平成19年度第4回会議録
- 日時
- 平成19年8月23日(木曜日)午後2時~5時まで
- 場所
- 市役所305会議室
- 出席委員
- 浅井委員、井原委員、小口委員、紙田委員、坂本委員、清水委員、洞下委員、増岡委員
- 傍聴者
- 1名
- 欠席委員
- 岩佐委員、大内委員、鎌田恵子委員、鎌田洋子委員、小林委員、平井委員
- 関係部署
- -
- 事務局
- 遠藤行政改革推進課長、福丸行政改革推進係長、佐藤主査、染谷主査
- 議事内容
- 別添議事録のとおり
- 議題
- 平成18年度新行財政改革実行プラン・アクションプログラムの進捗状況について
行政評価の外部評価について
議事録(概要)
(会長)
開会宣言
(会長)
本日は、「行政評価の外部評価に関する答申書の採択について」及び「新行財政改革実行プラン・アクションプログラム進捗状況について」を議題とする。
議題1「行政評価の外部評価に関する答申書の採択について」に関連し、8月6日及び17日に開催した各グループの代表による調整会議の内容を報告する。
8月6日の調整会議では、まず、各グループから提出された意見を基本的に尊重し、最終の答申案として取りまとめることを確認した。
この前提の中で、答申書の構成は、成果指標や評価表などの記入に関する意見等を「総論」、外部評価の対象施策15項目に関する意見等を「各論」、政策・施策に対する要望等を「附帯意見」とすることとした。
そして各グループから頂いた意見を1項目ずつ「総論」「各論」「附帯意見」の3項目に分類し、内容を整理し、取りまとめたものを、8月10日付けで郵送により委員各位に送付した。
その後、8月17日に調整会議を開催し、頂いた意見をもとに一部の項目について修正を行った。
では、修正箇所について、事務局から説明する。
(事務局)
答申案のアンダーラインが修正を行った箇所である。順を追って説明する。
まず、「総論」についてだが、各項目を「(1)成果指標の設定について」「(2)評価表などの記入について」「(3)その他」という3つの分類に整理するとともに、まちづくり達成度アンケートに関する項目については、「(1)成果指標の設定について」の中に組み入れ、内容を整理した。
「今後の外部評価について」の項目については、送付した案では別立ての項目であったが、冒頭部分に抜き出した。
次に「各論」についてだが、4ページの(6)2-3の2.については、当初の案では、附帯意見としていたが、成果指標などにも関係することから各論に移した。
5ページの(8)3-2の2.については、当初の案では、1.の文書の中に含まれていたが、意見を明確にするため分けて表記した。
6ページの(9)3-31.と2.については、意見を具体的に説明するためアンダーラインの部分を追加した。
6ページの(11)4-23.については、当初の案を送付後、追加意見とした。
7ページの(12)4-42.についても、当初の案を送付後、追加意見とした。
最後に附帯意見についてだが、8ページの(1)2-22.について、具体的な事例としてアンダーラインの部分を追加した。
当初の案の8ページに記載されていた(2)2-31.「増加する高層住宅に対応するため、近隣市との消防の広域組合の設置」及び2.「法令による配置基準等」については、アクションプログラムの答申に盛り込むこととした。
3-2「個性を生かす教育環境の基盤充実について」も附帯意見をいただいたが、各論として議論し、整理したので、附帯意見としては削除した。
(会長)
最終案に対し、意見があれば伺いたい。
(委員)
外部評価の実施に際しては、現在の体制で十分評価できるか疑問があった。
答申として何とかまとまってきたが、来年度の外部評価を実施するにあたっては、いろいろな方法を検討されたい。
(委員)
費用はかかるが、評価結果をコンサルタントに解説してもらい、評価員が評価する方式も考えられる。
(委員)
見る内容が多すぎるので、何を見るのか、絞るべき。
対象施策を絞る方向も検討されたい。
(委員)
外部評価結果について文章記載するのでなく、チェックシートを作成し評価する方法も検討されたい。
(会長)
それでは、意見も出揃ったようなので、採決したい。
原案のとおり、決定することに賛成の委員の挙手を求める。
(全員挙手)
全員一致なので、原案のとおり決定する。
当該答申は、8月24日に市長室で、市長に提出したい。
(会長)
次に議題2「アクションプログラムの進捗状況について」事務局の説明を求める。
(事務局)
「アクションプログラムの進捗状況について」は、7月26日に第3回行財政改革審議会を開催し、各項目の進捗状況について関係課長から説明を行った。
本日は、アクションプログラムの進捗状況について進捗状況報告書のページ毎にご意見をいただきたい。
(会長)
それでは、意見を伺いたい。
(委員)
項目10「外部評価制度の実施(行政評価システムの充実)」が75%になっている。責任ある評価を行ううえで限られた人員・財源等で評価を行うことは不可能である。来年度に向け対応を検討されたい。
(委員)
項目13「分かりやすい財政情報の提供」についてだが、行財政改革審議会に関わらず、財政改革の部分については、進んでいない印象である。行財政改革審議会なのだから、行革と財政が一体となって推進されたい。
(委員)
項目5「NPO等とのガイドラインの策定及び協働の促進」だが、形式的な内容しか記載されていない。果たして100%といえるか疑問である。他にも着手しているだけで100%になっているものが多く見受けられる。このような記載内容だけでは、どのような成果があったのか見えにくい。
(委員)
項目35「電子入札制度の導入」だが、平成18年度中に達成となっており、4月から実行するという記載であった。4月からの実施予定が遅れ6月実施になっても100パーセントといえるのか。
目標のために手段(制度)があるが、この報告書の内容では結果がみえない。データベース化したのは何のためなのか、わからなければ本当に100パーセントなのか疑問が残ってしまう。
(委員)
項目19「市税収納率の向上」だが、「向上に努めます」という文言が目標になっている。これは明確でない。実施目標に対するビジョンが明確でないため、評価しにくい。
実施時期の中に数値目標を入れるべきである。
項目52「職員福利厚生事業の見直し」と項目55「実務経験者の採用」のような目標設定の仕方では、進捗度は、必ず100パーセントになる。
アクションプログラムでは、目標・内容ともに「数値」もしくは「何をどのようにするか」を予め明確にする必要がある。
(委員)
項目53「職員数の抑制」には数字が入っている。このような進行管理が必要である。目標が明確だから遅滞理由が記載できる。
(委員)
項目15「財務指標の改善」は、達成できた理由が内的要因か外的要因か不明。
(委員)
項目24「公債費の抑制」だが、昨年指摘したときには「わかりました」といいながら、今年も同じ内容が記載されている。修正しないなら、その理由を説明する必要がある。
「努めます」「目指します」「進めます」等の記載が多い。目標があいまいな印象になってしまう。
(委員)
アクションプログラムで定めた項目について職員は日ごろの業務を行う際に、共有できるような機会を設けるべき。1年に1回だけのチェックでは、意味がない。改革項目を推進するためには、日常業務として落とし込む必要がある。
1人1人の職員の目標設定が必要である。何をどのようにするのかが表記されていない。
具体的に書くべき。
(委員)
何のために導入(実施)したかが大事。タウンミーティングをやったというだけでなく、どのような成果があったかが大事。それを付記すべき。
(何のためにという)目標を見据えた「インプット」がしっかり書かれていない。
(委員)
良くかかれている項目もある。このような良い例を他の項目にも広めてもらいたい。
(委員)
アクションプログラムについて、職員の理解を深めるため研修も必要でないか。
(会長)
では、意見も出揃ったようなので、事務局より今後の日程について説明願いたい。
(事務局)
答申素案として追加意見があれば8月31日までに提出願いたい。
(会長)
事務局から、次回の行革審の日程について説明願いたい。
(事務局)
第5回の行財政改革審議会は、9月27日に開催したい。
議題は、「新行財政改革実行プランの進捗状況に関する答申書の採択について」を予定している。
(会長)
それでは、以上で第4回行財政改革審議会を閉会します。
以上
平成19年8月23日
流山市行財政改革審議会
会長 浅井 昌之
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