ぐるっと流山 DV防止講座 暴言の子どもへの影響

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ページ番号1022175  更新日 令和1年7月10日

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~DV被害女性と子どもへの支援の現場から~

写真:講演に集まった参加者

 令和元年6月30日(日曜日)、南流山センターで「暴言の子どもへの影響~DV被害女性と子どもへの支援の現場から~」を開催しました。講師にNPO法人女性ネットSaya-Saya代表・松本和子さんを招き、参加者27人がDVについて学びました。松本さんからはまず、日本のジェンダーギャップ指数(各国の社会進出における男女格差指標)は、経済と政治の分野に女性の参画が進んでいないため、G7の中で最下位であること。また、世界中で女性と子どもは抑圧されて暮らしてきた歴史や先進国といわれる日本はDVへの対応が遅れていることなどの話がありました。

写真:講演に集まった参加者2

 また、内閣府の調査により「女性の4人に1人は、配偶者から被害を受けたことがある」、「約10人に1人は何度も被害を受けている」、「被害を受けた女性の約4割は、どこにも相談していない」という結果が出ていること。DVは外からは分かりにくい。子どものためにと思って、被害を受けている状況から抜け出せずにいる女性がたくさんいることなどを、近隣で起こったいくつかの事件を織り交ぜながら説明されました。

写真:講師の松本さん

 松本さんは、「暴力や暴言はしつけではありません。子どもには、静かに、わかりやすく話すことが大切です」と話します。最後に「一人で頑張りすぎず、困ったときには誰かに相談しましょう。子どものためにだけ生きるのではなく、自分らしく。価値観、考え方、生き方はそれぞれで、人と違ってもよいのです」と締められました。参加者からは「DV、子どもとの関わり方、女性としての在り方など、広く深く勉強できて心が楽になり、元気で頑張ろうと思いました」、「暴言やDVの影響の深刻さを感じ、それを保護する、支援することが大事で、声を上げられない人にも届くようになればと思う」などの声が聞かれました。

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