ぐるっと流山 流山フィルハーモニー交響楽団が第九演奏会の練習
チェコを拠点に指揮活動を行う武藤英明さんを迎えて合奏
平成29年11月19日(日曜日)、小山小学校音楽室で流山フィルハーモニー交響楽団の流山市市制施行50周年記念第九演奏会に向けての練習が行われました。同楽団では、毎週日曜日に練習を行っていますが、この日は、第九演奏会で指揮者を務める武藤英明さんを迎えて、およそ3時間に渡る合奏を行いました。
武藤さんは、長崎県生まれ。昭和47年桐朋学園大学を卒業。同大学では斎藤秀雄氏に指揮を学びました。昭和51年にチェコのプラハに渡り、ズデニェク・コシュラー氏(チェコ・フィル常任指揮者)に師事。以来チェコを中心にヨーロッパ各地で多数のオーケストラを指揮しています。チェコ音楽界からの信頼は厚く、最も長くチェコで活躍する邦人音楽家の一人として知られています。現在ではチェコを拠点に音楽活動を行っています。
また、武藤さんは日本の市民オーケストラや青少年へのオーケストラ教育にも熱心に取り組み、「のだめカンタービレ」の監修も行っています。「50年の節目に第九演奏会を開催しようと決めた方々に敬意を表します。音楽もスポーツも、「面白い。やって楽しい。またやりたい」というものであってほしいと願っています。今回指揮をお引き受けしたのも、流山の皆さんにそのお手伝いができればという思いからです」とお話しくださいました。
同演奏会実行委員会の副委員長を務める戸倉直さん(流山フィルハーモニー交響楽団団長)は「第九は西洋で作られた曲ということもあり、ヨーロッパでの経験が豊富な武藤先生から指導いただけることを幸運に感じています。また、感性やリズム感を非常に大切にされているので、12月17日の演奏会ではいきいきとした演奏が披露できると思います」と演奏会の聴きどころを教えてくださいました。
次回の練習は11月26日(日曜日)、キッコーマン アリーナで行われます。いよいよオーケストラと合唱団との初の合同練習となります。
なお、同団では今回の第九演奏会を終えると、平成30年6月17日(日曜日)の定期演奏会に向けて練習を開始します。一緒に音楽活動したい方は同団事務局(ryuphil_info@yahoo.co.jp)まで。
また、武藤英明さんが出演する平成26年公開の映画「ミンヨン 倍音の法則」が11月30日(木曜日)午前3時50分(29日深夜)からスカパーやJ:COMの日本映画専門チャンネルで放送されます。武藤さんの音楽にかける思いを知ることで、きっと12月17日の第九演奏会も味わい深いものとなるでしょう。
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