ぐるっと流山 集団救急事故に備えた訓練を実施

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ページ番号1016892  更新日 平成29年11月21日

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写真:全体の集合写真

 平成29年11月13日(月曜日)・14日(火曜日)の2日間、旧東葛病院で自然災害や局地的な集団救急事故などに備えるための訓練を実施しました。この訓練では、救急隊などの効率的な運用と関係機関の密接な連携、総合力を持って迅速かつ安全に傷病者の救出救護と適切な搬送を図ることを目的としています。集団救急事故の対応では、「指揮と統制、安全、情報伝達、評価、トリアージ(多数の負傷者が発生した際に、負傷程度を判定し治療や搬送の優先順位を決めること)、治療、搬送」を心がけ、活動します。

写真:応急救護の様子

 今回は、レストランでの殺傷事件を想定し、最初に現場に到着した救急隊が負傷者の観察を行い、負傷程度が判定されます。(1次トリアージ)その後、消防隊、救助隊が協力し、建物外へ傷病者を搬送。屋外に設置された負傷程度を表す色、赤、黄、緑、黒のシートへ搬送され、後着救急隊による詳細な観察が行われます。(2次トリアージ)

写真:トリアージを行う救急隊員

 観察により病院へ搬送する優先順位が確立され、必要な処置を施した後、病院へと搬送されます。訓練中には、実災害の現場活動での課題となる「無線交信」が積極的に行われ、現場および各隊の活動状況がリアルタイムに交信されました。
 訓練は、東葛看護専門学校の学生の皆さんにも負傷者役などに協力いただき、旧東葛病院1階に17人を配置して訓練を実施しました。

写真:終了後の総評の様子

 定住人口や新設の大規模商業施設などが増加している流山市では、今後も交流人口の拡大が予測され、消防力を上回る多数の傷病者が同時に発生する災害が起こりうることも考えられます。今回の訓練によって、全消防職員が実災害に対する活動方針指標を定めるだけでなく、さまざまな災害現場に対応するための自信に結びつけることができました。

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