ぐるっと流山 第9回流山ジャズフェスティバル始まる
八木中吹奏楽部が猪俣猛ジャズオーケストラと共演
第9回流山ジャズフェスティバルのオープニングを飾る「猪俣猛ジャズオーケストラコンサート」が令和元年6月22日(土曜日)、文化会館で開催されました。当日は、入梅のすっきりしない天候でしたが、会場内は乳幼児からご高齢の方までのファンでいっぱいに。今回のコンサートには、市内は元より、県内でも銚子市や大網白里市から、また、都内・茨城県・埼玉県・神奈川県など広範囲から聴きに来てくださいました。会場の皆さんはそれぞれにジャズのスタンダードをゆっくり楽しみました。
出演は、猪俣猛さん(ドラム/リーダー)をはじめ、仲兼一郎さん(トランペット)、羽毛田耕士さん(トランペット)、寺内茂さん(トランペット)、松木理三郎さん(トランペット)、内田日富さん(トロンボーン)、池田雅明さん(トロンボーン)、小林稔さん(トロンボーン)、渡辺亮さん(バストロンボーン)、熊本泰浩さん(アルトサックス)、澤田一範さん(アルトサックス)、右近茂さん(テナーサックス)、広津誠さん(テナーサックス)、菊地武さん(バリトンサックス)、西直樹さん(ピアノ)、加藤真一さん(ベース)。メンバー各自が、それぞれ自身のバンドをお持ちの日本ジャズ界をリードする皆さんです。
さまざまな楽曲が披露され、「Leap Frog」では「カエルの鳴き声」を声やトロンボーンで表現されていて、小さなお子様にも喜ばれたようです。流山ジャズフェスティバルの総合プロデューサー・猪俣猛さんが、それぞれの曲を演奏前に丁寧に解説され、アンケートには「ジャズを生で聴いたのは初めてでしたが、解説もあって分かりやすく、ファンになりました」という感想なども寄せられていました。
また、このコンサートでは、市内の小・中学校の吹奏楽部の皆さんと一緒に演奏できることを、猪俣さんが毎回楽しみにしているそうです。今回のゲスト出演されたのは八木中学校吹奏楽部の皆さんです。猪俣さんが主宰されるドラムスクールRCCなどの協力を得て、6月9日(日曜日)のワークショップなどで練習を重ねてこの日を迎えました。
部員の皆さんとプロのミュージシャンがひとつになって演奏した「テキーラ」では、エンディングに客席も一緒になって「テキーラ!」と叫ぶ一幕も。吹奏楽部の皆さんは、演奏後、スタッフの方々からの「緊張しないで演奏できましたか?」という問い掛けに、「めっちゃ、楽しかった!」と満面の笑みで答えていました。猪俣さんも部員の皆さんとの記念撮影に応じながら「いい演奏だったね」と激励されていました。
八木中学校吹奏楽との共演の「テキーラ」の後は、「Sing, Sing, Sing」です。猪俣さんがドラムを始めたきっかけの曲というだけあって、最後にあったドラムのソロパートは圧巻。トランペットやトロンボーン、サックスの皆さんも楽器を置いて猪俣さんのドラム演奏に大きな拍手を贈られていました。また、会場では実行委員の皆さんが募金箱を手に東日本大震災被災地復興支援を呼び掛けていました。
平成23年3月11日の東日本大震災から3カ月後に被災地の復興支援を呼び掛けて、実行委員会の皆さんによって流山で始まったジャズフェスティバル。教育委員会やさまざまな団体、協賛店のご協力をいただいて、今回で9年目を迎えました。第9回流山ジャズフェスティバルは、この日をスタートに9月8日(日曜日)にスターツおおたかの森ホールで開催される流山にお住まいのトランペット奏者・曽根麻央クインテットのコンサートまで、79日間にわたって17会場で26ステージが展開されます。お問い合わせは、生涯学習センター(流山エルズ)(電話04-7150-7474)へ。
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