聖毅さん、宮林範孝さん、志水司さん、大槻由則さんの2団体、17名が受賞しました。

　代表でご挨拶をされた伊藤基さんは、「親でもない先生でもない私たちが地域の大人として流山の子どもたちを育てるお手伝いをさせていただけたことを嬉しく思うとともに、活動をするにあたりお力添えをいただいた方々に感謝し、これからもそれぞれの団体で活動を続け、頑張っていきたい」と述べられました。

　続いて、青少年を健全に育てる運動啓発標語・ポスター入選者の表彰が行われました。今年度は、標語250点・ポスター141点の中から標語25点・ポスター17点が入選しました。標語の代表として八木北小学校6年・庄司大翔さん、ポスターの代表として東部中学校1年・倉橋一帆さんに、賞状と記念品の授与が行われました。

　来賓の方から激励の言葉をいただいた後は、流山市青少年主張大会で最優秀賞を受賞した南部中学校3年・岩本すみれさんによる青少年の主張が発表されました。「夢をあきらめない」と題し、2020年東京オリンピック競技大会の「難民選手団」から学んだ、世界の紛争状況や挑戦を続けることの大切さを訴えるとともに、「将来は通訳の仕事につき、多くの国の人々と関わり、戦争の無い世界へ少しでも近づける手伝いをしたい」と自らの夢について発表し、会場からは大きな拍手が送られました。

　標語とポスターの入選作品は、12月1日（水曜日）まで市役所第一庁舎のロビーで展示されています。ぜひ、ご覧ください。

　流山市青少年育成会議では、青少年健全育成推進大会や市内小・中学校での啓発活動など、さまざまな事業を実施しています。人気の親子たこあげ大会は、来年1月15日（土曜日）ほっとプラザ下花輪の多目的広場で開催される予定です（申込受付は1月4日8時30分から）。お問い合わせは生涯学習課（電話04-7150-6106）まで。