平成19年度第6回会議録
- 日時
- 平成19年10月18日(木曜日)午後2時~5時まで
- 場所
- 市役所3階庁議室
- 出席委員
- 浅井委員、小口委員、鎌田恵子委員、紙田委員、坂本委員、洞下委員、増岡委員
- 欠席委員
- 井原委員、岩佐委員、大内委員、鎌田洋子委員、小林委員、清水委員、平井委員
- 傍聴者
- 1名
- 関係部署
- -
- 事務局
- 遠藤行政改革推進課長、福丸行政改革推進係長、佐藤主査、染谷主査
- 議事内容
- 別添議事録のとおり
- 議題
- アウトソーシング計画(市民提案)について
第2次アウトソーシング計画について
議事録(概要)
(会長)
開会宣言
(会長)
本日は、「アウトソーシング計画(市民提案)について」及び「第2次アウトソーシング計画について」を議題とする。
最終案は、本日、お手元に配布した。修正箇所について、事務局に説明願いたい。
(事務局)
アウトソーシング計画(市民提案)については、去る9月27日の審議会で「アウトソーシングに対する意見」をいただき、それを取りまとめ、各員にメールや郵送により送付し、意見がある場合は、10月5日までにいただくよう依頼をした。
いただいた意見及び平成18年3月の「アウトソーシング計画について(建議)」の趣旨を踏まえて、アウトソーシングの推進とアウトソーシング業務に対する意見を中心に、答申原案として取りまとめた。
これを各員にメールや郵送により送付し、意見がある場合は、10月16日までにいただくよう依頼をし、いただいた意見を加味して、本日お手元に配布した答申案とした。
それでは、答申案の説明の前に、平成18年3月の「アウトソーシング計画について(建議)」の概要を説明する。
この建議は、アウトソーシング計画の策定に際していただいたもので、アウトソーシング計画は新行財政改革実行プラン及び定員適正化計画とともに、今後の行財政改革を推進するための柱として位置づけ、事務事業全般にわたり、様々な手法でのアウトソーシングの可能性を検証し、行政からの提案とともに、市民からも提案できるような制度の確立を求めるものであった。
また、答申原案の作成にあたっては、この建議の趣旨を踏まえて整理すべきとの意見があったことから、事務局としても、建議の趣旨及び各委員からの意見に基づき、答申原案を作成した。
それでは、答申案について説明する。
まず、答申案は、前回の審議会での意見から、個別の提案に対する採否に関しては言及せず、アウトソーシングに対する総論とし、項目立てとして、アウトソーシングの推進、対象業務、その他に整理した。
また、前文には、個別項目に言及しない理由及び建議で述べられていた第三者機関の設置要望を記載した。
総論における原案からの修正箇所(修正箇所は、ゴシック体で表示)としては、(1)の「アウトソーシングの推進について」では、まず1に「目標との関連を明確にし」を追加した。
2から4は変更なし。また、5は、全文を追加した。
(2)のアウトソーシング対象業務では、1に「トップマネジメントに関する業務については」を、2に「研修企画案の立案、役職別研修」を、3には、「直営で行うべき事業、協働で行うべき事業、行政が責任を負うが外部委託も併せて」を追加した。
4については、いただいた意見と建議の趣旨に整合するよう整理し修正した。
(3)の「その他」は、いずれも追加意見である。
以上である。
(会長)
それでは、答申案に対し、意見があれば伺いたい。
(委員)
給与計算業務についてなど、アウトソーシングによる個人情報が漏えいについてはどのように対応するのか。
(事務局)
給与計算業務については、既に、一部をアウトソーシングしており、情報漏えいを抑制する契約条項を盛り込んでいる。
(委員)
定型的な業務として、給与計算業務を掲げているがいかがか。
研修企画の立案、役職別研修は定型な業務に含まれるのか。
(委員)
研修の企画立案は職員がすべきでないか。表現については、もう少し工夫すべき。
(会長)
表現については、本日いただいた意見を参考に修正したい。修正案は、会長・副会長に一任していただきたい。
(委員)
1 総論(1)アウトソーシングの推進について5の後段に「各事業者(提案者)を指導すべきである。」という表現は不要である。
(委員)
1 総論(3)その他の2のなかの、「十分」の文言の前に「事前に」を入れるべきである。
(会長)
それでは、意見も出揃ったようなので、採決したい。
先ほどいただいた意見を反映させ、原案のとおり、決定することに賛成の委員の挙手を求める。
(全員挙手)
全員一致なので、決定する。
当該答申は、11月2日に市長室で、市長に提出したい。
次に、議題の2「第2次アウトソーシング計画について」事務局から説明願いたい。
(事務局)
アウトソーシングについては、第1次計画を踏まえて、平成20年3月を目途として第2次計画の策定を予定している。
策定にあたっては、平成18年3月に建議をいただいた「アウトソーシング計画について(建議)」の趣旨及び先ほど採択いただいた答申を踏まえて、策定していく。
今回は、第2次計画の策定骨子を説明し、ご意見をいただきたいと考えている。
(骨子案説明)
(会長)
では、第2次計画の策定骨子について、ご意見があれば伺いたい。
(会長)
2次計画案はいつ頃できるのか。
(事務局)
11月6日行財政改革実施本部があり、その後になる。
(委員)
計画案の全体的な組み立てがわかりにくい。
「目的等」の後に、「現状と課題」、「対象事業」、これらを前提として、そして「担い手」について等々、と続くべき。1と2の間に「前提」を入れたほうが良い。
(委員)
第1次アウトソーシング計画との関係が不明。
(委員)
改定する部分は、別冊にすべき。
今後のスケジュールを入れるべき。
(委員)
計画だけでなく、実践も重要。両者のバランスが大事。
(委員)
アウトソーシングすることが、財政改革にもなっているか、検証する必要がある。
(委員)
「3 公共サービス改革法と官民(民間)競争入札」と先ほど採決した「アウトソーシング計画(市民提案)について答申」の1総論(2)の4に記載されている内容は矛盾しないか。
(事務局)
市民課の窓口を全てアウトソーシングするわけでないので矛盾しない。
単なる外部委託だけでなく、市民サービスを向上させることが本来の目的。
NPOなどの受け皿づくりも重要と考えている。
(委員)
「アウトソーシング計画」という名称では、その思いが伝わらない気がする。
(委員)
チェック機能を行政が行えばよい。ある意味、走りながら考えるべき。
問題点が見えてきたときスピーディに修正できるかが問題。
最近の市の行っていることをみると確かにグレードは上がっている。しかし修正のスピードが遅い点が気になる。
(委員)
取り返しのつくことは、早急に実施すべき。
(委員)
アウトソーシングの検証はどこで行うのか、市民サービスの低下を招かないように検証をきちんとしていかなければならない。
(会長)
では、意見も出尽くしたようなので、今後の日程について事務局に説明願いたい。
(事務局)
第6回の行革審は、11月21日(水曜日)午後3時あるいは3時30分から開催したい。詳細については、後日通知したい。
(会長)
それでは、以上で第6回行財政改革審議会を閉会します。
以上
平成19年10月18日
流山市行財政改革審議会
会長 浅井 昌之
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