ぐるっと流山 冊子「東深井古墳の森の歴史と植物」を寄贈
1500年超の歴史宿る古墳の森 「古墳発掘の歴史」と「植物調査の成果」を一冊に
令和4年1月17日(月曜日)、利根運河の生態系を守る会(新保國弘会長)の皆さんが市長室を訪れ、冊子「東深井古墳の森の歴史と植物」を寄贈しました。この冊子は、利根運河に隣接する公園で、1500年超の歴史が宿る東深井地区公園(通称:古墳公園)を対象に、古墳発掘の歴史や、3年間の草本と樹木の植物調査の成果を一冊にまとめたもので、「図書館や公立小・中学校などでの活用を」と合計100冊をいただきました。
新保さんは「この冊子が、歴史と自然などを目的に、利根運河や古墳の森に訪れる方が増える一助になることを願っています。また、「流山には、どこに、どんな森があるの」と聞かれたときに「流山にはこんな森もあります」と具体的にお話しする資料として活用いただければと思います」と発行にあたっての思いをお話しくださいました。
東深井地区公園は流山市で唯一の地区公園で、緑豊かな公園内には、遊具のほか、6世紀~7世紀前半の古墳群、森の図書館や市民プールもあり、市民の皆さんに広く親しまれています。井崎市長からは「たくさんの冊子を寄贈いただきありがとうございます。この調査結果をきっかけに、より多くの方がこの歴史ある自然の宝庫に興味を持ってくださると思います。今後もぜひ活動を続けてください」とお礼の言葉がありました。
寄贈された冊子は、市内の各図書館で貸し出しできるほか、流山おおたかの森駅前観光情報センターや利根運河交流館、環境政策課窓口などで閲覧できます。また、市内各公立小・中学校の図書館にも配架されています。写真や図表がふんだんに盛り込まれており、東深井地区公園を歴史と自然の2つのテーマで味わうことのできる一冊となっています。ぜひ、手に取ってご覧ください。
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