ぐるっと流山　第16回ジュニアスポーツ指導者講習会

　令和3年11月14日（日曜日）、キッコーマン アリーナでアスレティックトレーナーの丸山哲さんを講師にお招きし、第16回ジュニアスポーツ指導者講習会を開催しました。
　この講習会は、ジュニアスポーツに携わる指導者の皆さんのスキル向上を図るために毎年開催しており、今回は「ジュニア期の心身の育成～適切なコーチング～」というテーマで開催し、ジュニアスポーツに携わる指導者や部活動顧問の先生など60人が参加されました。

　丸山さんは、子どもに指導をする際のイメージの持たせ方や子どもがスポーツを楽しむ手助けをするなかで自らが答えを出せるように提案型の対話のなかで正しい方向に子どもを導くことが指導者の役割であることなどのお話をされました。
　特に、期待した選手が失敗した（野球で投手が打たれた）場合の指導者の対応で、日本は残念と落胆することに対して、アメリカでは「投げてくれてありがとう」と寄り添い、何がダメだったのか一緒に考えるという違いにはメジャーリーグやプロ野球における経験談であり、貴重なお話しでした。

　講習会終了後の参加者からのアンケートでは、「貴重なお話を聞くことができた」「子どもたちが主体的にスポーツを取り組んでいくことなど、改めてコーチとして大切なことがわかった」「明日から実践してみたい情報ばかりであった」などの意見が寄せられ、ジュニアスポーツ指導の現場に携わる参加者にとって、非常に有意義な時間となりました。