ぐるっと流山 パパと一緒に洋菓子作り
令和元年6月23日(日曜日)、文化会館で「パパと一緒に洋菓子作り~みりん入りロールケーキを作ろう~」が開催されました。今回のイベントは、普段お菓子作りをする機会が少ないお父さんにも、お子さんとお菓子作りを楽しんでほしいと企画されました。定員6組のところ20組以上の応募があり、当選した6組12人の親子が参加しました。講師は、鰭ヶ崎の和菓子店「菓匠 美しまや」店主の水沼英夫さんです。水沼さんには今年2月に実施した「パパと一緒に和菓子作り~和菓子職人から学ぼう~」でも講師を務めていただきました。今回は和菓子屋さんならではの、みりん入りのロールケーキの作り方を教えていただきました。
まずは、水沼さんが焼いたロールケーキのスポンジを参加者みんなで試食しました。なかなか食べることのできない焼き立てのスポンジの美味しさに子どもたちは目を輝かせていました。生地作りでは、ミキサーを使って材料を混ぜました。美味しいスポンジケーキを作るには混ぜる速度にも気を付ける必要があるそうです。職人さんの手つきに子どもたちは興味津々でした。完成した生地を、クッキングシートを敷いた鉄板に広げていきます。均一に広げるのは意外と難しく、子どもたちはお父さんに手伝ってもらいながら作業をしていました。
生地をオーブンに入れて焼き始めると、みりんの甘い香りが部屋いっぱいに広がりました。子どもたちはオーブンをのぞき込んで焼き上がるのが待ちきれない様子でした。焼き上がったスポンジを冷ましている間にバタークリームを作りました。バターと液体が分離しないように、生クリームなどは少しずつ加えて混ぜるのが大切だと説明がありました。出来上がったバタークリームもみんなで試食しました。子どもたちからは「美味しい! もっと食べたい」と話していました。
最後はロールケーキの仕上げです。スポンジケーキの上にクリームをのせて巻いていきます。水沼さんからは「の」の字に巻くのがポイントだと説明がありました。実際にやってみると力加減が難しく、親子で苦戦しながら作業をしていました。「簡単そうに見えて難しいですね」とお父さんは話していました。出来上がったロールケーキは3時間ほど冷やしてから食べるのがおすすめということで、参加者は家で食べるのを楽しみにしながら持ち帰っていました。
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