平成18年度第9回会議録
- 日時
- 平成19年3月29日(木曜日)午後2時~4時まで
- 場所
- 市役所3階庁議室
- 出席委員
- 浅井委員、井原委員、岩佐委員、永田委員、大内委員、小口委員、鎌田恵子委員、鎌田洋子委員、紙田委員、増岡委員
- 傍聴者
- 1名
- 欠席委員
- 小林委員、清水委員、長浦委員、平井委員
- 事務局
- 染谷行政改革推進課長、宮島行政改革推進係長、佐藤行政改革推進係主査、染谷行政改革推進係主査
- 議事内容
- 別添議事録のとおり
- 議題
- 平成19年度行財政改革審議会スケジュールについて
アウトソーシング計画について
議事録(概要)
(会長)
開会宣言
(会長)
「平成19年度行財政改革審議会スケジュール」については、前回事務局から説明をしたが、時間の関係で継続審議となっていた。
引き続き、事務局から説明を求める。
(事務局)
前回の審議会で、19年度の外部評価の対象について、36施策のうち6節の4施策を除いた32の施策の外部評価実施を提案したが、時間的に全ての評価は厳しいとの意見を頂いた。
事務局で再度検討したが、杉並区では、評価委員が72の施策のうち28施策を選定し、外部評価を実施している。
他にも、このようなサンプル方式を取り入れ実施している自治体も多い。
サンプル方式も検討したい。
外部評価は、大きく2つに分類され、事務事業を評価するものと施策を評価する方法とがある。杉並区は多様な評価を行っており、参考資料として配付した。
(会長)
質問があれば伺いたい。
(委員)
杉並区は、だれが外部評価を行っているのか。
(事務局)
外部評価委員会が平成14年度に設置された。評価委員会は5名で、学識経験者及び区在住の専門家で構成されている。
(委員)
前回の審議会で、36施策はとても出来ないと各委員から発言も多かった。
そもそも、外部評価のために専門的な委員会を設置するのか、それとも審議会で今後も行うのか検討すべきである。
(会長)
全部を行うことは、時間的にも非常に難しい。外部評価の対象施策の選定にあたっては、サンプル方式を取り入れたいとのことだが、どのような方式で選定するのか。
(事務局)
2つのやり方が考えられる、事務局からの提案と委員会の興味のあるもの、必要と思われるものを選定する方法がある。
(委員)
外部評価は行うことは必要だと思う。但し、総合計画の策定に関わった市民が外部評価を実施すると良い。行財政改革審議会は、行財政改革を担当しているので関連があるとは思えない。
(委員)
私も全ての施策を外部評価の対象にしたほうが良いと思うが、全ての施策を実施することは、現在の審議会の体制では難しい。
(委員)
外部評価を行うことによって市民から見られるという緊張感は、必要である。
十分な予算や体制を確保してから、行うべきである。そのうえで専門的に行うことが望ましい。
(委員)
昨年度と今年度の審議会でのやり方を参考にして、他市の事例などを参考に、来年度に向けて事務局が外部評価の体制づくりをすることが必要である。
(委員)
福祉や教育などの専門的な分野は、どのような立場の人がどう評価するのかが重要である。
行政が選んだものと、専門家が選んだものとは、ずれがあるだろうし、今、何が重要であるのかを選ぶ目を持っている委員を選任することが必要である。
(委員)
昨年、外部評価に時間がかかったのは、評価する以前に記載された内容が不十分。前段が長く、中身が薄いという印象であった。
それが、一番の負担であったことは否めない。
(委員)
昨年の外部評価のフィードバックはあるのか。
PDCAのサイクルをしっかりするためには、評価に対するフォローが重要。
(事務局)
評価を受けた後、各部長は、その改善をどのようにしていくのかを含めて2次評価を行っている。それらを見ていていただければと思う。
(委員)
PDCAサイクルを意識するのであれば、来年度の外部評価の対象は去年と同じ施策を行うことでも良いのでないか。また、来年度外部評価をどのように行っていくのかを、検討すべきである。
(会長)
それらを、答申の中に加えても良い。但し、来年度については、全ての施策ではなく、サンプル方式で、いくつかの施策をピックアップし実施することとしたい。
(会長)
それでは、次に、「アウトソーシング計画について」事務局に説明を求める。
(事務局:「アウトソーシング計画について」説明)
(会長)
質問があれば伺いたい。
(会長)
先進他市の状況はどうか。
(事務局)
我孫子市では、約1100事業のうち79件の提案があり、採用は34件、民間企業の業務委託が多かったようだ。
(事務局)
市としては市民サービスの向上に結びつく提案をいただきたい。
(委員)
このスケジュールで提案を受け付け、アウトソーシングが実施出来るのか疑問である。
(委員)
業務参加事業提案書の書式が薄い。
どのようなものを求めるのか伝わってこない。
どの施策に寄与する提案とか記載できる欄を設けるべき、これだけだと担当部局もどれが良いのか判断できないのでないか。
(委員)
審議会が費やす時間は、どのくらいか。
(事務局)
全ての提案を審議いただくということではなく、実施本部で審議会の意見が必要と判断したものを審議いただくことを予定しているため、審議は、1日程度と考えている。また、提案の採用の可否と採用した場合の契約方法について、意見をいただきたい。
(委員)
提案者は、具体的な事業内容をどのように知ればよいのか。
(事務局)
事業一覧表に事業内容すべてを記載することは不可能なので、事業担当課に問い合わせもらうこととしている。
(委員)
事業担当課がきちんと説明できているのか心配。
(会長)
事業費に人件費は入れないのか。
(事務局)
人件費の算定が困難なため入れていない。
(委員)
アウトソーシングができない場合は市の職員は多忙になるのか
(事務局)
職員数が減っていくことから、是非、多くの提案をいただきたいと考えている。
(委員)
斬新なアイディアだけでなく金額が安ければよいという発想で良いのか。それでは、提案しにくいのでないか。
(委員)
募集が3か月では短い、本気でやるのであれば、特集号を組むなど、姿勢を見せるべき。
問題意識がある人でないと募集に気がつかないし提案は出てこない気がする。
(会長)
それでは、本日の議題については、以上で終了とする。
最後に事務局から次回の行財政改革審議会日程の説明を求める。
(事務局)
次回の行財政改革審議会は、5月24日木曜日午後2時から、市長から平成19年度の諮問を行いたいと考えている。
(会長)
それでは、以上で第9回行財政改革審議会を閉会します。
以上
平成19年3月29日
流山市行財政改革審議会
会長 浅井 昌之
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