平成18年度第1回会議録
- 日時
- 平成18年4月20日(木曜日)午後1時半~4時まで
- 会場
- 流山市役所 第1庁舎4階 委員会室
- 出席委員
- 浅井委員・井原委員・永田委員・大内委員・小口委員・鎌田恵子委員・鎌田洋子委員・紙田委員・小林委員・清水委員・長浦委員・西川委員・平井委員・増岡委員
- 欠席委員
- 岩佐委員
- 傍聴者
- 3名
- 事務局
- 染谷行政改革推進課長・宮島行政改革推進係長・佐藤行政改革推進係主査・染谷行政改革推進係主査
- 議事内容
- 別添議事録のとおり
- 議題
- 外部評価の取り組みについて
議事録(概要)
(会長)
開会宣言
(会長)
本日は、今後、行革審で実施していく、行政評価制度の外部評価について、前回に引き続き説明会を実施する。
それでは、事務局から説明願いたい。
(事務局説明)
- 市町村で外部評価を取り入れている自治体は非常に少ない。今年度は、テストケースとして、行革審に、総合計画の重点施策10施策を対象とした外部評価を実施していただく。
- また、答申には、行政評価全般に関する意見や、平成19年度以降の外部評価を担当する第3者に関する意見などを入れていただきたい。
- 外部評価のスケジュールは、6月初旬までに全ての事務事業(約730事業)のマネジメントシートを各担当課が作成し、このデータを基に施策管理シートの原案を施策主管課長が作成する。6月中旬には、施策主管課長と関係課長による施策評価会議を開催し、施策管理シートの第1次評価を取りまとめる。
- その後、行革審に対し、施策管理課長から第1次評価について説明を行う予定。
- 6月及び7月の行革審は、第1次評価を基に、前回の審議の中で設置した各施策グループの単位で審議を行っていただきたい。そして、グループ単位の審議結果は、8月の全体審議の中でご報告いただき、答申として取りまとめたい。
- この答申を受け、施策の関係部長と施策主管課長による政策会議を開催し、第2次評価を取りまとめる。
- 第2次評価は、市長・助役及び各部長職により構成する庁議において、各政策の代表部長から説明し、審議を行った上で、施策管理シートとして決定する。また、この決定に基づき、36施策単位で企画部・財政部で協議の上、各施策に対して予算を配当する。
- 予算の枠配当後は、各施策単位で施策企画会議を開き、各事務事業の優先度評価を実施して、事務事業に予算額を貼り付け、政策会議を経て総合計画の実施計画・予算を編成していく。
(委員)
外部評価は、10施策を対象とするが、残りの26施策はどうするのか。
(事務局)
本年度は、従来どおり、内部評価までを行う。
(委員)
6つ目の政策として説明を受けた「行政の充実」は、他の5つの政策と何が違うのか。
(事務局)
1から5は対市民のためのもの。6番目はそれを効率的に行うもの。
(会長)
次に、施策管理シートの内容説明をお願いしたい。
(事務局)
- 施策管理シートは、外部評価を導入するため、書式を変更する。変更点は主に4点。1点目は文字サイズを大きくしたこと。2点目は成果指標の目標値を掲載したこと。3点目は施策の達成手段である事務事業名を一覧で掲示したこと。4点目は外部評価の評価欄を追加したこと。
(委員)
成果指標の欄で、数値目標が載せられているが、17年度以前の数値は掲載しないのか。また、施策達成度評価はだれが記入するのか。
(事務局)
過去の実績値は掲載する。また、達成度評価は各施策主管課長が記入する。
(委員)
昨年度までの内容から、情報として削除されたものはあるのか。また、事務事業マネジメントシートは開示されるのか。パフォーマンス(成果)とクヲリティ(品質)は重要だが目標値の設定の手続きと妥当性はどう考えているのか。
(事務局)
情報として削除したものはない。また、事務事業マネジメントシートは平成16年度から全て開示している。成果指標の目標値については、プロセス、根拠は入っているが、目標の設定がおかしいと思われるものは指摘をいただきたい。
(委員)
税金の投入額と経済評価・成果(生活への貢献)がわかるものがほしい。例えば、過去のトータルコストの経年変化が載せられないのか。
(事務局)
施策管理シートの裏面に、施策の目的達成のための手段として事務事業を掲載している。
掲載内容は、事業名、予算額、トータルコスト(予算額+人件費)。人件費は各事務事業に従事する職員の年間従事時間数に給与の平均単価を乗じて算出している。
なお、施策単位でトータルコストの経年変化を示すことは可能であるが、現時点では従事時間数の把握方法等の精度を高めていく段階にあることから、参考資料として提供していきたい。
(委員)
施策貢献度について、予算額で施策に対する影響はかなり違う。大きな予算のものは影響が大きく、小さな予算のものはどんなに頑張っても影響が小さい。貢献度はどの観点で考えているのか。影響度の大きな事業は、貢献度が高くなってしまうのでは。
(事務局)
施策貢献度については、予算の多寡ではなく、施策の目的達成に対する各事業の貢献度を入れている。
(委員)パフォーマンスの押し上げは、頑張り度であり、クヲリティの押し上げが貢献度と理解したい。
(委員)
スタンダードがなければ評価できない。交付税の基準財政需要はひとつのスタンダード。これと流山の実態がわからなければ評価が難しい。
(委員)
基準と現状分析、それに流山はこうしていきたいとの目的が入ってくる必要がある。
1億円の経費をかける事業の貢献度が中、経費の少ない事業の貢献度が大。どのような物差しで施策貢献度が判定されているのかが不明。これでは評価が難しい。
(委員)
施策の貢献度はかなりの説明を受けなければ審議会として評価できない。担当課長からの説明時間をどの程度とっていただけるのか。しっかりとした説明が大きなポイント。
(事務局)
審議会による評価は、第1次評価に対して行うものであり、3つの選択肢を考えている。第1次評価に対して「1.妥当である」、「2.検討の余地あり」、「3.現時点では評価不可能」。市民の視点で評価してほしい。
(委員)
比較的判断が容易なものとそうでないものがある。それを3択で行うことが外部評価ということは大変難しい。3択以外の選択方法もあるのではないか。即決ではないにしろ外部評価は責任が重い。
(委員)
担当課長の説明の良し悪しで、各事業の理解度が違ってきてしまう。なるべく平均的な説明をしてほしい。
(事務局)
評価の方法やアドバイスがあれば是非お願いしたい。
(委員)
マネジメントシートについても指摘してよいのか。
(事務局)
お願いしたい。
マネジメントシートには、行革審からの建議に基づき、当該事業についてアウトソーシングの検証項目を設定した。そのあたりもご意見をいただきたい。
(会長)
効率的に外部評価を行っていくうえで、時間配分が大変難しい。グループ単位での活動となるが、うまく調整してほしい。
(事務局)
各グループの中で、メンバーが集まれる時間を調整いただき、更には、メール等を活用し、効率的に実施していきたい。
(委員)
裁判官制度ではないが、なるべく話を聞いて、市民として常識的な判断をする感覚で行っていきたい。
(会長)
それでは、各グループで集まってリーダーを決めてください。
(各グループで調整)
(会長)
各グループから報告をお願いします。
- 政策1:清水委員
- 政策2:増岡委員
- 政策3:永田委員
- 政策4:小口委員
- 政策5:井原委員
(会長)
その他、何かありますか。
(事務局)
次回は5月25日(木曜日)としたい。新行財政改革実行プランの進捗状況と、第1次アウトソーシング計画及び定員適正化計画の説明を予定している。
(会長)
時間は、各委員の都合を考慮し2時からとする。
以上で審議会を閉会します。
以上
平成18年4月20日
流山市行財政改革審議会
会長 浅井 昌之
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